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FXニュース:米小売売上高予想以下

FXニュース:米小売売上高予想以下

FXニュース:米小売売上高予想以下

FXニュース:米小売売上高予想以下

東西FXニュース – 2026年08月14日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

米ハマック総裁の発言米卸売物価指数下振れ米コアPPIは予想以上フーシ派が製油所攻撃日利上げ観測報道続くお盆休みの介入警戒感

今日2026年8月14日金曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の159円51銭付近から、円の高値でドルの安値の159円15銭付近の値幅36銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は159円19銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の159円35銭付近の前東京終値比で約16銭の円高ドル安であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場では日本政府の高市早苗政権が日銀の利上げを支持するとの観測報道が話題になった円買いが起きていたが、その日本市場終了後の昨夜の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場でも、コモディティ (Commodity / 商品先物) 市場で昨日の午後に一時1バレル83ドル台だった米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が上昇幅を縮小し、昨夜20時11分頃に一時1バレル81.25ドル付近となっていたエネルギー・インフレ圧の一時緩和に連れて、同時刻の時間外の米国債券取引で米国10年債券利回りが指標となる米国長期金利が一時4.674%付近に低下したため、世界的に流動性が高い基軸通貨で原油などの主要取引通貨のドルが債券利回りの金利差トレードの影響もあって売られ、昨夜20時12分頃にドルは円相場で一時159円25銭付近に下落した。

また、前日の米国市場で発表されていた7月米国消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) が市場予想通りの想定範囲内で以前より鈍化傾向が意識されていたことなどから、原油の世界的なエネルギー・インフレ圧の一時緩和に連れて、次回9月の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) における米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国政策金利据え置き予想が一時60%台に上昇しており、それに対する一部のタカ派の早期米国利上げ予想が一時30%台に後退し、先述の日銀利上げ観測報道などを受けた日米金利差縮小予想も債券利回りの金利差トレードの円買いドル売りと共に為替相場に影響を与えていた。

とはいえ、一部の次回の早期米国利上げ予想の後退後も一時30%台の燻りを見せているほか、前日の7月米国消費者物価指数 (CPI) は市場予想通りの上昇率でも依然として米国における物価安定と雇用最大化の二大責務を掲げる米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) のインフレ目標の2%を上回り続けていることでは、今年年内の米国利上げ予想は優勢さを保っており、特に中東情勢の先行き不透明感と警戒感が燻る中では「有事のドル買い」の影響による押し目買いなどのドルの買い戻し意欲も起きやすかったことでは、その後の米国市場で別のインフレ関連の最新米国経済指標の発表を控えた様子見もあり、ドルは円相場で下げ幅を縮小して昨夜20時59分頃には一時159円35銭付近の前東京終値と同レベルに買い戻される対ドルの円相場の「往って来い」を見せていた。

そのため、欧州市場と英国ロンドン外国為替市場の後半にあたる昨夜21時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時159円34銭付近であった。

米国市場では、昨夜21時15分頃から次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の投票権を持つ米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) 高官の米国クリーブランド連邦準備銀行 (連銀) のベス・ハマック総裁の発言があり、以前のFOMCの米国金利維持の多数決での決定の際にも0.25%の米国利上げ支持の反対票を投じていたうちの一人であることからタカ派として知られているが、「米国企業からは資金調達や借り入れに意欲的で投資継続の意思が伝わってくる、成長の機会を見出していることは素晴ら⁠しく、引き続きそうしてほしいと願うが、成長が過剰になれば、物価上昇に更なる圧力をかけることになり、インフレ圧力が一層と強まることだろう」とインフレ警戒感を示し、「米国インフレ率を、現状の3%超の水準から目標の2%に回帰させるためには、米国金融政策を通じて一定の抑制をかける必要がある」と強調し、依然として目標値よりも高水準の推移を続けている米国インフレ率の抑制に向けて、「FRBは直ち‌に米国利上げを実施すべきだ」という見解を改めて表明し、前日の7月米国消費者物価指数 (CPI) の発表後にも景気要因などのインフレ圧を指摘してインフレ警戒の姿勢を崩さなかったことから、昨夜21時17分頃のドルは円相場で一時159円38銭付近に上昇していた。

しかし、昨夜21時30分に発表された別のインフレ関連の最新米国経済指標の7月米国卸売 (生産者) 物価指数 (PPI / Producer Price index) は、前年同月比は前回の5.5%と市場予想の4.9%を下回る4.7%に下振れし、前月比は前回−0.3%は前回−0.1%に上方修正されたが市場予想の0.2%以下の0.0%と、市場予想以下であったことでは、発表時の昨夜21時30分頃にドルは円相場で一時159円25銭付近へと瞬時に急落した。

ただし、7月米国卸売 (生産者) 物価指数 (PPI) の食品とエネルギー除く物価基調的な7月米国PPIコア指数は、前年同月比が前回の4.7%と市場予想の4.1%に対し4.2%と市場予想以上であったことでは、昨夜21時31分頃にはドルは円相場で一時159円42銭付近に反発上昇したが、前月比では前回0.2%が前回0.4%に上方修正された一方で市場予想の0.3%以下の0.2%であったことでは、前日の想定内のCPIに続きPPIも想定範囲内との受け止めから、次回の米国利上げ予想は一時30%台で後退しており、それに対して日銀早期利上げ予想が上昇していた日米金利差予想の影響などもあり、米国債券市場での米国長期金利の低下と共にドルも円相場で反落を始めた。

なお、昨夜21時30分に同時発表された米国雇用関連の最新米国経済指標の前週分米国新規失業保険申請件数も、前回19.9万件が前回20.0万件に軟化の修正がされた上で市場予想の20.2万件よりも軟調な20.9万件であったが、前週分米国失業保険継続受給者数は、前回180.1万人が前回179.9万人に改善の修正がされた上で市場予想の179.5万人よりも堅調な177.7万人と強弱混合ではあった。

米国ニューヨーク債券市場では、最近米国債入札が続いており、同市場でも午前2時に米国30年債の入札を控えていたことなどもあり、日米金利差予想の影響に加えて世界的な安全資産でもある米国債には入札に絡む米国債買いの影響に伴う米国債券価格上昇時の利回り低下も起きており、先述の米国PPI発表後の早期米国利上げ予想の後退を受けて低下を始めていた米国長期金利が、コモディティ市場で米国WTI原油先物価格が昨夜23時11〜12分頃にかけて一時1バレル80.09ドル付近と80ドル台の市場底値を記録したことに連動して一時急落し、昨夜23時18分頃に一時4.61%台の市場低利回り圏に下げたため、原油や金利に連れやすいドルも円相場で昨夜23時15分に一時159円2.8銭付近に下落したほか、昨夜23時18分頃には一時159円2.5銭付近と更に下落し、同米国市場における円の高値でドルの安値を記録した。

しかし、テクニカル分析で一目均衡表の雲の下限の158円94銭付近にサポートラインが位置していたこともあり、ドルは円相場で159円割れを起こさずに二度目の安値圏を下抜けしない底堅さを見せたダブルボトム (Double bottom) からのドル買い戻しが入り始めたほか、コモディティ市場でも中東情勢の警戒感が根強く市場安値後の米国WTI原油先物価格の買い戻しが入り始めたが、中東情勢のニュース速報で中東イエメンの国営通信社サバ通信 (Saba News Agency) が、「イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、サウジアラビアの製油所をドローンで攻撃した」と報じたほか、米国経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル (WSJ / Wall Street Journal) も、「米国軍が空母ジョージ・ワシントン号を中東に派遣し、現在展開しているエイブラハム・リンカーン号と交代させる準備を進めている」と報道したことなどから、中東情勢の長期化への市場警戒感が再燃し、米国WTI原油先物価格の反発上昇に連れて米国長期金利も下げ幅を縮小し、ドルも円相場で反発上昇に向け始めた。

一方、中東情勢の長期化警戒の一方で、250日以上もイラン情勢で海上任務を遂行している米国海軍の空母のエイブラハム・リンカーン号については、「数千人の乗組員達が、食料不足や水道設備のカビと故障や疲労などで苦しんでいる」との乗組員の家族の懸念を伝えた観測報道のニュースなども長期化と共に増えており、「米国連邦議員達が米国国防総省に説明を求め、イラン戦争を巡るドナルド・トランプ米国政権に圧力」などのニュースもあり、米国民主党のカリフォルニア州のマイク・レヴィン下院議員は、「かびだらけのシャワー、壊れたトイレ、何週間も使えない洗濯設備、長期間お湯が出ない状況、食事はご飯半カップとトルティーヤ2枚だけ。石けんもデオドラントも歯磨き粉もない」と列挙したことでは、計画された交代の可能性も指摘されたが、撤退ではなく入れ替えであることから長期化に備えた先高観などから、米国WTI原油先物価格の買い戻しが続き、深夜24時29分頃には一時1バレル82.74ドル付近と82ドル台後半に反発していた。

また、イスラエルがイランによるドナルド・トランプ暗殺計画を警告したとの観測報道なども話題になり、米国とイランの交渉難航の可能性などから中東情勢の長期化が警戒されており、米国ニューヨーク債券市場では午前2時の米国債の入札後には米国長期金利も下げ幅を更に縮小し、午前2時33分頃に一時4.650%付近に反発していたため、「有事のドル買い」の影響もあってドルは円相場で午前2時30分頃に一時159円56.8銭付近と約159円57銭に上昇し、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

米国ニューヨーク株式市場でも、複数の米国インフレ指標発表後の米国長期金利の下げ幅縮小が限定的であったことなどもあり、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) が反発して小幅高の終値をつけたほか、米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は続伸の終値をつけたことから、米国主要株価三指数が揃って上昇した株価上昇時のリスク選好のリスクオン (Risk-on) の影響による世界的な安全資産としての米国債売りがあり、同株式市場の高値引け後の午前5時41分頃の米国長期金利は債券価格低下時の利回り上昇で一時4.653%付近と更に下げ幅を縮小したため、午前5時44分頃にもドルは円相場で一時159円56.8銭付近と約159円57銭に再上昇し、同米国市場における円の安値でドルの高値を再記録した。

ただし、前日の米国市場の終盤には一時4.70%台だった米国長期金利の反発幅が一時4.65%台と限定的であったことでは、米国市場の二度目の高値圏を上抜けしないテクニカル分析的なダブルトップ (Double top) の売りサインからのドルは円相場で上昇幅を縮小した。

また、噂などが先行していた観測リークに続き、欧米主要メディアの英国ロイター通信も、「米国政府が過去1年に渡り、イランがドナルド・トランプ米国大統領の暗殺を計画しているとの警告をイスラエルから複数回受けていた」ことが、「米国政府当局者1人と元当局者2人の話で分かった」と報じ、「米国側では確認できなかった」とした上で、今年の米国とイスラエルによるイランへの先行攻撃の前にも、「イスラエルが『イランの脅威は差し迫っている』と警告」し、それに先立っての米国諜報機関の分析では、今年に入ってからイランが核兵器を積極的に開発していないとの判断をしていたものの、「米国情報機関の分析にも関わらず、ドナルド・トランプ米国大統領は2月末にイランに対する軍事攻撃にイスラエルと踏み切った」との報道が話題になり、中東情勢長期化への米国内の抵抗圧力が今年の中間選挙前に意識されたこともあり、今朝6時前の米国WTI原油先物価格が一時1バレル81ドル台に上昇幅を縮小していた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の159円3銭付近から、円の安値でドルの高値の159円57銭付近の値幅約54銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は159円50銭付近と、前営業日同時刻の159円42銭付近の前ニューヨーク終値比で約8銭の円安ドル高をつけていた。

今朝早朝のオセアニア市場では、今朝7時から時間外取引が再開した米国WTI原油先物価格もブレイク前と同じ一時1バレル81ドル台から始まり、比較的小幅域の推移を続けていたことでは、原油などの主要取引通貨の追加のドル需要が弱かったため、続いて今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時159円44銭付近と今朝早朝のニューヨーク終値よりも下押ししており、前東京終値の159円35銭付近からの上昇幅を縮小していた。

日本はお盆休みの夏季休暇の時期となる市場流動性の減少観測により、以前のゴールデンウィークの大型連休中の様な市場流動性低下を狙った日本政府と日銀の為替介入への警戒感が世界市場でやや燻る中で、明日15日は土曜日にあたるため今日が前倒しの実質的な日本の貿易企業の決済日が集中しやすい5と10が付く日の五十日 (ごとおび / ゴトーび) ではあったが、今朝9時55分の日本市場の仲値決済に向けた日本企業の輸入実需の円売りドル買い需要はやや限定的となり、今朝9時12分頃の一時159円51銭付近へのドルの円相場での上昇が、今日の日本市場における円の安値でドルの高値となった。

しかし、前日と昨夜の米国インフレ関連の最新経済指標が市場の想定範囲内に留まったことを受けて、今日の時点でも金利先物市場の動向を元に市場予想値を算出することで有名な米国フェドウォッチ (FedWatch) ツールでは、次回9月の早期米国利上げ予想が一時30%台に後退した推移を続けており、それに対して昨日の日本市場時間の米国ブルームバーグ通信による日本政府の高市早苗政権の日銀利上げ支持観測報道後に、次回9月の早期またはその次の10月の日銀利上げ予想が市場で意識されていたことでは、お盆時期の市場流動性による日米金利差予想の影響による円買いが国内輸出企業の円買いドル売りと共に優勢になり、ドルは円相場で反落を始めた。

さらに、午後14時台のニュースでは、英国ロイター通信の日本語版が、「関係筋の話」として、「日銀が早ければ9月にも追加利上げを想定し、利上げペース加速も視野に入れている」と報じた観測ニュースの影響があり円買いが勢いを増し、午後14時40分と15時11分頃にドルは円相場で一時159円15銭付近に下落し、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

