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FXニュース:米経済指標受け金利差拡大

FXニュース:米経済指標受け金利差拡大

FXニュース:米経済指標受け金利差拡大

FXニュース:米経済指標受け金利差拡大

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東西FXニュース – 2023年11月23日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 新規失業保険申請件数改善
  • 米消費者態度指数上方修正
  • 米消費者期待インフレ率高
  • 日米金利差縮小から拡大に
  • 日米祝日休場日の世界市場
  • 欧英経済指標受けた円安も

今日2023年11月23日木曜日の日本の東京外国為替市場は「勤労感謝の日 (Labor Thanksgiving Day)」で祝日休場であるが、日本市場相当時間の9時から17時までの世界FX市場の外為取引時間の対ドル円相場の為替レートは、円の安値でドルの高値の149円46銭前後から円の高値でドルの安値の148円89銭前後の値幅約57銭で、今夜17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値相当時間は149円14~15銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の148円94~96銭付近の前東京終値比で約20銭の円安ドル高であった。

なお、今夜この後の米国市場も米国の「感謝祭 (Thanksgiving Day) 」の祝日休場予定であるが、欧州英国市場などの世界市場の海外FXでは、通常通りのトレードが可能である。

今日の為替相場の値動きの主な要因と時間に沿った世界FX市場のトレンド動向の分析はまず、昨夕の英国ロンドン外国為替市場では、中東情勢のニュースなどを受けた地政学リスク警戒感の一時緩和などから、世界的な安全資産でもある米国債が売られて米国長期金利が一時4.4%台付近に上昇していた時には、日米金利差拡大による円売りドル買いや主要通貨に対するドルの買い戻しが進み、昨夜17時55分頃にドルは円相場で一時149円35銭付近に上昇した。

ただし、英国景気懸念などもあり、債券価格低下後の世界的な安全資産の米国債が安値感から買い戻され、債券価格再上昇に伴う利回り低下の影響で米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.3615%付近と、およそ2カ月ぶりの低利回りを記録したため、日米金利差縮小時の円買いドル売りや主要通貨に対するドル売りで、昨夜21時46分頃にドルは円相場で一時148円59銭付近まで一時低下した。

しかし、昨夜22時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場では、昨夜22時19分頃の一時148円60銭付近が米国市場での円の高値でドルの安値となりドルが反発したほか、昨夜22時半に発表された米国雇用関連の最新米国経済指標の前週分の米国新規失業保険申請件数が前回の23.1万件と前回修正の23.3万件と市場予想の22.6万件に対し20.9万件に改善され、前週分の米国失業保険継続受給者数も前回の186.5万人と前回修正の186.2万人と市場予想の187.5万人に対し184.0万人と前回と市場予想よりも好調で、堅調な米国雇用市場を背景とした米国の賃金インフレ圧が意識され、米国長期金利が反発上昇に転じ、主要通貨に対するドルの買い戻しが始まり、円相場でもドルが再び149円台に向けた再上昇を始めた。

同時発表だった10月の米国耐久財受注の前月比は、前回の4.6%と前回修正の4.0%と市場予想の-3.1%に対し-5.4%と市場予想よりも低く、輸送用機器除いたコアな前月比も前回の0.4%と前回修正の0.2%と市場予想の0.1%に対し0.0%であったことではやや抵抗も混ざっていたが、続いて深夜24時に発表された11月の米国ミシガン大学消費者態度指数の確報値が、前回速報値の60.4と市場予想の60.6に対し61.3に上方修正されて市場予想を上回り、同時発表の米国消費者期待インフレ率も4.5%と市場予想を上回る今年4月以来の高水準であったことなどから、米国連邦準備理事会 (FRB / Federal Reserve Board) が米国政策金利を高金利で長期間維持するとの市場予想が高まり、米国長期金利上昇に伴う日米金利差拡大の円売りドル買いが進み、24時39分頃にドルは円相場で一時149円75銭付近の米国市場の円の安値でドルの高値を記録した。

同時進行していた英国ロンドン外国為替市場でも、同じく深夜24時に発表された欧州ユーロ圏総合の最新経済指標の11月の欧州消費者信頼感の速報値が、前回の-17.9と前回修正の-17.8と市場予想の-17.6に対し-16.9にマイナス圏で改善されていたものの、米国消費者信頼感と比較した欧州ユーロなどの他の主要通貨に対するドル買いの影響も波及した。

同じく同時進行していた米国ニューヨーク株式市場でも、市場予想よりも堅調だった米国経済指標を好感し、11月23日の米国感謝祭の祝日と11月24日のブラック・フライデー (Black Friday) のビッグ・セールスの週末を控えたホリデー前の米国主要株価三指数が上昇し、ブル・マーケット (強気市場) のリスクオン (リスク選好) で低リスク通貨の円が売られドルの買い戻しが進んでいたが、その後の市場終盤に向けては、米国のホリデー前の利益確定などの持ち高調整の抵抗を交えた。

そのため、昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は、円の高値でドルの安値の148円60銭前後から円の安値でドルの高値の149円75銭前後の値動きで、今朝7時頃のニューヨーク終値は149円54銭付近と、前営業日同時刻の前ニューヨーク終値比で約1円15銭の大幅な円安ドル高をつけていた。

今朝のアジア・オセアニア市場では、海外市場において前日比で大幅な円安ドル高が進んだことを受けた調整の安値の低リスク通貨の円買いと高値のドルの利益確定売りや、今日から始まる米国のホリデー時期を見込んだ持ち高調整では、世界的に流動性が高いドルの米国での実需低下予想のドル売りが先行したため、今日は日本市場も勤労感謝の日の祝日休場であったが、今朝9時頃の東京外国為替市場相当時間の対ドル円相場の一時149円46銭付近が、今日の日本市場相当時間の円の安値でドルの高値となり、その後には円相場が今朝までの大幅な下げ幅を縮め始めた。

