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FXニュース:今夜米国市場再開と英国休場

FXニュース:今夜米国市場再開と英国休場

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FXニュース:今夜米国市場再開と英国休場

FXニュース:今夜米国市場再開と英国休場

東西FXニュース – 2023年12月26日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 長期金利低下時のドル売り
  • 来年早期の米国利下げ予想も
  • 日経平均株価続伸リスクオン
  • ボクシングデーの市場流動性
  • 米国実需見込んだ持ち高調整

今日2023年12月26日火曜日の日本の東京外国為替市場の9時頃から17時頃までの外為取引時間の対ドル円相場の為替レートは、円の高値でドルの安値の142円8銭前後から円の安値でドルの高値の142円40銭前後の値幅約32銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は142円31~32銭付近と、日本市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の142円41~43銭付近の前東京終値比で約10銭の小幅な円高ドル安であった。

ただし、今夜18時台の世界市場では、今夜この後の連休明けの米国市場に向けた実需や持ち高調整のドル買いも入ったことでは前東京終値比の小幅な円安ドル高を記録後に、今夜20時台には横ばいレンジ付近から再び小幅な円高ドル安にも転じている。

今日の為替相場の値動きの主な要因と時間に沿った世界FX市場のトレンド動向の分析はまず、昨日の東京外国為替市場では日本銀行 (日銀 / BoJ /Bank of Japan) の植田和男総裁の発言内容に特に変化がなく、また日銀の金利抑制の公開市場操作国債買い入れオペを受けて国内長期債の利回りが低下したことによる日米金利差拡大により、前東京終値比で円安ドル高に傾いた東京終値をつけていたが、昨夜の東京外国為替市場の終了後の世界FX市場では、クリスマスで欧米の主要市場が祝日休場で市場流動性が乏しい中で、週末市場やクリスマス市場で知られる通常は小規模な中東バーレーン市場で昨夜に世界的に流動性が高い安全資産でもあるドルが買われた後の売りの影響が、今朝早朝のシンガポール市場で来年早期の米国利下げ予想などによる今朝の米国長期金利低下の先行き感などから円買いドル売りの値動きの影響として、窓を開けながら今朝早朝の世界市場のFXチャートが始まっていた。

なお、昨日のクリスマスデー (Christmas Day) の翌日の今日も、英国式のボクシングデー (Boxing Day) の祝日などで連休の国が多数あり、今朝早朝のオセアニア市場のオーストラリアやニュージランドが休場だったほか、アジア市場でも香港が休場で、午後からの欧州市場ではドイツ、フランス、ポーランドノルウェースウェーデン、スイスと、世界三大市場の一つの英国ロンドン外国為替市場が休場であるが、他の世界三大市場の日本の東京外国為替市場は通常営業で、今夜の米国ニューヨーク外国為替市場も開場予定である。

今朝8時30分には日本の最新経済指標の発表があり、11月の失業率は前回と市場予想通りの2.5%の横ばいで、世界的にも完全雇用に近い低い失業率が継続しているが、その一方で、賃上げブームやセルフレジやオートメーション採用などの事業効率化の影響などもあり、11月の有効求人倍率は前回と市場予想の1.30に対し1.28に減少していた。

今朝8時50分には11月の日本企業向けサービス価格指数が発表され、前年同月比は前回の2.3%と市場予想の2.4%に対し2.3%と前回と横ばいで、市場予想ほどは日本企業向けサービス価格指数にはインフレは見られなかったが、日銀が目標とする「賃金上昇を伴う2%のインフレ達成」への確度が、来年のマイナス金利解除時期に関係しているという市場予想からは、日本の雇用市場は堅調さを保っているものの、有効求人倍数減少の競争率では企業の賃上げ継続にはやや疑問点も残り、マイナス金利解除時の企業ローン金利上昇に対する中小企業経営の強度や、住宅ローン金利などが論点に挙がる可能性も考えられている。

今朝9時頃から始まった今日の日本の東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時142円23銭付近と前東京終値比で約18銭の円高ドル安で、今朝早朝のシンガポール市場などでフェドウォッチ・ツール (CME FedWatch Tool) で来年3月の早期の米国利下げ予想が優勢だった影響で円買いドル売りが先行していた影響が見られた。

また、今朝9時55分の日本市場の仲値決済に向けては、欧米の主要貿易先がホリデー時期で輸入実需が減っていたことと比較すると、日本の国内輸出企業の円買いドル売りはあったことで、今朝9時54分頃に対ドル円相場が上昇し、一時142円8銭付近の今日の日本市場の円の高値でドルの安値を記録した。

ただし、ホリデー時期で市場流動性のリスクが残る世界市場では、今朝9時頃には世界的な安全資産でもある米国債が買われていた影響もあり、今朝の時間外取引米国債券市場で米国10年債の利回りが指標である米国長期金利が一時3.90%台に上昇していた時には円売りドル買いの抵抗もあり、ドルは円相場で反発した。

しかし、今朝9時台をピークに米国長期金利が低下を始め、午前11時台の一時3.88%台付近に向けてやや低下したことや、前日比で日本の長期債利回りが午後にやや上昇していたことでは、日米金利差縮小時の円買いドル売りが入った。

今日のアジア市場でも、中国人民銀行 (PBC / People’s Bank of China) が今日の人民元売買の基準値レートを元高ドル安に設定した影響が、対ドル円相場にもドル安圧として波及したため、円相場は再び反発したが、日本市場で今夜この後の米国市場の再開を控えた様子見の値動きも混じり始めた一方で、午後からの欧州英国市場には連休休場市場が多かったことでは、やや横ばいに近い値動きに転じた。