一方、今朝早朝の米国主要株価三指数上昇の影響を受けて、東京株式市場では今日の日経平均株価が朝からプラス圏で始まって上昇し、プラス圏の堅調な推移を続けていたが、連日での日銀早期利上げ観測報道の影響では国内金利警戒感がやや意識されて上昇幅を縮小したもののプラス圏に留まっていたことでは株価リスク選好のリスクオンの国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りの影響もあり、午後14時47分頃のドルは円相場で一時159円31銭付近への反発も交えており、午後15時30分頃に今日の日経平均株価は6万8713円80銭の終値をつけて前日比 405円21銭高の+0.59%の小幅高で大引けしていた。

午後からの欧州市場に続き、夕方から世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場が参入すると、中東から地理的に近い地域などがある欧州周辺での中東情勢の長期化に警戒した地政学リスクが、先述の世界的な産油国のサウジアラビアの製油所がフーシ派にドローンで攻撃されたニュースなどを受けて燻っており、日本市場で今朝11時頃に一時1バレル80ドル台まで売られた後の米国WTI原油先物価格の買い戻しが夕方16時14分頃などに一時1バレル82.99ドル付近に進み、連れて夕方16時18〜20分頃に米国長期金利も一時4.668%付近に上昇したためドルの買い戻しが入ったことでは、夕方16時23分頃にもドルは円相場で再び一時159円31銭付近に反発したが、日本のお盆の夏季休暇時期の週末を控えた為替介入警戒感も燻る中では円買いも入り、二度目を上抜けせず上昇幅を縮小した。

また、その後の今夜の米国市場で、米国景気関連の最新米国重要経済指標の7月米国小売売上高などの発表イベントを控えていたこともあり、景気要因のインフレ圧などのイベントリスクの様子見と為替介入警戒による持ち高調整なども入っていた。

このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は159円19銭付近で、昨日17時の159円35銭付近の前東京終値比で約16銭の円高ドル安になっていた。

今夜その後の米国市場では、最新米国重要経済指標などの発表予定があり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜21時30分に7月米国小売売上高と、23時に8月米国ミシガン大学消費者態度指数の速報値と6月米国企業在庫などを控える。

世界市場でも、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺および仲介国と関連国のパキスタンやオマーンなどの中東情勢と、原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と主要産油国サウジアラビアとイエメンの親イラン武装組織フーシ派の紅海とバブ・エル・マンデブ海峡などの中東・湾岸諸国のニュース続報が引き続き注視されており、原油などのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナ情勢の続報や、米中関係および日中関係などの世界情勢と世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズの分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に、世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料となっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は183円92銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨日17時の183円67銭付近の前東京終値比で約25銭の円安ユーロ高であった。

主な要因は、今日の日経平均株価が上昇し、リスク選好のリスクオンの国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りがあったことでは、日銀の早期利上げ予想の一方で、欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) の早期欧州利上げ予想の影響が続いていた欧州ユーロが円相場で上昇し、欧州と経済圏が近い英国ポンドも連れ高になっていた。

そのため、英国ポンドも、今日17時の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は215円17銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の214円84銭付近の前東京終値比で約33銭の円安ポンド高であった。

ユーロドルは、今日17時の東京外国為替市場の終値は1.1552ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1526ドル付近の前東京終値比で約0.26セントのユーロ高ドル安であった。

主な要因は、早期の米国利上げ予想後退がユーロドル相場に影響を与えたほか、外貨影響も波及していたが、中東情勢の長期化への警戒感が根強い中では小幅域に留まっていた。

なお、追記の速報として、今夜21時30分に発表された最新米国重要経済指標の7月米国小売売上高は、前月比が前回の0.2%と市場予想の0.1%を下回るマイナス圏の−0.6%に下振れし、自動車を除くコアの前月比も前回の−0.2%と市場予想の0.2%に対し−0.3%と市場予想以下であったため、発表を受けてドルは下落幅を拡大している。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年8月14日の日本時間(JST / Japan Standard Time) 21時31分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の13時31分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 21:31の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 158.69 〜 158.70 −0.65 (円高)
ユーロ/円 183.71 〜 183.72 +0.05 (円安)
ユーロ/ドル 1.1576 〜 1.1578 +0.0052 (ドル安)
英ポンド/円 215.00 〜 215.06 +0.22 (円安)
スイスフラン/円 195.74 〜 195.80 −0.22 (円高)
豪ドル/円 112.47 〜 112.51 +0.18 (円安)

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FXニュース:米ISM製造景況上振れ

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東西FXニュース – 2026年08月04日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 円買い為替介入後調整
  • 米主要株価三指数続伸
  • 米イラン警告原油反発

IMFの自由変動相場制

  • 日経平均株価小幅反発

今日2026年8月4日火曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の高値でドルの安値の157円23銭付近から、円の安値でドルの高値の157円84銭付近の値幅約61銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は157円79銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の156円74銭付近の前東京終値比で約1円5銭の大幅な円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、先週の日本政府と日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) と米国財務省と米国ニューヨーク連邦準備銀行の日米協調介入に韓国も関与していた可能性などの観測報道があったことに続き、昨日の朝の日本市場時間中にも日本政府と日銀のサプライズの追加介入があり為替介入への警戒感が燻ってはいたが、その影響で昨日の朝9時45分頃のドルが円相場で一時155円23銭付近と5月6日以来の安値になっていたことでは、世界的に流動性が高い基軸通貨で主要取引通貨であるドルの安値後の買い戻しが円相場で入り、昨夜17時の東京終値の頃に一時156円74銭付近だったドルは円相場で昨夜18時43分頃には一時157円14銭付近に下げ幅を縮小していた。

しかし、昨日の朝の日本市場で連日での為替介入観測が起き始めた時間の対ドル円相場が157円台後半であったことから為替介入警戒感が意識されたほか、日銀当座預金残高の見通しから7月31日実施分の日本の円買い為替介入規模が5兆円程度に留まる可能性への観測観測があったことから更なる追加介入への余力を市場に感じさせたことや、週末に報じられていた米国のイランの大規模攻撃中止報道を受けた地政学リスク緩和により、欧州主要株価指数の独DAX (Deutscher Aktien-index) が上昇し、株価リスク選好のリスクオン (Risk-on) の欧州ユーロ買いが対ドルで起き、コモディティ (Commodity / 商品先物) 市場でも昨夜18時台に一時1バレル80ドル台だった米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が昨夜20時台には一時1バレル79ドル台に下げていたため、原油などのコモディティの主要取引通貨のドルが売られた影響では、昨夜20時51分頃のドルは円相場で一時156円58銭付近に反落していた。

米国市場に向けたドル実需もあったことでは、欧州市場と英国ロンドン外国為替市場の後半にあたる昨夜21時頃から時差で始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時156円66銭付近であったが、原油先物のエネルギー・インフレ圧緩和に連れて米国債券市場でも米国10年債券利回りが指標となる米国長期金利が4.7%台割れの4.6%台で下げており、昨夜21時頃の一時4.677%付近から昨夜21時7分頃の一時4.674%付近の市場低利回り圏になったため、この時間の米国WTI原油先物価格が一時1バレル78ドル台に下げ始めていたこともあり、原油や金利に連れやすいドルも円相場で昨夜21時14分頃に一時156円59銭付近に下押ししていた。

週末に米国のイランへの大規模攻撃を中止したことを述べていた米国政府のドナルド・トランプ大統領が、米国市場後半にも仲介国経由のイランとの話し合いがある可能性を仄めかすような発言をしていた影響などもあり、これまでにもイラン側は米国との交渉を否定はしていたものの期待感がやや燻っていたことでは、米国WTI原油先物価格は、昨夜22時41分頃には一時1バレル78.43ドル付近とこの日の市場安値圏の78ドル台前半にまで下げたため、原油に連れてドルも円相場で昨夜22時42分頃には一時156円30銭付近に下げていた。

ただし、米国市場では最新米国経済指標の発表が始まり、昨夜22時45分の最新米国景気指標の7月米国製造業購買担当者景気指数 (PMI / Purchasing Managers’ Index) 改定値は、前回速報値と市場予想の53.8を上回る53.9に上方修正されたことでは、米国景気要因のインフレ圧が意識され、米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の先週の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の米国政策金利維持の後にも今年年内の米国利上げ予想が優勢であった日米金利差予想の影響もあり、ドルは円相場で反発した。

また、イランが合意に応じなければ中止を表明していた米国軍のイランへの大規模な軍事攻撃に踏み切る可能性も示されていたことなどから中東情勢の長期化への市場警戒感も根強く、コモディティ市場でも市場安値後の米国WTI原油先物価格の買い戻しが入り始めて昨夜23時前から米国WTI原油先物価格が一時1バレル79ドル台に反発していた世界的なエネルギー・インフレ圧の影響などもあり、ドルの円相場での買い戻しが入った。

続いて、昨夜23時に発表された最新米国重要経済指標の7月米国ISM (Institute for Supply Management index / 全米サプライマネジメント協会) 製造業景況指数が前回の53.3と市場予想の53.9を上回る55.6に上振れして2022年5月以来の高水準となり、個別指数でも生産や雇用が上昇したことが明らかになると、米国景気要因のインフレ圧に連動する様に昨夜23時1分頃の米国長期金利も一時4.697%付近に反発し、原油や金利に連れやすいドルも円相場で昨夜23時14分頃には一時156円62銭付近に反発していた。

しかし、同時発表されていた6月米国建設支出の前月比は、前回0.1%が前回.0.0%に下方修正された上で市場予想の0.2%を下回るマイナス圏の−0.1%に下振れしており、連日での為替介入警戒感の中で早期の利益確定や持ち高調整の抵抗も交えたことでは、昨夜23時16分頃のドルは円相場で一時156円23銭付近に反落し、同米国市場における円の高値でドルの安値を記録した。

とはいえ、米国WTI 原油先物価格の買い戻しが続き、深夜24時台の一時1バレル80ドル台に向けていたことでは、世界的なエネルギー・インフレ圧に加えて、市場予想以上の米国景気要因のインフレ圧が意識された市場安値後のドルの買い戻しが起きており、深夜24時52分頃にはドルは円相場で一時157円4銭付近と157円台に反発していた。

ドルの買い戻しが円相場だけでなく、米国の円買い欧州ユーロ売りの日米協調為替介入があった対ユーロでも起きたていた外貨影響の波及などもあり、時差先行の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場が終了し、昨夜17時に先行発表されていた米国と比較可能な欧州ユーロ圏の最新欧州景気指標の7月欧州製造業購買担当者景気指数 (PMI / Purchasing Managers’ Index) 改定値が前回速報値と市場予想の52.0以下の51.9に下方修正されており、昨夜17時30分の7月英国製造業購買担当者景気指数(PMI) 改定値も前回速報値と市場予想の52.8を下回る51.9への下方修正であったことに対し、先述の昨夜22時45分の7月米国製造業購買担当者景気指数 (PMI) 改定値は前回速報値と市場予想の53.8を上回る53.9に上方修正されたことなどもあって、利益確定と持ち高調整や為替介入警戒感の抵抗を交えた後にもドルは円相場で米国市場終盤の今朝5時29分頃には一時157円22.6銭付近に買い戻され、この約157円23銭が同米国市場における円の安値でドルの高値となった。

ただし、米国主要企業の決算報告の影響が続いていた米国ニューヨーク株式市場では、米国重要景気指標上振れの影響などもあり、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) と米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) が揃って大幅高に続伸して終値をつけた影響があり、先行して大幅高で終えていた欧州株式市場に続いて欧米株価上昇時のリスク選好のリスクオンの影響も燻っていたことでは世界的に流動性が高い基軸通貨で安全資産でもあるドルは円相場で今朝5時58分頃にも一時157円22.5銭付近と市場高値圏に再上昇はしたものの、日米協調為替介入後の市場警戒感もあり上抜けはしなかった。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の156円23銭付近から、円の安値でドルの高値の157円23銭付近の値幅約1円で、今朝6時頃のニューヨーク終値は157円18銭付近と、前営業日同時刻の157円40銭付近の前ニューヨーク終値比で約22銭の円高ドル安をつけていた。

今朝早朝のオセアニア市場では、米国政府のドナルド・トランプ大統領の米国ホワイトハウスでの発言が報じられており、「第1段階」として「我々が話し合っているのは、ホルムズ海峡を明日までに全面開放することだ」と述べ、「第2段階」は「イラン核問題の議論で、それには多少時間がかかる」と述べていたことや、イランとの協議について、「これが「『斬首』前の最後のチャンスだ」と警告し、イランが交渉合意に応じなければ週末に中止を表明していた米国軍の大規模な軍事攻撃を行う可能性を改めて示し、指導者の排除を意味する「斬首作戦」を示唆した観測報道があったが、イラン・イスラム共和国外務省のイスマイル・バガイ報道官は、これに先立ち、「米国とは交渉を行っていない」と主張していたことも伝わり、「現在交渉中なのはホルムズ海峡の管理について対岸国オマーンとの協議のみ」として、イラン高官が、「米国との交渉予定はない」と述べていたことなども伝わり、それに対して、ドナルド・トランプ米国大統領は、「交渉を求めてきたのはイラン側の方なのに、信じられないほどの二枚舌だ」と非難し、ホルムズ海峡での米国軍によるイランの港湾封鎖について、「合意か全面降伏しない限りは、何一つイランには通さない」と警告するなど中東情勢の長期化が警戒され、今朝7時から時間外取引が再開した米国WTI原油先物価格も一時1バレル80ドル台で高止まりしていたことから、今朝7時3分頃のドルは円相場で一時157円44銭付近に買われていた。

今朝8時46分頃にはドルは円相場で一時157円67銭付近にも上昇していたため、続いて今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値も一時157円36銭付近と157円台で、156円台だった前東京終値比では円安ドル高に転じていたが、昨日は朝9時台に為替介入が起きたことから警戒感があったことでは、今朝9時24分頃のドルは円相場で一時157円23銭付近に戻し、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