今日の日本市場が休場中のため、日本市場相当時間には小幅な値動きになったものの、時間帯が重なるアジア・オセアニア市場の値動きの影響があり、時間外の米国ダウ先物が上昇後の低下で小安く推移したことなどによるドル需要低下売りや、オセアニア通貨のオーストラリアの豪ドルやニュージーランドドルに対する持ち高調整のドルの利益確定売りなどが続いた。

午後からの欧州市場の参入でも、欧州英国通貨に対するクロス円の円相場の上昇や、米国ホリデーで実需低下のドル売りの影響などが対ドル円相場に波及し、午後15時7〜8分頃にかけて一時148円89銭付近の今日の日本市場相当時間の円の高値でドルの安値を記録した。

欧州本土からやや時差遅れの夕方からの英国ロンドン外国為替市場の本格参入では、再びやや円売りドル買いに転じたものの、この後の米国市場がホリデー時期でドル実需が少ないことでは、ドルの買い戻し幅は限られていた。

ただし、夕方16時45分に欧州市場で発表された欧州ユーロ圏のフランスの最新経済指標の11月の仏企業景況感指数が前回と市場予想の98に対し97で、前回と市場予想よりも低下したことでは、堅調だった米国経済市場と比較した欧州英国景気懸念による世界的な安全資産のドル買いもやや入っていた。

このため、今夜17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値相当時間は149円14~15銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の148円94~96銭付近の前東京終値比では約20銭の円安ドル高になった。

今夜この後の米国市場はホリデー休場予定のため、最新米国経済指標や米国連邦準備制度理事会 (FRB) 高官達もお休みの予定であるが、今夜の欧州英国市場では後述する通り、最新経済指標などの発表が続いている。

今日の欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値相当時間は162円76〜78銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の162円61〜62銭付近の前東京終値比で約15銭の円安ユーロ高であった。

主な要因は、前述の今朝までの対ドルの円安の影響が波及していたほか、日欧金利差に加えて、今日は日本市場も祝日休場で円実需が少なかった。

ユーロドルは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値相当時間は1.0912〜1.0914ドル付近で、昨夜17時の1.0916〜1.0917ドル付近の前東京終値で約0.04セントの小幅なユーロ安ドル高だった。

今夜17時15分に発表された欧州ユーロ圏のフランスの11月の仏製造業購買担当者景気指数 (PMI / Purchasing Managers’ Index) の速報値は前回の42.8と市場予想の43.1に対し42.6と前回と市場予想を下回り、11月の仏サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) の速報値も前回の45.2と市場予想の45.6に対し45.3と、前回ほどではないものの市場予想以下であったが、今夜17時半に発表された欧州ユーロ圏のドイツの11月の独製造業購買担当者景気指数 (PMI) の速報値は前回の40.8と市場予想の41.2に対し42.3に上昇し、11月の独サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) の速報値も前回の48.2と市場予想の48.5に対し48.7に上昇しており、市場予想比の強弱が入り混じっていた。

続いて、今夜18時に発表された欧州ユーロ圏総合の11月の欧州製造業購買担当者景気指数 (PMI) の速報値は前回の43.1と市場予想の43.4に対し43.8と前回と市場予想よりも上昇し、11月の欧州サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) 速報値も前回の47.8と市場予想の48.1に対し48.2といずれも前回と欧州景気懸念の市場予想は上回ったことではユーロが買われていたが、依然として不景気と好景気を分けるボーダーライン (境界線) の50を下回っていたことではユーロの上昇幅はやや限られたが、発表後の今夜20時台にはユーロドルは前営業日の東京終値比の横ばいレンジ圏に達している。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の英ポンドの円相場の終値は186円76〜82銭付近で、昨夜17時の186円58〜64銭付近の前東京終値比で約18銭の円安ポンド高であった。

主な要因は、先述のドルやユーロなどの主要通貨に対する円安の影響が英国ポンドにも波及していたほか、日英金利差予想も影響を与えていた。

また、その後の今夜18時半に英国ロンドン外国為替市場で発表された最新英国経済指標の11月の英国製造業購買担当者景気指数 (PMI) の速報値は、前回の44.8と市場予想の45.0に対し46.7に上昇し、11月の英国サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) 速報値も前回と市場予想の49.5に対し50.5と前回と市場予想以上に上昇し、不景気と好景気を分けるボーダーラインの50を上回ったことも好感され、発表後の英ポンドは円相場で上昇幅を広げている。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2023年11月23日の日本時間(JST)20時27分(チャート画像の時間帯は、日本から時差で9時間遅れの英国ロンドン外国為替市場の冬時間 (GMT / JST-9) の午前11時27分頃。なお、サマータイム制のある米国市場も現在冬時間で、日本との時差が14時間遅れのJST-14 / GMT-5になっている) の人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 20:27の為替レート 日本市場前営業日17時の前東京終値時間比
ドル/円 149.18 〜 149.19 +0.24 (円安)
ユーロ/円 162.86 〜 162.88 +0.25 (円安)
ユーロ/ドル 1.0916 〜 1.0918 ±0.0000 (レンジ)
英ポンド/円 187.32 〜 187.38 +0.74 (円安)
スイスフラン/円 169.02 〜 169.08 +0.40 (円安)
豪ドル/円 98.00 〜 98.04 +0.59 (円安)

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