午後14時のアジア周辺市場では、東西を結ぶ投資市場のあるシンガポール市場で、シンガポールの最新経済指標の11月の星消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) の前年比が発表され、前回の4.7%と市場予想の3.8%に対し3.6%にインフレ鈍化を示したことで、シンガポールドルに対して米ドルが買い戻された値動きの影響も対ドル円相場に波及した。

午後15時15分の今日の東京株式市場では、日経平均株価が3万3305円85銭の終値と前日比51円82銭高で大引けしたことでは、リスクオン (リスク選好 / Risk-on) の円売りもあり、今夜この後の米国市場の再開を控えたドル実需を見込んだドル買いも、円相場に抵抗として影響を与え始め、午後16時27分頃にはドルは円相場で一時142円39〜40銭付近の今日の日本市場の円の安値でドルの高値を記録したが、昨夜17時の前東京終値は142円41〜43銭付近であったため、この時点では今朝早朝の円高分はまだ消化しておらず、また利益確定や持ち高調整の抵抗も混ざった。

このため、今夜17時の今日の東京外国為替市場のドル円相場の終値は142円31~32銭付近で、日本市場の前営業日同時刻にあたる昨夜17時の142円41~43銭付近の前東京終値比では、約10銭の小幅な円高ドル安になった。

また、夕方からの世界最大規模のFX市場の一つの英国ロンドン外国為替市場はボクシングデーの連休であったが、時間帯の近い世界市場で一部開場中の市場では、今夜から再開する米国市場に向けた輸入や投資実需などのドル買いや持ち高調整なども入ったことでは、今夜18時台には小幅な円安ドル高にも市場反転し、今夜18時51分頃にドルは円相場で一時142円53銭付近の前東京終値比で約22銭の円安ドル高も記録したが、今夜19時2分頃にもダブルトップの毛抜き天井の同高値を再記録したため、その後にはテクニカル分析的な売りサインのドル売りが入り、今夜20時頃には前東京終値比で横ばいに近い値動きになっている。

今夜この後には、22時頃からクリスマス連休明けの米国ニューヨーク外国為替市場が再開する予定のため、最新米国経済指標の発表予定や米国債入札予定などを控えており、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜23時に10月の米国住宅価格指数と10月の米国ケース・シラー米住宅価格指数、27時に米国2年債の入札予定などがあり、世界市場ではすでに米国市場に向けた持ち高調整や様子見なども始まっている。

一方、今日の欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は156円87〜88銭付近と、日本市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の156円92〜97銭銭付近の前東京終値比で約5銭の小幅な円高ユーロ安であった。

主な要因は、前回のクリスマスの東西FXニュースでもお伝えした通り、昨日の日本市場では日本銀行 (日銀 / BoJ) の植田総裁の発言や日銀の公開市場操作国債買い入れオペのオファーで国内長期金利が低下したために日欧金利差が拡大し円売りユーロ買いが入りやすくなっていたが、今日は英国や欧州の大市場がボクシングでーの連休で欧州ユーロに現地実需が少なく、主要通貨に対する円買い需要の方がやや高かった。また、来年の欧州利下げ予想に対し、来年は日銀がマイナス金利解除や大規模緩和金融政策の修正や出口に向かう市場予想も燻っている。

ユーロドルは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値1.1022〜1.1024ドル付近で、日本市場の前営業日同時刻にあたる昨夜17時の1.1011〜1.1015ドル付近の前東京終値では約0.11セントのユーロ高ドル安であった。

主な要因は、先週に欧州よりも米国のインフレ鈍化傾向が観測されていたことで、来年3月の米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の早期の米国利下げ予想が市場で優勢を保っており、今日の市場予想値のフェドウォッチ・ツール (CME FedWatch Tool) でも、来年3月の米国利下げ予想が0.25%の小幅利下げ予想値が、前日よりはやや下げたものの市場で確定値付近と考えられている70%を超える75.6%の優勢を保っており、一部の0.50%の大幅利下げ予想もまだ12.4%あることで、来年の米国の利下げ時期の方が同じく来年に利下げが予想されている欧州中央銀行 (European Central Bank) よりも早期になる市場予想が優勢さを保っていたなどことが影響を与えていた。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は180円64〜70銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨日17時の180円87〜93銭付近の前東京終値比で約23銭の円高ポンド安であった。

主な要因は、今日は英国市場がボクシングデーの連休で英国ポンドに実需が少ないことや、欧州ユーロと同様に、英国中央銀行イングランド銀行 (BoE / Bank of England) にも来年の利下げ予想が高まっているが、一方で日銀には来年のマイナス金利解除や大規模緩和金融政策の修正予想や出口に向かう期待があることなどが円買いに影響を及ぼしていた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2023年12月26日の日本時間(JST)20時36分(チャート画像の時間帯は、日本から時差で9時間遅れの英国ロンドン外国為替市場の冬時間 (GMT / JST-9) の11時36分頃) の人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 20:36の為替レート 日本市場前営業日17時の前東京終値時間比
ドル/円 142.37 〜 142.38 -0.04 (円高)
ユーロ/円 156.79 〜 156.80 -0.13 (円高)
ユーロ/ドル 1.1012 〜 1.1013 +0.0001 (ドル安)
英ポンド/円 180.70 〜 180.76 -0.17 (円高)
スイスフラン/円 166.03 〜 166.09 -0.15 (円高)
豪ドル/円 96.91 〜 96.95 -0.18 (円高)

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