しかし、今日の日本市場のニュースでは、先週の日米協調介入について、日本の円買いドル売りの為替介入資金として日本が保有する米国債が大量に売られると米国債券価格低下時の利回り上昇で米国長期金利が上昇することを警戒した米国政府が日本の保有する米国債を担保にドルを融通したことなどへの観測報道が話題になっていたほか、国際通貨基金 (IMF / International Monetary Fund) 基準で、「為替介入は、半年で3回以内、または1回あたり3営業日以内であれば自由変動相場制とされる」ことが指摘され、今日でその3営業日以内を超えることから、今日の日本市場では円高によるトヨタの減益予想後や前日の株売り後でもあり、為替介入警戒感がやや緩和された円売りとドルの買い戻しも入り始めたことでは、中東情勢の警戒感による「有事のドル買い」の影響などもあり、昨日に為替介入が起きていた仲値決済が今朝は無事に通過したこともあって円売りドル買いが優勢になり、今朝11時27分頃のドルは円相場で一時157円75銭付近に上昇した。

なお、7月30日から始まった3営業日連続との市場観測の日本政府と日銀の円買いの為替介入規模の総計について、市場推計ではおよそ12兆〜13兆円規模との観測も伝わったが、日本政府の片山さつき財務大臣は、為替介入の効果について、「特にお答えすることはできない」とノーコメントで、「米国は日本の経済政策を評価している」と述べ、前日の日米協調の追加介入を躊躇しないという強い姿勢と比べると、今日はやや円安牽制トーンが弱かったことでも、前日までの大幅な円高ドル安進行後の利益確定や持ち高調整が入りやすかった。

今日は東京株式市場でも日経平均株価がプラス圏に反発して始まり、一時はマイナス圏に反落もしたものの市場終盤にも再び買い戻しが入ってプラス圏に反発し、午後15時30分頃に今日の日経平均株価が6万3957円53銭の終値をつけ、前日比202円63銭高の+0.32%の小幅高で大引けした株価影響による国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りがあったほか、午後に中東情勢の警戒感が続いていた米国WTI原油先物価格が一時1バレル81ドル台に上昇したことに連れて、時間外の米国債券取引で米国長期金利が一時4.7%台に上昇していた時間があり、午後からの欧州市場と夕方からの世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場の参入でドルが買い戻されやすい地合いになっていた影響もあり、夕方16時43分頃のドルは円相場で一時157円84銭付近に買われ、今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。

このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は157円79銭付近で、昨日17時の156円74銭付近の前東京終値比では約1円5銭の大幅な円安ドル高になっていた。

今夜この後の米国市場では、最新米国経済指標の発表予定などがあり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールでは、今夜21時30分に6月米国貿易収支、今夜23時に6月米国雇用動態調査 (JOLTS / Job Openings and Labor Turnover Survey) 求人件数と、同時刻に6月米国製造業新規受注も控えている。

世界市場では、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺および関連国などの中東情勢と、原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡などの中東・湾岸諸国のニュース続報が注視されており、ロシアとウクライナ情勢の黒海や地中海周辺への中東情勢の影響拡大懸念などもあって、原油などのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、米中関係および日中関係などの世界情勢や、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料になっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は181円65銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の180円66銭付近の前東京終値比で約99銭の円安ユーロ高で、その後の欧州市場ではポンド円に連れて大幅域にも達している。

主な要因は、日米協調介入ではユーロ円も前日に大幅な円高ユーロ安が進行後であったため、高値後の円売りによる欧州ユーロや英国ポンドなどにも買い戻しが入っていた。

そのため、英国ポンドも、今日17時の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は212円4銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の210円97銭付近の前東京終値比で約1円7銭の大幅な円安ポンド高であった。

ユーロドルは、今日17時の東京外国為替市場の終値は1.1511ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1526ドル付近の前東京終値比で約0.15セントのユーロ安ドル高であった。

主な要因は、中東情勢の警戒感による地政学リスク回避の欧州ユーロ売りに対し、原油に連れやすいドルに「有事のドル買い」の影響もあって買い戻しが入っていたことに加えて、ドル円の為替介入後のドルの円相場での買い戻しの外貨影響などもユーロドル相場に波及していた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年8月4日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 20時28分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の12時28分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 21:38の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 160.39 〜 160.41 −3.31 (円高)
ユーロ/円 184.21 〜 184.23 −3.07 (円高)
ユーロ/ドル 1.1484 〜 1.1485 +0.0047 (ドル安)
英ポンド/円 215.22 〜 215.28 −3.12 (円高)
スイスフラン/円 197.76 〜 197.82 −2.54 (円高)
豪ドル/円 112.43 〜 112.47 −1.33 (円高)

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FXニュース:米FRBのFOMC控え

FXニュース:米FRBのFOMC控え

FXニュース:米FRBのFOMC控え

FXニュース:米FRBのFOMC控え

東西FXニュース – 2026年07月29日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 米国利上げ時期の予想
  • 米イスラエル首脳会談
  • イランが米軍基地攻撃
  • 日経平均株価大幅続落
  • 日銀会合控えた調整も

今日2026年7月29日水曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の163円88銭付近から、円の高値でドルの安値の163円28銭付近の値幅約60銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は163円69銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の163円79銭付近の前東京終値比では約10銭の円高ドル安であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) が米国現地時間の昨夜7月28日から今夜7月29日 (時差先行の日本時間では翌日7月30日未明まで) にかけて開催する2日間の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の米国政策金利決定イベントに向けた持ち高調整の中で、今年年内の米国利上げ予想が市場で確定値と考えられている70%をこ超える90%付近の優勢さを保っていたが、米国利上げ時期については市場予想が分かれており、今月の米国政策金利維持予想が市場確定値の70%以上から一時63.7%付近に後退したことに対し、一部のタカ派の早期米国利上げ予想値が一時36.5%台後半に上昇したため金利差予想のドル買いが起きたことなどでは、昨夜19時45分頃にドルは円相場で一時163円95.2銭付近に上昇し、昨日の東京高値を上抜けた日通しの高値を更新していた。

しかし、先日7月23日に1986年以来の円安ドル高を更新した一時163円99銭付近には164円台を前にしたテクニカル分析的なレジスタンスライン (Resistance line/ 上値抵抗線) が位置していたことなどからその手前付近からはイベント前のイベントリスクの持ち高調整の影響などもあって利益確定のドル売りの抵抗が入り始めたことでは、ドルは円相場で上昇幅を縮小したため、欧州市場と英国ロンドン外国為替市場の後半にあたる昨夜21時頃から時差で始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時163円93銭付近であった。

市場予想の影響により、先週末から米国軍がイランへの連日攻撃を一時停止したことに対してイラン側も報復を控えているとの観測を受けて、コモディティ (Commodity / 商品先物) 市場では米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が昨夜17時50分頃に一時1バレル79.80ドル付近にまで下げていたが、イラン側は現時点では米国との直接会談はしていないと前日の米国政府のドナルド・トランプ大統領の交渉継続示唆の発言を否定していたため、中東情勢の先行き不透明感が燻っていたことでは、昨夜21時過ぎの米国WTI原油先物価格は一時1バレル81ドル台後半に反発しており、米国債券市場でも原油先物のエネルギー・インフレ圧に連れて昨夜17時48分頃に一時4.619%付近に低下していた米国10年債券利回りが指標となる米国長期金利が昨夜21時11分頃に一時4.635%付近に反発したため、債券利回りの金利差トレードのドルの買い戻しが入ったことでは、昨夜21時11分頃のドルは円相場で一時163円93.6 銭付近と約163円94銭までレジスタンスラインの手前で買い戻されて、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、先ほどの欧州市場と英国ロンドン外国為替市場で記録していた一時163円95銭付近をドルが円相場で上抜けしないレジスタンスライン手前での天井感があったことでは、この日から始まった日本時間で7月30日未明までの米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の米国政策金利発表のイベントの他にも、7月30日に英国中央銀行イングランド銀行 (英中銀 / BoE / Bank of England) の英中銀金融政策委員会 (MPC / Monetary Policy Committee)  の英国政策金利発表と7月30〜31日の日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) の日銀金融政策決定会合の日本の政策金利発表とそれぞれの会合後の定例記者会見での中銀トップの要人発言のイベントを控えていることなどから、イベントリスクのポジション調整が入りやすかったことでは、市場高値後のドルの利益確定や持ち高調整が入り始めたことでは、ドルは円相場で再び上昇幅の縮小に向けた。

米国市場では、昨夜21時30分に最新米国経済指標の発表が始まり、6月米国卸売在庫の前月は市場予想の0.4%に対し前回と同じ0.3%の堅調な需要観測で、昨夜22時の5月米国S&Pケース・シラー住宅価格指数の前年同月比も前回1.1%が前回1.2%に上方修正された上で市場予想の1.3%以上の1.6%で、5月米国住宅価格指数の前月比も前回マイナス圏だった−0.1%と市場予想の0.1%以上のプラス圏の0.3%と市場予想以上の米国需要と住宅インフレ圧があったことでは、イベントリスクのポジション調整の中でもドルは円相場でやや下げ渋っており、163円台後半の推移を続けていた。

続いて、昨夜23時に発表された7月米国リッチモンド連銀製造業指数が前回の4と市場予想の7を下回る5に下振れし、同時刻のコンファレンス・ボード (The Conference Board / 全米産業審議会) の7月米国消費者信頼感指数も前回の91.2と前回上方修正の92.2と市場予想の92.4を下回る90.8に下振れすると、米国景気要因のインフレ圧が市場予想以下であることから、一部のタカ派の早期米国利上げ予想が一時の30%台後半から一時30%前半に向けた後退を見せ始めたため、昨夜23時17分頃の米国長期金利は一時4.616%付近に反落したことはドルの円相場での上値を抑えたが、根強い米国住宅インフレ圧なども市場で意識されていたことでは、この時間にも米国WTI 原油先物価格が一時1バレル81ドル台の推移を続けていた世界的なエネルギー・インフレ圧の影響などもあり、米国長期金利が昨夜23時53分頃に一時4.623%付近に反発したため、連れて昨夜23時57分頃のドルも円相場で一時163円89銭付近に反発していた。

しかし、深夜24時過ぎのニュースでは、米国政府のドナルド・トランプ大統領とイスラエル政府のベンヤミン・ネタニヤフ首相の米国ホワイトハウスでの米国イスラエル首脳会談が始まり、米国とイランとの和平協議における停戦違反問題の一つであったイスラエル軍によるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃問題などについて話される可能性があることなどから、中東情勢の仲介国経由での米国とイランの和平協議再開に向けた市場期待感が一時再燃し、イランは米国と直接交渉はしていないとしたものの「仲介国が米国からのメッセージを伝えてくることはある」ことは認めていたため、中東情勢の長期化による原油などのエネルギー供給懸念や地政学リスクが一時緩和され、米国WTI原油先物価格が午前1時頃に一時1バレル78ドル台前半に急落したため、世界的なエネルギー・インフレ圧の緩和に連れて米国長期金利も午前1時前に一時4.593%付近と4.6%台割れに急落したため、原油や金利に連れやすい世界的に流動性が高い基軸通貨で原油などのコモディティの主要取引通貨のドルも売られて一時急落し、午前1時頃のドルは円相場で一時163円64.7銭付近と約163円65銭と同米国市場における円の高値でドルの安値を記録した。

また、一部のメディアが、「パキスタンやエジプト、カタールなどの仲介国が、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書 (MOU / Memorandum of Understanding) を近く復活させることができるとみている」という観測報道を報じたことなども、世界市場で話題になっていた。

とはいえ、米国政府のドナルド・トランプ大統領とイスラエル政府のベンヤミン・ネタニヤフ首相の実際の首脳会談の内容については、以前の電話会談のクレイジー発言などが話題になっていたことから内容が注目されていたもののライブ中継などがなく、観測報道では中東情勢についての互いの意見の相違点の話し合いが中心となるとされていたが報道陣の立ち入りも禁止され、会談後に米国ホワイトハウス報道官が、「首脳会談は前向きで実り多いものだった」と述べ、イスラエル首相報道官も、「イスラエルはドナルド・トランプ米国大統領の選択なら何でも支持する」と表明するに留まったことでは、詳細不明による中東情勢の先行き不透明感が燻り、午前1時台に一時1バレル77ドル台後半の市場安値圏にまで売られていた米国WTI原油先物価格に買い戻しが入り始めたことでは、市場安値後のドルも円相場で反発を始めた。

米国ニューヨーク債券市場では、午前2時に米国7年債入札があり、債券入札に絡む米国債買いで米国債券価格上昇時の利回り低下が起きた影響では、一時4.6%台に反発していた米国長期金利が午前2時過ぎに一時4.597%付近と4.6%台割れを起こす抵抗も混ざったが、午前2時10分頃からは再び4.6%台で再上昇を続け、市場終盤の午前5時57分頃の一時4.613%付近に向けていたことでは、今年年内の米国利上げ予想に一部の早期米国利上げ予想が燻っていたことなどもあり、債券利回りの金利差トレードのドルの買い戻しが入り、午前5時37分頃のドルは円相場で一時163円89銭付近に買い戻されていた。」

一方、米国主要企業の決算報告の影響が続いている米国ニューヨーク株式市場では、一時急落後の米国WTI原油先物価格の買い戻し幅が株引け前に一時1バレル79ドル台までとやや限定的であったエネルギー・コストの企業決算影響への警戒感緩和の影響では、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) が前営業日比の+1%強の大幅高で続伸し、米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) も前営業日比で小幅続伸となったが、前日にもA半導体株売りなどが起きていた世界的なハイテク株価比率の高い米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は前営業日比の小幅安で続落し、一部株価下落を受けた安全資産の米国債の買い戻しが混ざっていたことでは、米国長期金利の再上昇がやや鈍かったことはドルの円相場での上値を抑えていた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の安値でドルの高値の163円94銭付近から、円の高値でドルの安値の163円65銭付近の値幅約29銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は163円85銭付近と、前営業日同時刻の163円75銭付近の前ニューヨーク終値比では約10銭の円安ドル高をつけた。

今朝早朝のオセアニア市場では、中東情勢のニュース続報で、先週末の米国軍のイランの連日攻撃の一時停止を受けて報復を控えていると観測されていたイランが、「米国軍基地を攻撃した」と伝わったことから、今朝6時前に一時79ドル台で取引が一旦終了していた米国WTI原油先物価格が、今朝7時から時間外取引の再開時に一時1バレル80ドル台後半に上昇して始まり、今朝7時26分頃に一時1バレル82ドル台後半に急騰し、今朝7時32分頃からの一時1バレル83ドル台に向けたため、原油に連れやすい主要取引通貨のドルに「有事のドル買い」が起きた影響では、今朝7時26分頃のドルは円相場で一時163円89銭付近に上昇した。

米国ニュースサイトのアクシオス (Axios) によると、日本時間の今朝早朝に、「イランがヨルダンの米国軍基地に向けて複数の弾道ミサイルを発射した」と報じられ、これに対して米国中央軍も、「全てのミサイルを迎撃した」と公式に声明を発表したことから、中東情勢の長期化への警戒感が高まり中東情勢の停戦期待が後退したが、米国軍が迎撃し米国兵に死傷者が出ていない模様との観測であったことでは、今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時163円87銭付近であった。

日本市場では、今朝の仲値決済に向けた日本企業の輸入実需の円売りドル買いが中東情勢の「有事のドル買い」と共に先行した影響では、今朝9時8分と12分頃にドルは円相場で一時163円88.4銭付近に買われたほか前後にも高止まりを見せており、これが今日の日本市場における円の安値でドルの高値となった。

しかし、月末が近いことでは、円建て決算用の国内輸出企業の円買いドル売りも入り始めたほか、今日が今月のスポット取引の直物取引の末日にあたることもあって、日米金融政策イベントを控えた利益確定や持ち高調整の円の買い戻しも入りやすかったことでは、今朝11時37分頃のドルは円相場で一時163円66銭付近に反落した。

また、東京株式市場では、昨日の日経平均株価の大幅下落後に今朝は一時買い戻しが入って前日終値比のプラス圏に反発して始まっていた今日の日経平均株価が、中東情勢の長期化警戒に加えて、昨日の夕方の震度マグニチュード7.1との観測だった熊本地震の今日のニュース続報でイオンモールの爆発や日本製紙工場の煙突などの建物の一部崩壊や火災後の被害状況の拡大と余震警戒などを受けた株の買い控えの影響などもあって再びマイナス圏に反落し、午前の部をマイナス圏で安値引けした後に、午後の部が更に下げて始まり、大幅続落に向けた日経平均株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) による国内第一安全資産の低リスク通貨の円買いが起きた影響もあり、午後13時45分頃のドルは円相場で一時163円28銭付近まで売られ、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

午後15時30分頃に、今日の日経平均株価は6万1434円19銭の終値をつけて、前日比930円73銭安の−1.49%の大幅続落で大引けした。

午後からの欧州市場の参入では、この時間が現地の朝にあたるため、今朝のオセアニア市場や日本市場と同様に、中東情勢の停戦期待がイランの米国軍基地攻撃により後退した「有事のドル買い」が再び燻ったドル買いが入り始めていたことでは、日経平均株価の大引け後の株価影響の円買いが収束するなか、午後15時39分頃のドルは円相場で一時163円58銭付近に買い戻された。

夕方からの世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場の参入でも、「有事のドル買い」が燻ったが、早期米国利上げ予想が一時30%割れ付近に後退した時間があったことでは、夕方16時22分頃の米国長期金利が一時4.614%付近に下げていたため、この時間のドルは円相場で一時163円49.6銭付近に下押ししたが、その後には早期米国利上げ予想が再び30%台前半から中盤から後半に向け始めたためドルが円相場で再び反発し、今夜17時0分の1分間の値動きの中で一時163円69.6銭付近まで買い戻されて、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は163円69.1銭付近と約163円69銭の東京終値をつけたが、昨日17時の163円79銭付近の前東京終値比では約10銭の小幅な円高ドル安となった。

今夜この後の米国市場では、日本時間の明日未明午前3時にあたる27時に米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) 終了後の米国政策金利と声明の発表のイベントがあり、その後の27時30分頃からFRBのケビン・ウォーシュ議長のライブ中継での定例記者会見における要人発言のイベントもあることが世界的な注目を集めている。

今夜の欧州英国市場時間の米国フェッドウオッチ (FedWatch) の市場予想値では、今回の米国政策金利の据え置き予想が60%台付近の優勢ではあるが、一部のタカ派の早期米国利上げ予想も30%台付近で燻っており、サプライズ利上げへの警戒感なども観測されている。

また、米国株式市場でも、米国主要企業の決算報告予定が続いており、明日早朝の米国株引け後には米国マイクロソフトと米国メタ・プラットフォームズなどの決算報告も控えている。

英国市場でも、明日7月30日の夜に英国中央銀行イングランド銀行 (英中銀 / BoE / Bank of England) の英中銀金融政策委員会 (MPC / Monetary Policy Committee) を控え、日本も明日7月30日から明後日7月31日にかけて日銀金融政策決定会合が予定されており、その後の記者会見での植田和男総裁の要人発言などのイベントも控えている。

世界市場では、引き続き、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺および関連国などの中東情勢と、原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡などを含めた中東・湾岸諸国のニュース続報が注視されており、原油や天然ガスなどのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナの黒海問題などの穀物等のコモディティ供給懸念や、米中および日中関係など世界情勢に加え、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料となる。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は186円57銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の186円17銭付近の前東京終値比で約40銭の円安ユーロ高であった。

主な要因は、今日の日経平均株価の大幅続落による国内第一安全資産の円買いの影響では午後13時45分頃に欧州ユーロも円相場で一時186円18銭付近まで売られたが、午後からの欧州市場の参入では日米金融政策イベントを控える中で月末を控えた持ち高調整の欧州ユーロの買い戻しが優勢になり、また中東情勢の影響による原油価格反発による低リスク通貨の円の貿易赤字リスク増加による売り要因に対して、世界的なエネルギー・インフレ圧を受けた今年年内の欧州利上げ予想も意識されたため、欧州ユーロが円相場で上昇した。

その外貨影響の波及もあり、ユーロドルも、今日17時の東京外国為替市場の終値は1.1398ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1367ドル付近の前東京終値比では約0.31セントのユーロ高ドル安であった。

英国ポンドは、今日17時の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は217円74銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の217円73銭付近の前東京終値比で約1銭の小幅な円安ポンド高であった。

主な要因は、明日7月30日の夜20時に英国中央銀行イングランド銀行 (英中銀 / BoE / Bank of England) の金融政策委員会 (MPC / Monetary Policy Committee) のイベントも控えており、イベント前の持ち高調整と様子見などの値動きが混在していた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年7月29日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 20時41分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の12時41分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 20:50の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 163.92 〜 163.93 +0.41 (円安)
ユーロ/円 186.31 〜 186.32 −0.12 (円高)
ユーロ/ドル 1.1361 〜 1.1362 −0.0036 (ドル高)
英ポンド/円 217.62 〜 217.68 −0.41 (円高)
スイスフラン/円 199.92 〜 199.98 −0.62 (円高)
豪ドル/円 114.13 〜 114.17 −0.33 (円高)

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注意:

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FXニュース:今夜から米FOMC開始

FXニュース:今夜から米FOMC開始

FXニュース:今夜から米FOMC開始

FXニュース:今夜から米FOMC開始

東西FXニュース – 2026年07月28日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • イラン現在米対話せず
  • 高市首相積極財政発言
  • トランプ大統領の発言
  • 米年内利上げ時期予想
  • 日経平均株価大幅下落

今日2026年7月28日火曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の163円84銭付近から、円の高値でドルの安値の163円67銭付近の値幅約17銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は163円79銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の163円52銭付近の前東京終値比で約27銭の円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、先週金曜日の夜の中東情勢のニュースで、「仲介国が米国とイランの和平交渉再開を模索している」と報じられたことに続き、週末に「米国がイランへ攻撃を一時停止」し、「イランも米国への報復を控えている」と報じられたことなどから、交渉再開への期待感が高まったことでは、昨日の週明けのコモディティ (Commodity / 商品先物) 市場で米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が一時1バレル83ドル台に急落し、昨夜18時台には一時1 バレル82ドル台に下落幅を拡大したことでは、世界的に流動性が高い基軸通貨で原油などのコモディティの主要取引通貨のドルに「有事のドル買い」の巻き戻しとなるドル売りが起きていた影響では、昨夜18時3分頃のドルは円相場で一時163円49.8銭付近に売られていた。

しかし、昨日の夕方のニュースでは、イラン・イスラム共和国の外務省報道官が、「現在は米国との対話や交渉を行っていない」と発言したと報じられるなど、中東情勢の先行き不透明感や不確実性などへの市場警戒感によるドルの買い戻しが入り始めていたほか、昨夜18時頃から日本政府の高市早苗首相の記者会見があり、これまでにも日本の拡張的な積極財政懸念の高市トレードの円売りの一因となってきた「積極財政」についての発言があったことでは、ドルは円相場で昨夜18時19〜20分頃かけて一時163円61銭付近に反発していた。

中東情勢の先行き不透明感と不確実性への警戒感が燻るなか、昨夜19時台には米国WTI原油先物価格が一時1バレル83ドル台に反発し、世界的なエネルギー・インフレ圧に連れて、時間外の米国債券取引でも米国10年債券利回りが指標となる米国長期金利が下げ幅を一時4.64%台に縮小していたため、原油先高観や債券利回りの金利差トレードの影響を受けやすいドルは円相場で昨夜20時59分頃までに一時163円65銭付近に上昇した。

その影響から、欧州市場と英国ロンドン外国為替市場の後半にあたる昨夜21時頃から時差後行で始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値も一時163円65銭付近であった。

米国市場では、最新米国経済指標の発表があり、昨夜21時30分の6月米国耐久財受注は、前月比の前回−4.5%が前回−4.0%に上方修正された強さの一方で市場予想の1.8%よりも弱い0.3%に下振れし、輸送用機器を除くコアな前月比も前回1.3%は前回1.8%に上方修正された一方で市場予想の0.8%以下の0.6%とやや強弱混合していた。

しかし、今夜7月28日から米国現地時間の7月29日 (時差先行の日本時間では翌日7月30日未明) にかけて2日間の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) を米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) が開催する米国政策金利決定イベントが注目されており、欧州と比較した米国景気要因のインフレ圧が意識されていたことに加えて、昨夜21時台からコモディティ市場で米国WTI原油先物価格が一時1バレル84ドル台前半に再上昇し、昨夜22時台の一時1バレル84ドル台後半に向けていたため、米国インフレ抑制のために次回の米国政策金利の据え置き予想が今日時点の一時64.2%付近に向けて市場で優勢であった一方で、一部の早期の米国利上げ予想が一時35.8%付近に向けて上昇し、今年年内の米国利上げ予想が続く中でも、1週間前には市場で確定値と考えられている70%を超えていた次回の米国金利据え置き予想が70%割れの60%台に後退した一方で、次回の早期米国利上げ予想が30%台後半に上昇しており、一部のタカ派の金利予想の影響を受けて米国長期金利が昨夜21時台から一時4.65%台への上昇を始めており、日米金利差予想と債券利回りの金利差トレードのドル買いが入り、昨夜21時40分頃のドルは円相場で一時163円71銭付近に上昇していた。

米国ニューヨーク債券市場では、昨夜22時58分頃には米国長期金利は一時4.664%付近と4.66%台に乗せて上昇し、昨夜23時58分頃の一時4.666%付近の市場高利回り圏に向けていたため、今年年内の米国利上げ予想が意識されるなかで日米金利差予想の円売りドル買いと債券利回りの金利差トレードの主要通貨に対するドル買いが入った影響では、昨夜23時頃と23時35分頃にドルは円相場で一時163円76.9銭付近に上昇したほか、昨夜23時36分頃に一時163円77.1銭付近に買われていた。

この日の米国ニューヨーク債券市場では、深夜24時30分の米国2年債入札と午前2時の米国5年債入札があり、入札に絡む米国債買いに伴う米国債券価格上昇時の利回り低下が他の種類の米国債券にも波及したことなどから午前1時35分頃の米国10年債券利回りが一時4.636%付近に一時反落した債券利回りの金利差トレードのドル売りが起きた時間があったほか、今週は7月30〜31日に日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) も日銀金融政策決定会合も控えており、昨日までに日本政府の高市早苗首相や片山さつき財務大臣などが金融政策については日銀に委ねるとの独立性を配慮した円の買い戻しが入った一方で、米国政府のドナルド・トランプ大統領が、「米国政策金利は引き下げられなければならない。米国よりも金利が低い国々がある。米国の金利は世界で最‌も低⁠水準にあるべきだ」と発言して米国政治圧懸念が燻っていた午前1時37分頃にドルは円相場で一時163円58.9銭付近と約163円59銭に売られ、同米国市場の円の高値でドルの安値を記録した。

また、ドナルド・トランプ米国大統領は、米国ミシガン州の集会に向かう大統領専用機のエアフォースワン内で記者団に対し、米国が現在イラ‌ンの仲介国を通じて良好な協議を行っていることを示唆した上で、今後の交渉と合意について、「何かが起こる可能性が高い」と発言しており、中東情勢のイラン問題に対処する時間は「十分にある」と述べたほか、ロシアがイランに軍事的な情報提供などの‌⁠支援をしているかどうかの質問に対し、「(ロシア政府のウラジーミル・)プーチン大統領に聞いてみる」と返答し、その後のミシガン州での集会でも、イランについて、「力で打ち負かすしかない」との見解を示した一方で、「現段階では非常に友好的な協議が行われている」と改めて発言した影響では、「イランと会談を行う。良い結果につながる可能性がある」などの大統領発言を受けて、米国が特に攻撃再開を急がずに仲介国経由での交渉再開に向ける可能性への市場期待感が燻ったが、これまでにも米国側の見解とイラン側の見解が食い違っていたことが何回もあったため、イラン側が米国と現在交渉していないと否定的で、米国内でのイラン軍攻撃の支持率低下を受けた今年の米国中間選挙に向けた支持率のためのリップサービスの可能性もあることでは、中東情勢への期待感の一方で警戒感も根強く、「有事のドル買い」の影響による市場安値後のドルの買い戻しが入り始めた。

米国ニューヨーク債券市場では、米国債券入札後には他の年度の米国債買いの影響が収束した一方で、今年年内の米国利上げ予想が意識されており、ドナルド・トランプ米国大統領が米国利下げ要求を続けていた一方で、今年5月から自身の指名で就任した米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) のケビン・ウォーシュ議長について、「素晴らしい人物だが、⁠ケビン・ウォーシュ議長にはFRBがあり、そのFRBのメンバーは⁠極めて政治的だ」と指摘し、「自身はウォーシュ議長の理解者」と主張したことでは、米国政策金利の決定についてはFRB議長に理解を示す姿勢も見せたことでは以前と比較すると米国政治圧要因によるFRBの独立性懸念のドル売りは弱く、午前2時47分頃の米国10年債券利回りが一時4.655%付近に反発するなど、今年年内の米国利上げ予想の影響が続いていたことではドルは円相場で反発上昇し、午前3時59分頃にドルは円相場で一時163円79.9銭付近と約163円80銭に買われ、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

米国主要企業の決算報告の影響が続いていた米国ニューヨーク株式市場では、先週よりも原油先物コストなどが一部の市場期待感により緩和されていたことでは、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) と米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) は前営業日比で小幅高の終値をつけたが、先週末に米国経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル (WSJ / Wall Street Journal) が米国オープンAI (OpenAI) の世界最大規模の約5000億ドル(約81.5兆円) のデータセンター計画に米国エヌビディア (NVIDIA) が約2500億ドル (約40.75兆円) の融資保証を提供することを検討しているなどと報じていたことから循環投資や財務懸念から米国AI半導体関連株などが売られたことなどを受けて、世界的な米国ハイテク株比率の高い米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は前営業日の小幅安で続落の終値をつけており、一部株価下落を受けたリスク回避のリスクオフ (Risk-off) で安全資産としての米国債券買いも混ざっていたこともあり、今朝6時頃の米国長期金利が一時4.649%付近に反落していた影響では、債券利回りの金利差トレードのドル売りも入ってドルは円相場で小幅に反落しており、前ニューヨーク終値比では小幅な円高ドル安のニューヨーク終値に向けていた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の163円59銭付近から、円の安値でドルの高値の163円80銭付近の値幅約21銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は163円75銭付近と、前営業日同時刻の163円83銭付近の前ニューヨーク終値比では約8銭の小幅な円高ドル安をつけていた。

今朝早朝のアジア・オセアニア市場では、中東情勢のホルムズ海峡や紅海での封鎖などによるコモディティの原油や天然ガスなどのエネルギー供給問題だけでなく、黒海でもウクライナとロシアの攻撃応酬の影響により小麦などの穀物やエネルギー輸出の供給懸念が浮上していたほか、最近の異常気象で史上最強レベルのエルニーニョ現象への警戒感による世界的な食料供給懸念によるコモディティのインフレ圧が意識され、今朝早朝6時前に米国WTI原油先物価格が一時1バレル81ドル台に売られて一時取引終了していた今朝6時1分頃に一時163円67銭付近まで売られていたドルは円相場で、今朝7時の取引再開後の米国WTI原油先物価格が一時1バレル82ドル台に反発していたこともあり、原油などのコモディティの世界的な主要取引通貨であるドルは円相場で今朝8時54分頃には一時163円79銭付近に反発上昇していた。

今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時163円78銭付近であったが、日本市場の今朝9時55分の仲値決済に向けた日本企業の輸入実需の円売りドル買いが入り始めたことから、今朝9時8分頃のドルは円相場で一時163円84.4銭付近に上昇し、今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、原油やエネルギーだけでなく食料輸入などのコモディティにも世界的なインフレ圧が警戒された一方で、今朝の仲値決済後には月末を前にした国内輸出企業の円建て決算用の円買いドル売りも入り始めたことでは、今朝10時2分頃のドルは円相場で一時163円71.7銭付近に上昇幅を縮小した。

また、今朝早朝の米国ニューヨーク株式市場でAI半導体株などのハイテク株価比率の高い米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ Composite) が続落していた影響の波及もあり、今朝の東京株式市場でもAI半導体で有名な日本キオクシアホールディングス株が制限値幅下限のストップ安まで売られたほか、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体株が売られ、ソフトバンクやフジクラなどのAI関連株も売られたため、今日の日経平均株価がマイナス圏から始まり大幅な下落を見せて午前の部を大幅安で引けたことから、日経平均株価下落時のリスク回避のリスクオフによる国内第一安全資産の低リスク通貨の円の買い戻しが入り、今朝11時52分頃のドルは円相場で一時163円67.7銭付近と前東京終値比の上昇幅を更に縮小した。

今日の日経平均株価は、東京株式市場の午後の部でもマイナス圏の推移を続けて、午後15時30分に6万2364円92銭の終値をつけ、前日比2566円27銭安の−3.95%の大幅安で大引けしたため、株価リスクオフの国内第一安全資産の円の買い戻しの影響があった午後15時42分頃にドルは円相場で一時163円67.1銭付近と約163円67銭まで売られ、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

午後から参入した欧州市場でも、午後15時台に米国WTI原油先物価格が一時1バレル80ドル台に売れられたことに連れて時間外の米国債券取引で米国長期金利が一時4.618%付近に低下した影響ではドル売りが入った時間があったが、その後の米国WTI原油先物価格が一時1バレル81ドル台に反発し、連れて米国長期金利も今夜16時台に一時4.623%付近に反発した影響などによるドルの買い戻しが入ったことでは、夕方からの世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場参入後の主要取引通貨のドル買いの影響や、中東情勢やウクライナに地理的に近い地域のある欧州ユーロに対する有事に備えたドル買いの影響などがあり、夕方16時50分と52分頃にドルは円相場で一時163円79.5銭付近に反発し、日米金利差予想の影響も燻る中で前東京終値比の円安ドル高の東京終値に向けた。

このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は163円79銭付近となり、昨日17時の163円52銭付近の前東京終値比で約27銭の円安ドル高になった。

また、今夜その後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、ドルは円相場で東京高値を上抜けて、今夜19時45分頃に一時163円95銭付近にも上昇している。

今夜この後の米国市場では、米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) が2日間の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の初日を開始するほか、最新米国経済指標発表と米国債入札なども控えており、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールでは、今夜21時30分に6月米国卸売在庫、今夜22時に5月米国住宅価格指数と5月米国S&Pケース・シラー住宅価格指数、今夜23時に7月米国リッチモンド連銀製造業指数と7月米国消費者信頼感指数、26時に米国7年債入札などを控えているほか、株式市場でも米国主要企業の決算報告などの影響が続いている。

今夜7月28日から米国現地時間の29日 (日本時間では翌日未明) の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の開催を受けて、米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の高官達はイベント前から発言自粛のブラックアウト (Blackout) 期間になっているが、英国でも今週は7月30日に英国中央銀行イングランド銀行 (英中銀 / BoE / Bank of England) の英中銀金融政策委員会 (MPC / Monetary Policy Committee) を控えており、日本も今週7月30〜31日に日銀金融政策決定会合と記者会見での要人発言などのイベントを控えている。

世界市場では、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺および関連国などの中東情勢と、原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡などを含めた中東・湾岸諸国のニュース続報が注視され、原油や天然ガスなどのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナの黒海問題などによる穀物などのコモディティの供給懸念や、米中および日中関係など世界情勢に加えて、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料となっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は186円17銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の186円38銭付近の前東京終値比で約21銭の円高ユーロ安であった。

主な要因は、今日の日経平均株価の大幅下落を受けた株価リスク回避のリスクオフの国内第一安全資産の円の買い戻しの影響があったことに対し、株価リスクや地政学リスク回避で欧州ユーロや英国ポンドが売られやすかったことが円相場の影響を与えていた。

そのため、英国ポンドも、今日17時の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は217円73銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の218円9銭付近の前東京終値比で約36銭の円高ポンド安であった。

ユーロドルは、今日17時の東京外国為替市場の終値は1.1367ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1398ドル付近の前東京終値比では約0.31セントのユーロ安ドル高であった。

主な要因は、世界的なコモディティのインフレ圧懸念を受けて、今年年内の米国利上げ予想に一部の早期の米国利上げ予想が意識された金利差予想の影響があったほか、中東情勢の地政学リスク回避などの有事のドル買いの影響も根強く、株価リスク回避でも欧州ユーロが円だけでなく世界的な流動性の高さから安全資産でもあるドルに対しても売られていた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年7月28日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 20時50分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の12時50分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 20:50の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 163.92 〜 163.93 +0.41 (円安)
ユーロ/円 186.31 〜 186.32 −0.12 (円高)
ユーロ/ドル 1.1361 〜 1.1362 −0.0036 (ドル高)
英ポンド/円 217.62 〜 217.68 −0.41 (円高)
スイスフラン/円 199.92 〜 199.98 −0.62 (円高)
豪ドル/円 114.13 〜 114.17 −0.33 (円高)

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FXニュース:ドル円一時163円超え

FXニュース:ドル円一時163円超え

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東西FXニュース – 2026年07月22日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 中東緊迫化有事のドル
  • トランプ攻撃予告続く
  • 1986年以来円安更新
  • 日財務相達の口先介入
  • 日銀利上げペース報道
  • 明日欧ECB理事会控え

今日2026年7月22日水曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の163円21銭付近から、円の高値でドルの安値の162円67銭付近の値幅約54銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円91銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の162円61銭付近の前東京終値比で約30銭の円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、 日本政府の経済財政運営と改革の基本方針の骨太の方針と日本成長戦略を閣議決定で日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) の独立性配慮の修正が市場観測の想定範囲内の注釈程度に留まり、高市早苗政権の拡張的な積極財政による財政懸念の高市トレードの円売り要因が維持された一方で、中東情勢の米国とイランの攻撃応酬激化への警戒感が続き、世界的な原油などのエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡封鎖に続き、その迂回ルートでサウジアラビアの石油輸出港などが位置していた紅海のバブ・エル・マンデブ海峡 (Bab al-Mandab Strait) もイエメンの親イラン組織フーシ派が即時封鎖を宣言した原油供給懸念が高まり、昨夜20時52分頃のコモディティ (Commodity / 商品先物) 市場で米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が一時84ドル付近に上昇し、世界的に流動性が高い基軸通貨で原油などの主要取引通貨のドルに「有事のドル買い」が起きたため、昨夜20時34分と52〜58分頃にかけてドルは円相場で一時162円75銭付近に上昇していた。

中東情勢のニュース続報を受けては、中東と地理的に近い地域などがある欧州ユーロ圏の地政学リスク回避の欧州ユーロ売りに対する安全資産も世界的に流動性が高いドルであったことから、ドル円に162円台後半での日本政府と日銀の為替介入警戒感の抵抗が混ざる中でも、ユーロドルなどの他の主要通貨へのドル上昇の外貨影響が対ドル円相場に波及していた。

時間外の米国債券取引でも、原油高を受けた世界的なエネルギー・インフレ圧の影響や米国景気要因のインフレ圧などによるインフレの抑制のために今年年内の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) における米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国利上げ予想が再び市場で意識されたことなどから、米国10年債券利回りが指標となる米国長期金利が4.6%台に上昇しており、昨夜20時11分頃には一時4.610%付近にも達していたことなどから債券利回りの日米金利差トレードの円売りドル買いも為替相場に影響を与えていたが、世界的な安全資産としての米国債の買い戻しの抵抗も入ったことや、欧州インフレ懸念による欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会にも今年年内の欧州利上げの可能性が意識されたことは欧米金利差予想の抵抗となったほか、米国市場に向けて買い戻された米国債券価格に連動して米国10年債の利回りが昨夜20時59分頃に一時4.606%付近と上昇幅を4.61%台から4.60%台にやや縮小した時間があったことでは、ドルも円相場で上昇幅を一時やや縮小した。

その影響から、欧州市場と英国市場の後半にあたる昨夜21時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時162円73銭付近となり、昨夜21時台に米国WTI原油先物価格が一時1バレル83ドル台前半にまで戻す一時抵抗を交えていたエネルギー・インフレ圧に連れて、昨夜21時台に米国長期金利も一時4.601%付近まで上昇幅を縮小した債券利回りの金利差トレードの影響の抵抗があったことでは、昨夜21時51分頃のドルは円相場で一時162円69.8銭付近と約162円70銭に上昇幅を縮小し、この時間が同米国市場における円の高値でドルの安値となっていた。

しかし、中東情勢のニュース続報では、前日の米国政府のドナルド・トランプ大統領の報復警告と米国軍の連日攻撃の後にも、「イラン軍が湾岸地域の米軍施設を攻撃している」と報道されたほか、米国国務省が全世界の米国民と関連施設向けに、「中東地域以外でも米国の外交施設が攻撃の標的とされてきた」として「世界各地の米国や米国人に関連する施設がイランを支持する勢力の標的とされる可能性がある」という注意喚起を発出したことを、日本の外務省なども海外渡航情報として欧米などの日系企業および金融機関などに通知するなど、中東情勢の緊迫化と更なる攻撃拡大が世界的に警戒され、一時1バレル83ドル台に戻す抵抗を交えていた米国WTI原油先物価格が一時バレル84ドル台後半に反発上昇し、昨夜23時35分頃の一時1バレル85.03ドル付近の85ドル台に向けた更なる上昇を見せたため、原油先高観に連れて米国長期金利も昨夜22時41分頃には一時4.641%付近に上昇しており、その後も4.63%台付近の高止まりを見せていたため、債券利回りの金利差トレードの主要通貨に対するドル買いが起き、昨夜23時54分と57分頃のドルは円相場で一時163円4銭付近と、1986年12月以来の円安ドル高の163円台に乗せて上昇した。

さらに、米国政府のドナルド・トランプ大統領の発言が話題になり、イランの‌主要ウラン濃縮施設のナタンズ核施設 (Natanz Nuclear Facility) 付近で地下深くの2つのトン⁠ネルなどで厳重に要塞化されたイランの核開発関連施設があるとみられているピックアックス山について、「近く非常に激しく攻撃する予定」と警告するなど、これまでは米国軍‌の最も強力なバンカーバスター (Bunker Buster / 地中貫通爆弾) でも⁠破壊困難との観測があった地下核施設への大規模攻撃を予告しており、中東情勢への警戒感による「有事のドル買い」が優勢であったことから、イランがバーレーン、クウェート、ヨルダンの米国軍関連施設などを攻撃していたことから地政学リスク回避で売られやすい欧州ユーロ売りだけでなく、英国政府のアンディ・バーナム新政権によるジョン・ヒーリー前英国国防相の英国新財務相任命による防衛費予想などの英国財政懸念などで北海油田の産油国通貨でもある英国ポンドなどにも「有事のドル買い」の影響があり、主要通貨への全般的なドル上昇圧の外貨影響が波及しており、午前5時22〜24分頃にかけてドルは円相場で一時163円24銭付近に上昇し、同米国市場の円の安値でドルの高値を記録したほか、1986年12月以来の歴史的な円安ドル高を更新した。

一方、米国主要企業の決算報告の影響が続いていた米国ニューヨーク株式市場では、昨日の日経平均株価の大幅上昇の影響などもあり、前日まで続落していた米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) と米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) に買い戻しが入ってプラス圏の推移を見せて上昇しており、揃って前日比の高値引けの終値をつけたこともあり、安全資産の米国債の買い戻しが限定的であったことなどもあり、 株引け後の米国ニューヨーク外国為替市場終盤の今朝6時前の米国長期金利も一時4.633%付近の高利回り圏の推移が続いていたため、市場高値後のドルの利益確定や持ち高調整の抵抗はやや限定的で、ドルは円相場で163円台のニューヨーク終値に向けていた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の162円70銭付近から、円の安値でドルの高値の163円24銭付近の値幅約54銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は163円17銭付近となり、前営業日同時刻の162円50銭付近の前ニューヨーク終値比で約67銭の円安ドル高をつけた。

今朝早朝のオセアニア市場では、原油先高観による日本の貿易赤字懸念がある中で、今朝8時50分頃に日本の最新経済指標の発表があり、6月日本貿易統計は通関ベースの季調前が前回−3786億円から前回−3918億円に下方修正されたほか市場予想の−1200億円よりも大幅な赤字の−4069億円で、同通関ベースの季調済も前回の−904億円と市場予想の−5981億円に対し−8819億円に貿易赤字が拡大しており、今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値も一時163円19銭付近と163円台の円安ドル高から始まった。

日本企業の輸入実需の円売りドル買いが先行した今朝9時5分頃には、ドルは円相場で一時163円20.7銭付近と約163円21銭付近に上昇し、今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、今朝早朝5時台の米国市場終盤に1986年以来のおよそ39年7カ月ぶりと言われる一時163円24銭付近の歴史的な円安ドル高を記録していたことなどから、日本政府と日銀の為替介入警戒感が意識されやすかったところに、日本政府の片山さつき財務大臣の円安牽制の口先介入の「必要があれば、いつでも適切に断固たる対応を取る」が話題になったことでは市場高値後のドルの早期の利益確定と持ち高調整の抵抗が混ざり、今朝9時23分頃のドルは円相場で一時163円2.9銭付近に上昇幅を縮小した。

しかし、今朝早朝の米国主要株価三指数上昇の影響などもあり、今朝の東京株式市場で今日の日経平均株価がプラス圏から始まり、一時6万7千円台に上昇した株価上昇時のリスク選好のリスクオン (Risk-on) の国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りが入った時間もあったことでは、今朝10時32分頃のドルは円相場で一時163円20.5銭付近に反発し、四捨五入では約163円21銭の今朝9時5分頃の市場高値と並んだが、為替介入警戒感などがあり二度目の高値を上抜けしなかったテクニカル分析的なダブルトップの売りサインからは再び上昇幅の縮小に向け始めた。

中東情勢の影響が続くコモディティ市場では、今朝9時頃には一時1バレル84ドル台後半だった米国WTI原油先物価格が今朝10時台から一時1バレル85ドル台後半に上昇しており、午後15時台には一時1バレル86ドル台への上昇を続けたため、今朝は一時大幅な上昇なども見せていた今日の日経平均株価が反落し、市場終盤の早期の利益確定売りや持ち高調整が入ったことから小幅域のマイナス圏にも達し、午後15時30分頃に6万6115円60銭の終値をつけ前日比116円59銭安の−0.18%の小幅安で大引けしたため、株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) に転じた国内第一安全資産の低リスク通貨の円の買い戻しが入ったこともドルの円相場での上昇幅縮小に繋がった。

午後からの欧州市場と夕方からの世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場参入では、海外市場をターゲットとした為替介入警戒感が燻るなか、米国ブルームバーグ (Bloomberg) ニュースが複数の関係者に取材した情報として、「日本銀行は利上げペースを半年に1回程度の市場見通しよりも加速させることに柔軟な姿勢」と報じ、「足元の円安進行の影響を含めて物価が想定から上振れていくリスクに警戒感を強めている」との観測報道が市場で話題になり、早期の日銀利上げ予想の可能性が改めて意識されたことでは、夕方16時30分頃の対ドルの円相場は一時162円66.9銭付近と約162円67銭まで円相場が反発し、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

とはいえ、中東情勢の影響を受けて、コモディティ市場では夕方16時台後半には米国WTI原油先物価格が一時1バレル87ドル台後半へと上昇を続けており、原油高に連れて米国長期金利も夕方16時39分頃に一時4.644%付近に上昇するなど債券利回りの金利差トレードの影響もあり、原油や金利につれやすい世界的な主要取引通貨のドルの買い戻しが入ったことでは、ドルは円相場で反発した。

このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円91銭付近で、昨日17時の162円61銭付近の前東京終値比で約30銭の円安ドル高になった。

なお、今夜その後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、今夜17時17分頃にドルは円相場で一時163円11銭付近と再び163円台への再上昇も見せているが、その一方で為替介入への警戒感なども燻っている。

今夜この後の今夜この後の米国市場では、最新米国経済指標の発表と米国債券入札を控えており、今夜23時30分に米国週間原油在庫と26時に米国20年債入札の予定があるほか、株式市場で米国主要企業の決算報告が続いており、明日早朝の米国ニューヨーク株式市場終了後に米国テスラ社 (Tesla) の決算報告や、グーグル (Google) の持ち株会社のアルファベット社 (Alphabet Inc) の決算報告などがあることも金融市場で注目されている。

なお、来週7月28〜29日に次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) が開催予定のため、今週の米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の高官達はイベント前の発言自粛期間のブラックアウト (Blackout) 入りをしている。

欧州市場では、今夜から明日7月23日の夜にかけて2日間の欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会が開催され、明日の欧州金利発表が注目されており、日本市場でも、来週7月30〜31日には日銀金融政策決定会合のイベントを控えている。

世界市場では、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺国などの中東情勢および原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡などを含めた中東・湾岸諸国のニュース続報が引き続き注視されており、原油や天然ガスなどのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナや米中および日中関係など世界情勢に加え、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料となっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は185円87銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の185円75銭付近の前東京終値比で約12銭の円安ユーロ高であった。

主な要因は、今夜7月22日から明日23日にかけて欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会が開催され、市場予想では欧州金利据え置き予想が優勢であったが、今年年内の欧州利上げ予想が燻り、明日の夜の欧州政策金利発表や見通しなどを控えたイベントリスクの様子見の中でも、中東情勢の影響を受けた欧州エネルギー・インフレによる今後の見通しの修正や早期から年内の欧州利上げ予想が意識された日欧金利差予想の影響などが為替相場に影響を及ぼしていた。

ユーロドルは、今日17時の東京外国為替市場の終値は1.1409ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1423ドル付近の前東京終値比では約0.14セントのユーロ安ドル高であった。

主な要因は、中東情勢の地政学リスク回避の欧州ユーロ売りに対し、原油高や金利上昇時に買われやすいドルに世界的な安全資産としての「有事のドル買い」が入りやすかったことなどがユーロドルの為替市場に影響を与えた。

英国ポンドは、今日17時の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は218円1銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の218円58銭付近の前東京終値比では約57銭の円高ポンド安であった。

主な要因は、先述の通り、英国政府のアンディ・バーナム新政権に財政懸念が浮上したことでは、英国10年債券の利回りが一時5.06%台に向けて上昇した一方で英国債券価格低下が懸念された英国ポンド売りも入っていたほか、中東情勢緊迫化の地政学リスク回避では、欧州ユーロと地理的・経済的に近い英国ポンドにも「有事のドル買い」の影響がポンドドル相場で観測されるなどの外貨影響の波及もポンド円相場に影響していた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年7月22日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 20時44分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の12時44分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 20:44の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 163.03 〜 163.05 +0.44 (円安)
ユーロ/円 185.94 〜 185.99 +0.24 (円安)
ユーロ/ドル 1.1403 〜 1.1407 −0.0016 (ドル高)
英ポンド/円 217.92 〜 217.98 −0.60 (円高)
スイスフラン/円 200.61 〜 200.67 −0.13 (円高)
豪ドル/円 113.96 〜 114.00 −0.13 (円高)

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FXニュース:トランプ米兵報復発言

FXニュース:トランプ米兵報復発言

FXニュース:トランプ米兵報復発言

FXニュース:トランプ米兵報復発言

東西FXニュース – 2026年07月21日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 仲介国の米イラン提案
  • フーシ派紅海海上封鎖
  • 米イラン対立激化警戒
  • 原油と米長期金利上昇
  • 日骨太の方針閣議決定
  • 日経平均株価大幅上昇

今日2026年7月21日火曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の高値でドルの安値の162円43銭付近から、円の安値でドルの高値の162円62銭付近の値幅約19銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円61銭付近と、世界FX市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の162円37銭付近の前東京終値時間相当比では約24銭の円安ドル高で、日本市場の祝日連休前の前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の162円28銭付近の前東京終値比では約33銭の円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場は「海の日」の祝日休場であったが、昨夕の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、 中東情勢の米国とイランの攻撃報復応酬が激化した地政学リスク回避の影響などにより、世界的に流動性が高い基軸通貨で原油などのエネルギーの主要取引通貨であるドルに「有事のドル買い」が入っていた影響では、昨夜18時56分頃のドルは円相場で一時162円44銭付近に買われていた。

しかし、英国ロイター通信 (Reuters) が、「イラン・イスラム共和国外務省のイスマイル・バガイ報道官が、『ここ⁠数日間に仲介者がメッセージを伝えてきた』と述べた」と報じた観測ニュースの影響では、米国とイランとの仲介国経由の交渉再開の可能性は全くのゼロではないという市場期待感が浮上したほか、「仲介国から10日間の停戦を提案された」との続報が話題になり、コモディティ (Commodity / 商品先物) 市場では、昨日の午後16時15分頃までは一時1バレル84ドル台に上昇していた米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が反落し、昨夜20時41分頃の一時1バレル79.69ドル付近の日通し安値付近に向けて一時急落したため、世界的なエネルギー・インフレ圧緩和を受けて時間外の米国債券取引でも昨夜20時16分頃に一時4.572%付近だった米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が昨夜20時34分頃の一時4.548%付近に向けて一時急反落したため、債券利回りの金利差トレードのドル売りが入った影響では、昨夜20時32分頃のドルは円相場で一時162円20銭付近に反落していた。

ただし、イランのマスウード・ペゼシュキアン大統領は、同日付けの声明で、「イランは全面戦争の真っ只中にある」と述べており、米国との交渉を主導してきたイランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長も、「米国は新たな軍備を持ち込みながら、『戦争を止めたい』と言っている。行動は主張を裏付けるものでなければならない」と矛盾点を批判するなど、「仲介国による10日間の停戦提案」についての不確実性と先行き不透明感が警戒されたことでは、市場安値後の米国WTI原油先物価格が反発し、昨夜20時46分頃から一時1バレル80ドル台に戻したほか、昨夜21時台の一時1バレル82ドル台に向けて再上昇を始めたため、欧州市場と英国市場の後半にあたる昨夜21時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時162円35銭付近となり、その後の米国市場ではドルが円相場で上昇を続けたことから、この始値時間が同米国市場の円の高値でドルの安値となった。

この時間は米国現地時間では朝のニュースの時間にあたるため、中東情勢のニュース続報で、イエメンのイスラム教シーア派の一派である親イラン武装組織フーシ派が、「サウジアラビア (サウジ) が12年近くに渡り、我々の親愛なる国民に対して不当で抑圧的な包囲を続け、資源を略奪し、陸海空から港湾や空港を全面的に封鎖していることへの対抗措置」として、「『目には目を』の原則に基づき、犯罪的な敵であるサウジに対する海上封鎖を、この声明の⁠発表と同時に即時発効する」と宣言し、紅海の港から石油を輸出していたサウジアラビアに対する「海上封鎖を即時発効で実施する」と発表したことが、米国CNN (Cable News Network) テレビなどの欧米メディアで話題になり、これまでのイランによる世界的なエネルギー主要ルートのホルムズ海峡封鎖宣言に続き、その主要迂回輸送ルートでもあった紅海の即時封鎖宣言を受けたエネルギー供給懸念が高まり、サウジ主導の有志連合が、「船舶に対する脅威には『武力』で対応する」と表明し、「紅海のバブ・エル・マンデブ海峡 (Bab al-Mandab Strait) を通航する船舶の安全確保に向けた措置の実施を開始した」という対抗声明も発表したことから中東戦争の更なる激化への警戒感も高まり、米国WTI原油先物価格は昨夜21時台に一時1バレル82ドル台に再上昇し、世界的なエネルギー・インフレ圧に連れて米国長期金利も昨夜21時22分頃には一時4.572%付近に再上昇していたため、昨夜21時25分頃のドルも円相場で一時162円43銭付近に再上昇した。

米国市場では、昨夜21時30分に最新米国経済指標の6月米国景気先行指標総合指数の発表があり、前月比は前回の0.1%と市場予想の−-0.1%を下回るマイナス圏の−0.2%と3カ月ぶりの低水準の市場予想以下であったが、中東情勢のニュースの影響による主要通貨に対する「有事のドル買い」のトレンドの中では一時的な抵抗に留まった。

コモディティ市場では、米国WTI原油先物価格は午前3時台の一時1バレル83ドル台に向けた再上昇を続けており、米国ニューヨーク債券市場でもその世界的なエネルギー・インフレ圧に連れて、米国長期金利が午前1時台の一時4.608%付近と4.6%台に向けて上昇したため、原油先高観や債券利回りの金利差に連れやすいドルも円相場で午前1時頃に一時162円60銭付近に上昇し、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

162円台後半では日本政府と日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) の為替介入警戒感が意識されやすいほか、今年7月1日に記録していた1986年12月以来の円安ドル高とされる162円84銭付近がテクニカル分析的なレジスタンス・ライン (Resistance line / 上値抵抗線) として意識されると、市場高値後のドルの利益確定と持ち高調整の抵抗を交えた。

しかし、米国防衛省が先週末にイランの攻撃で死亡した米国兵士2人が米国陸軍所属の19歳と25歳の若者達であったことを公表し、米国政府のドナルド・トランプ大統領が、「イランが米国兵を殺すたび、その代償を何倍にもして支払わせる」と大規模な報復を示唆する発言をし、「この指示をピート・ヘグセス米国国防長官とダン・ケイン米国統合参謀本部議長に伝えた」と、自己運営のSNS (Social Networking Service / ソーシャル・ネットワーキング・サービス) のトゥルース・ソーシャル (Truth Social) に投稿し、英国ロイター通信が、「米国当局者によると、ヨルダンで米国兵士が死亡した攻撃に先立ち、米国軍は戦闘機や空中給油機を含む追加の軍用機をすでに中東地域⁠へ移動させ始めていたと明らかにした」と指摘するなど、先述のイランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長が批判的だったこともあり、「仲介国による10日間の停戦提案」への市場期待感が後退し、米国WTI原油先物価格は午前3時50分頃に一時1バレル83.18ドル付近に上昇し、連れて米国長期金利も一時4.6%台の推移を見せるなど、ドルは円相場で市場高値後の利益確定や持ち高調整で上昇幅を縮小後にも「有事のドル買い」の買い戻しが入り、午前3時56分頃にはドルは円相場で一時162円53銭付近に反発していた。

米国中央軍は、10日連続となる「イランに‌対する新たな攻撃を開始した」と声明を発表し、イランの政府系通信社メヘル通信 (Mehr News Agency) は、「ホルムズ海峡に面する主要‌港湾⁠都市のバンダレ・アッバースで爆発音が聞⁠こえたほか、イラン南西部のブーシェフル原子力発電⁠所付近で防空システムが作動」と報じるなど、米国とイランの戦争激化が警戒された。

米国ニューヨーク株式市場では、主要企業の決算報告の影響の一方で、中東情勢の影響によるエネルギー・コストなどへの警戒感が続き、早期の利益確定や持ち高調整が市場後半に入ったため、一時はプラス圏に反発していた米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) と米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) が揃ってマイナス圏に反落し、小幅安で続落する終値をつけた株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) の影響では、世界的な安全資産としての米国債の買い戻しが混ざり、株引け後の米国ニューヨーク外国為替市場終盤の米国長期金利は米国債券価格上昇時の利回り低下を受けて、今朝6時

頃の一時4.590%付近に向けて4.6%台割れに上昇幅を縮小した債券利回りの金利差トレードの影響では、午前5時44分頃にも一時162円53銭付近だったドルは円相場で上昇幅を小幅に縮小したが、前東京終値比では円安ドル高が進行していた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の162円35銭付近から、円の安値でドルの高値の162円60銭付近の値幅約25銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は162円50銭付近と前営業日同時刻の162円40銭付近の前ニューヨーク終値比で約10銭の円安ドル高をつけていた。

今朝早朝のオセアニア市場に続き、日本の祝日連休明けとなる今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値も一時162円49銭付近と、前東京終値比の円安ドル高となっていた。

今朝の時間外取引でも米国WTI原油先物価格が一時1バレル82ドル台で高止まりしており、日本市場の今朝9時55分の仲値決済に向けた日本企業の輸入実需や準備金の円売りドル買い需要が原油先高観によるコスト警戒の有事に備えたドル買いで入りやすかったことなどもあり、今朝10時頃のドルは円相場で一時162円54銭付近に上昇していた。

しかし、続いては、国内輸出企業の円買いドル売りの抵抗も入ったほか、162円台後半からの反落時には為替介入警戒感による利益確定や持ち高調整の抵抗も入りやすいため、今朝10時29分頃のドルは円相場で一時162円43銭付近に上昇幅を縮小し、今日の日本市場時間の円の高値でドルの安値を記録した。

また、今日は日本政府が、経済財政運営と改革の基本方針の「骨太の方針」と日本成長戦略を閣議決定し、骨太の方針についてはこれまでの観測報道通り、今年6月の公表時に日銀の政治圧からの独立性懸念による円売り要因になった「強い経済の実現のためにも安定的な物価上昇の実現に資する適切な金融政策運営を伴うことが非常に重要」、「日銀法⁠第4条及び政府・日本銀行の共同声明の趣旨に沿って政府と緊密に連携」という原案部分に対し、脚注部分に、「日本銀行法第3条に基づき、金融政策の具体的な手法については日銀に委ねられる」と加筆修正され、日銀の独立性が尊重されたことも、今後の日銀の追加利上げ予想による金利差予想による円の買い戻しの一因となっていた。

しかし、同じく観測報道が先行していた通り、日本政府の高市早苗政権の政策そのものの修正はなく、本文に対する注釈への追記という表面的なものに留まったことでは、拡張的な積極財政により財政懸念などの円売り要因もあり、市場安値後のドルは円相場で反発した。

ただし、日本国内への投資拡大期待なども燻っており、今日の連休明けの東京株式市場では、連休前に歴代第5位とも言われる大幅な下落を見せた日経平均株価の安値からの買い戻しが優勢になり、朝から前営業日比のプラス圏から始まっていた今日の日経平均株価が上昇幅を拡大して大幅高に向けると、日経平均株価上昇時のリスク選好のリスクオン (Risk-on) による国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りが入った影響ではドルは円相場で反発し、今日の午後15時30分頃に日経平均株価が6万6232円19銭の終値をつけて前営業日比2091円7銭高の+3.26%の大幅高で大引けすると、午後15時31〜32分頃のドルは円相場で一時162円55銭付近に反発上昇していた。

午後からの欧州市場に続き、夕方から世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場が参入すると、中東情勢への警戒感が続く中で夕方16時30分頃の米国WTI原油先物価格が一時1バレル83.05ドル付近と83ドル台に上昇し、世界的なエネルギー・インフレ圧による金利先高観に連れて夕方16時31分頃の米国長期金利も一時4.601%付近と4.6%台に再上昇したため、「有事のドル買い」の影響を受けたドルは円相場で夕方16時55分頃に一時162円62銭付近に上昇し、今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。

このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円61銭付近となり、世界FX市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の162円37銭付近の前東京終値時間相当比では約24銭の円安ドル高で、日本の祝日連休前の前営業日同時刻の先週金曜日17時の162円28銭付近の前東京終値比では約33銭の円安ドル高となっていた。

今夜この後の今夜この後の米国市場では、特に注目度が高い最新米国経済指標の発表予定はないものの株式市場の米国主要企業などの決算報告が続いており、世界市場では引き続き、米国とイランやイスラエルとレバノンと周辺国などの中東情勢および原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡などを含めた中東・湾岸諸国のニュース続報が注目されており、原油や天然ガスなどのコモディティと債券利回りや株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナや米中および日中関係など世界情勢に加えて、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料になっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は185円75銭付近で、世界FX市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の185円82銭付近の前東京終値時間相当比では約7銭の小幅な円高ユーロ安であったが、日本市場の連休前の前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の185円75銭付近の前東京終値比では同レベルの横ばいレンジ圏であった。

主な要因は、前日に続き、今週7月22〜23日に次回の欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会の欧州政策金利イベントを控えたイベントリスクの様子見の中でも、中東情勢の影響による欧州エネルギー・インフレの見通しなどが欧州金利予想で注目されていたことから小動きになっていたが、中東情勢の地政学リスク回避では欧州ユーロが世界的に流動性の高い対ユーロの安全資産でもあるドルに対して売られやすかったため、東京終値時点ではユーロドルの外貨影響がユーロ円相場にも波及していたが、今夜その後には対ドルの円相場も下げた外貨影響の波及では小幅な円安ユーロ安への市場反転なども見せている。

前述のユーロドルは、今日17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.1423ドル付近と、世界FX市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1444ドル付近の前東京終値相当時間比では約0.21セントのユーロ安ドル高となり、日本市場の連休前の前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の1.1446ドル付近の前東京終値比では約0.23セントのユーロ安ドル高であった。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は218円58銭付近と、世界FX市場の前営業日同時刻にあたる昨日17時の218円80銭付近の前東京終値相当時間比では約22銭の円高ポンド安であったが、日本市場の連休前の前営業日同時刻にあたる先週金曜日の夜17時の218円42銭付近の前東京終値比では約16銭の円安ポンド高であった。

主な要因は、英国政府のアンディ・バーナム新政権が首相演説で、「英国政界に過去40年間で最大の変革をもたらしたい」と述べ、昨夜に主要閣僚を発表していたが、人選については発表前の一部の市場期待感が後退したほか、中東情勢の影響では欧州ユーロに連れて経済的に近い英国ポンドも「有事のドル買い」の影響で売られた外貨影響の波及などがあった。

なお、英国政府の防衛費についての対立を理由に今年6月に前キア・スターマー英国政権を辞任したジョン・ヒーリー前英国国防相がアンディ・バーナム新政権の英国新財務相に任命され、新英国外務大臣にはエド・ミリバンド前エネルギー担当と、新英国国防相にはウェス・ストリーティング元保健大臣が選任され、シャバナ・マムード英国内務大臣は留任となっていた。

ただし、今日の午後15時に発表された最新英国雇用統計の6月英国失業率は前回4.5%が前回4.4%に改善の修正がされた上で今回も4.4%と堅調で、6月英国失業保険申請件数も前回3.12万件が前回0.13万件に改善修正された上で0.67万件であったことでは外貨影響の波及などの中でも小幅な値動きになっており、インフレ圧を受けた今年年内の英国利上げ予想も燻るなかで、英国10年債券利回りが5%を超えの高利回りの推移を見せるなどの日英金利差トレードの影響などもあったことでは英国ポンドが買われていた時間もあったが、英国国防費増加の可能性などからは財政懸念もやや燻り英国ポンドの上値を抑えている。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年7月21日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 20時44分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の12時44分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 20:44の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 162.73 〜 162.74 +0.46 (円安)
ユーロ/円 185.87 〜 185.89 +0.14 (円安)
ユーロ/ドル 1.1421 〜 1.1422 −0.0024 (ドル高)
英ポンド/円 218.20 〜 218.26 −0.16 (円高)
スイスフラン/円 200.79 〜 200.85 −0.20 (円高)
豪ドル/円 114.19 〜 114.23 +0.87 (円安)

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注意:

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FXニュース:ホルムズ海峡と紅海も

FXニュース:ホルムズ海峡と紅海も

FXニュース:ホルムズ海峡と紅海も

FXニュース:ホルムズ海峡と紅海も

東西FXニュース – 2026年07月17日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 米小売売上高予想通り
  • 米フィリー指数上振れ
  • 米FRB高官タカ派発言
  • 米イラン攻撃原油懸念
  • 米主要株価三指数下落
  • 日経平均株価大幅続落

今日2026年7月17日金曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時から今夜17時までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の162円48銭付近から、円の高値でドルの安値の162円13銭付近の値幅約35銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円28銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の162円8銭付近の前東京終値比で約20銭の円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、 米国のイランの連日攻撃と報復応酬を受けた中東情勢の地政学リスクの警戒感が続くなか、イランが再封鎖を表明していた世界的な原油主要輸送ルートのホルムズ海峡に続き、その原油輸送の迂回ルートでサウジアラビアのパイプラインが経由しサウジアラビアのヤンブー輸出港も沿岸部に位置する紅海の出入り口のバブ・エル・マンデブ海峡 (Bab el-Mandeb Strait) も、イランが米国による電力インフラ攻撃に備えて封鎖準備をイエメンの親イラン武装組織フ‌ーシ派に指示したと報じられ、世界的なエネルギー供給懸念が意識された。

その影響から、昨夜20時49分頃のコモディティ (Commodity / 商品先物) 市場では、米国WTI (West Texas Intermediate / ウエスト・テキサス・インターミディエート) 原油先物価格が一時1バレル80.33ドル付近とそれまでの79ドル台から80ドル台に再上昇し、世界的に流動性の高い基軸通貨で原油などのコモディティの主要取引通貨であることから安全資産でもあるドルが「有事のドル買い」で主要通貨に対して買われたため、昨夜20時50分頃のドルは円相場で一時162円23銭付近に上昇していた。

時間外の米国債券市場でも、前日までの米国インフレ指標の下振れを受けた早期米国利上げ予想後退の影響で4.6%割れに低下していた米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が世界的なエネルギー・インフレ圧に連れて下落幅を縮小し、昨夜20時53分頃に一時4.580%付近に反発した債券利回りの金利差トレードの影響もあったが、この時間の欧州株式市場では、欧州主要株価指数の独DAX (Deutscher Aktien-index) が下落していたため、その後の米国市場で米国景気関連の最新米国重要経済指標などの発表を控えていたことなどもあり、米国市場に向けた世界的な安全資産としての米国債の買い戻しも混ざったことでは、米国債券価格上昇時の利回り低下により昨夜20時59分頃の米国長期金利が一時4.577%付近に下押し、同時にこの時間には米国WTI原油先物価格も一時79.64ドル付近に売られたため、昨夜20時59分頃のドルも円相場で一時162円16銭付近に下押しし、前東京終値比の「有事のドル買い」による上昇幅をやや縮小していた。

欧州市場と英国市場の後半にあたる昨夜21時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値も一時162円16銭付近となり、昨夜21時1分頃の一時162円15銭付近までの下押しが、同米国市場の円の高値でドルの安値となったが、一時下押ししていた米国WTI原油先物価格が一時1バレル80ドル台に再上昇すると、世界的なエネルギー・インフレ圧に連れて米国長期金利も反発し、昨夜21時17〜29分頃にかけて一時4.587%付近に再上昇したため、同米国市場ではその後のドルは円相場で上昇を続けた。

米国市場で昨夜21時30分に発表された最新米国重要景気指標の6月米国小売売上高は、前月比が前回0.9%から前回1.0%に上方修正された上で市場予想通りの0.2%であった。6月米国小売売上高の自動車を除くコアな前月比は前回0.8%が前回1.0%に上方修正された一方で市場予想の−0.1%に対し−0.2%とほぼ想定範囲内であったことでは、同時発表の米国雇用関連の前週分米国新規失業保険申請件数が前回の21.5万件と前回修正の21.6万人と市場予想の21.7万件よりも堅調な20.8万件と強く、前週分米国失業保険継続受給者数も前回の181.4万人と前回修正の182.1万人と市場予想の182.0万人よりも強い180.5万人であったことが意識され、さらに同時発表された7月米国フィラデルフィア連邦準備銀行 (連銀) 製造業景気指数 (Philadelphia Fed Manufacturing Index / 通称 : フィリー指数) が前回の10.3と市場予想の13.0を大幅に上回る41.4に上振れした影響があり、米国内の景気要因のインフレ圧が世界的なエネルギー・インフレ圧と共に意識されたため、昨夜21時41分頃の米国長期金利は一時4.599%付近に上昇し、米国WTI原油先物価格が一時1バレル80.87ドル付近と80ドル台後半に上昇していた昨夜22時2分頃には、ドルは円相場で一時162円32銭付近に上昇した。

ドルは円相場で昨夜22時57分頃には一時162円35銭付近に続伸していたが、昨夜23時に発表された米国住宅インフレ関連の最新米国経済指標の7月米国NAHB (National Association of Home Builders / 全米住宅建設業者協会) 住宅市場指数は、前回35から前回36に上方修正されたが今回は市場予想の35以下の34となり、同時発表の6月米国住宅販売保留指数は、前月比が前回3.8%から前回3.5%に下方修正されたことに加えて市場予想の−0.5%を下回る−5.4%に下振れしたことはやや抵抗となったが、前年同月比では前回2.1%が前回1.7%に下方修正された一方で2.3%に上昇しており、米国商務省が同時発表した5月米国企業在庫は前回0.5%が前回0.6%に上方修正された上で市場予想通りの0.3%で、売上高の堅調さが続くなかで緩やかな増加となり、在庫と販売高比率は2021年終盤以来の低水準⁠であったことでは抵抗は限定的となり、昨夜23時1分頃には一時162円31銭付近への抵抗を交えていたドルは円相場で昨夜23時10分頃には一時162円40銭付近と再び上昇を続けた。

一方、世界的な原油主要輸送ルートのホルムズ海峡封鎖時の迂回ルートの紅海のバブ・エル・マンデブ海峡もイエメンの親イラン武装組織フ‌ーシ派に封鎖された場合には、さらなる原油輸送の迂回ルートとして、アフリカ大陸南端の喜望峰沖経由ルートなどについて報じられたことでは、米国WTI原油先物価格が一時1バレル79ドル台に戻したが、「紅海の原油・石油輸出の物流を脅かすことで世界経済へのコストを高め、米国に圧力をかけることがイラン側の狙いとみられる」という情報筋のコメントと共に、「アフリカ大陸南端の喜望峰沖を経由する経路があるが、時間がかかりコストもかさむ」と英国ロイター通信などが報じたニュースの影響などもあり、米国WTI原油先物価格が午前1時20分頃に一時1バレル80ドル台に反発するなどエネルギー・コスト警戒感が続くなか、午前1時27分頃のドルは円相場で一時162円54.8銭付近と約162円55銭付近に上昇し、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

ドルが円相場で162円台後半になっていた市場高値後には日本政府と日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) の為替介入警戒感が燻り、同時進行していた米国よりも時差先行の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場が終了に向けるなかで高値後のドルの利益確定売りと持ち高調整の抵抗が入り始めたことでは、ドルは円相場で上昇幅を縮小し始めた。

ただし、午前1時50分頃から次回7月28〜29日の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の投票権を持つ米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) 高官である米国ダラス連銀のロリー・ローガン総裁の発言があり、講演で、「米国インフレ率は、長期に渡って高過ぎる水準にあり、FRBの2%の目標へと完全に戻る軌道に乗っているようには見えない」として、「やや高めの米国政策金利水準の方が、FRBが担う物価安定と最大雇用化という二大責務の見通しとリスクのバランスをより適切に取れると考えている」 というタカ派発言があり、「米国の雇用、消費、金融などのデータに基づけば、現在の米国金融政策は引き締め的で⁠ないことが示されている」と指摘し、「米国の物価上昇が定着すれば、インフレ率を目標水準に戻すためにより急激な利上げが必要になり、米国労働市場に対するコストも大きくなる。現時点で緩やかな利上げを行う方が、後になって急激な利上げを迫られるより望ましい」と、早期利上げ予想が再び意識された影響もあり、午前2時4分と6分頃のドルは円相場で一時162円51銭付近と下げ渋っていた。

また、「中東情勢が再び緊迫化していることから、エネルギー価格の低下傾向が反転しかねない」ほか、「人工知能 (AI / Artificial Intelligence) 関連投資の増加が広範な分野で急激な物価上‌昇圧力に⁠つながる可能性もある」として、「インフレを巡るリスクは高まっている」とも警告していた。

その後に、米国カンザスシティー連銀のジェフリー・シュミッド総裁の発言もあり、「米国政策金利の決定における焦点はインフレだ。インフレが過熱し、目標を上回る状態が長引いている」と、追加利上げに前向きとも取れる認識を示し、先日に下振れした6月米国消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) についても、「明るい材料ではあったが、あくまで単一のデータに過ぎない」と長期的なインフレへの警戒感を見せていた。

米国軍が、「イランの軍⁠事能力を更に低下させること」を目的に声明を出し、「米国東部時間の7月16日午後14時 (時差先行の日本時間では翌日17日午前3時) に6夜連続となるイランへの新たな攻撃を開始した」と発表し、直後にイラン国営テレビが、「ホルムズ海峡沿岸の主要‌港湾⁠都市バンダルアッバスの複数の地区が、米国の飛翔体による攻撃を受けた」⁠と報じたほか、イランの準政府系通信社のタスニム通信 (Tasnim News Agency) やファルス通信 (Fars News Agency) は、「イラン南東部の地方空港のイーラーンシャフル(IHR / Iranshahr Airport) 空港がミサイル攻撃を受け⁠たほか、南部の港湾都市バンダルハミールの橋も標的になった」と報じるなど、米国によるイランのインフラ攻撃により、ホルムズ海峡に続いて紅海のバブ・エル・マンデブ海峡封鎖によるエネルギー供給懸念も燻っていた。

しかし、米国ニューヨーク株式市場では、主要企業の決算報告シーズンということもあり、世界的なエネルギー・コストや金利警戒感が意識され、前日の一部のAI半導体関連株下落などの影響などもあって、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) が市場後半にマイナス圏に反落し、米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は市場前半からのマイナス域を拡大する形で三指数揃って下落したため、株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) で安全資産の米国債の買い戻しが入り、エネルギー・インフレ圧を受けて一時は4.6%の手前付近にまで上昇していた米国長期金利が米国債券価格上昇時の利回り低下を受けて反落し、米国主要株価三指数が揃って安値引けとなっていた午前5時28分頃には米国長期金利は一時4.560%付近に下げたため、債券利回りの金利差トレードのドル売りが入り、午前5時33分頃のドルも円相場で一時162円36銭付近に上昇幅を縮小した。

米国WTI原油先物価格も、一時1バレル80ドル台からの利益確定や持ち高調整などで午前3〜4時台には一時1バレル78ドル台にまで反落した時間があったが、午前5時台には一時1バレル79ドル台に反発しており、主要取引通貨のドルは円相場で底堅い値動きを見せた。

このため、昨夜21時頃から今朝6時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の162円15銭付近から、円の安値でドルの高値の162円55銭付近の値幅約40銭で、今朝6時頃のニューヨーク終値は162円39銭付近と前営業日同時刻の162円19銭付近の前ニューヨーク終値比で約20銭の円安ドル高をつけていた。

今朝早朝のオセアニア市場では、今朝7時頃から時間外取引が再開した米国WTI原油先物価格が一時1バレル78ドル台に下げて始まった影響では、今朝7時3〜5分頃のドルは円相場で一時162円32銭付近に下押ししたが、米国WTI原油先物価格が一時1バレル79ドル台への反発を見せ始めると、今朝8時59分頃のドルは円相場で一時162円39.5銭付近に反発していた。

続いて、今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時162円38銭付近付近であったが、日本市場では7月20日月曜日が「海の日」の祝日休場予定で、連休前の今朝9時55分の仲値決済で20日の五十日の前倒しなどがあり、日本企業の輸入実需などの円売りドル買い需要があったことに続き、今朝10時30分頃の米国WTI原油先物価格が一時1バレル79.58ドル付近と79ドル台後半に再上昇したため、原油主要取引通貨のドル需要観測もあり、今朝10時57分頃のドルは円相場で一時162円47.6銭付近と約162円48銭付近に買われ、今日の日本市場の円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、日本政府の片山さつき財務大臣の円安牽制発言があり、「為替に関しては、必要とあれば、いつでも果断な措置を取る」と、日本市場の連休前の不意打ち為替介入警戒感を燻らせた円の買い戻しが入ったほか、世界的な原油供給先行き懸念に加えて米国AI・半導体株下落の波及と市場警戒感などを受けて、今日の東京株市場で日本キオクシアホールディングスの株価が今年6月22日に記録した上場来高値から半値以下に下落する半値割れとなり、今日の日経平均株価が大幅続落に向けたため、日経平均株価下落時のリスク回避のリスクオフの国内第一安全資産の低リスク通貨の円の買い戻しの抵抗が入ったことでは、午後15時30分に今日の日経平均株価が6万4141円12銭の終値をつけて前日比2694円42銭安の−4.03%の史上5番目とも言われる大幅下落で続落の大引けし、円の買い戻しが強まった影響では午後15時57分頃のドルは円相場で一時162円12.5銭付近と約162円13銭付近まで売られ、今日の日本市場における円の高値でドルの安値を記録した。

また、今日の午後の日本政府の高市早苗首相の発言の影響もあり、「GPIF (Government Pension Investment Fund / 年金積立金管理運用独立行政法人) による日本の金融資産への投資を後押しする方策は重要」として、「GPIFの国内資産への投資は、日本経済のためにもなる」と発言したことも円買いの一因となった。

コモディティ市場でも、今日の午後15時台には米国WTI原油先物価格が一時1バレル77ドル台後半まで反落していた時間があったが、その後には夕方の一時1バレル79ドル台へと反発し、夕方から世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場が参入すると、主要取引通貨のドルが買い戻されて、夕方16時59分頃のドルは円相場で一時162円29銭付近に反発したが、世界的な安全資産の米国債買いの影響が続いていたことはドルの上値を抑えた。

そのため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は162円28銭付近と、昨日17時の162円8銭付近の前東京終値比で約20銭の円安ドル高になった。

今夜この後の米国市場では、最新米国経済指標の発表予定があり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールでは、今夜21時30分に6月米国輸入物価指数と6月米国輸出物価指数と6月米国住宅着工件数と6月米国建設許可件数、今夜22時15分に6月米国鉱工業生産と6月米国設備稼働率、今夜23時に7月米国ミシガン大学消費者態度 (信頼感) 指数の速報値などを控えている。

世界市場でも引き続き、米国とイランやイスラエルとレバノンなどの中東情勢および原油などの世界的なエネルギー主要輸送ルートのホルムズ海峡と紅海のバブ・エル・マンデブ海峡と周辺産油国などを含めた中東・湾岸諸国のニュース続報が注視されており、原油などのコモディティと債券市場や世界の株式市場の為替相場への影響と、ロシアとウクライナや米中および日中関係など世界情勢に加え、世界の政治・経済のニュースとドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗首相と各国政府・中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動きの市場予想材料になっている。

一方、 欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は185円75銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の185円89銭付近の前東京終値比で約14銭の円高ユーロ安であった。

主な要因は、今日の日経平均株価が歴史的な下落幅の大幅続落となった株価リスク回避のリスクオフと日本政府の発言を受けた円買いの影響が、株価リスクオフで売られやすい欧州ユーロや英国ポンドや豪ドルなどに対して入りやすかった。

そのため、英国ポンドも、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は218円42銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の219円34銭付近の前東京終値比で約92銭の円高ポンド安となっていた。

株価リスク回避の外貨影響の波及と「有事のドル買い」の影響などもあり、ユーロドルも、今日17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.1446ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1469ドル付近の前東京終値比で約0.23セントのユーロ安ドル高であった。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026年7月17日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) 21時9分 (チャート画像の時間帯は英国夏時間 (BST / British Summer Time / GMT+1 / JST-8) の英国ロンドン外国為替市場の13時9分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。欧州英国市場は2026年3月29日日曜日〜2026年10月25日日曜日が英国夏時間となり、米国でも2026年3月8日日曜日〜2026年11月1日日曜日が米国夏時間で共にサマータイム入りしており、冬時間の頃と比較すると日本時間と1時間の時差短縮の調整があったことには注意が必要である。

通貨ペア JST 21:09の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00東京終値比
ドル/円 162.34 〜 162.36 +0.28 (円安)
ユーロ/円 185.64 〜 185.66 −0.23 (円高)
ユーロ/ドル 1.1433 〜 1.1435 −0.0034 (ドル高)
英ポンド/円 218.14 〜 218.20 −1.14 (円高)
スイスフラン/円 201.18 〜 201.24 +0.18 (円安)
豪ドル/円 113.23 〜 113.27 −0.17 (円高)

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