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FXニュース:日経平均年内高値後大幅安

FXニュース:日経平均年内高値後大幅安

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FXニュース:日経平均年内高値後大幅安

FXニュース:日経平均年内高値後大幅安

東西FXニュース – 2023年11月27日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 米PMI製造業市場予想以下
  • 米PMIサービス部門上振れ
  • 米ホリデー期の欧ドル売り
  • 米利上げ終了予想も根強く
  • リスク回避の低リスク通貨
  • 欧インフレ圧意識ユーロ高

今日2023年11月27日月曜日の日本の東京外国為替市場の9時頃から17時頃までの外為取引時間の対ドル円相場の為替レートは、円の安値でドルの高値の149円67銭前後から円の高値でドルの安値の148円77銭前後の値幅約90銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は149円4~6銭付近と、前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の149円43~45銭付近の前東京終値比で約39銭の円高ドル安であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と時間に沿った世界FX市場のトレンド動向の分析はまず、先週金曜の夜の英国ロンドン外国為替市場と、米国感謝祭 (Thanksgiving Day) 翌日のブラックフライデー (Black Friday) のホリデーシーズンで同時進行の米国債券市場と米国株式市場などは短縮取引で市場参加者が減っていた先週金曜の夜22時頃から始まった先週末の米国ニューヨーク外国為替市場では、欧州英国市場で欧州株価上昇時のリスク選好のリスクオンの欧州ユーロ買いと英国ポンドに対する低リスク通貨の円の利益確定売りや持ち高調整が進んだ影響の波及も強く、米国長期金利が一時4.486%付近への上昇を見せた先週金曜の夜22時32分頃にドルは円相場で一時149円67銭付近の米国市場の円の安値でドルの高値を記録していた。

しかし、米国のホリデー時期のため、ビジネスや企業などによるまとまったドル実需が減少していたこともあり、続いては欧州英国通貨に対して世界的な安全資産でもあるドルにも利益確定や持ち高調整が入り始めた外貨影響も対ドル円相場に波及し、ドルに対する円相場は反発を始めた。

この原因には、先週金曜の夜19時頃からの欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会のラガルド総裁の「欧州インフレとの闘いはまだ終わっていない」というインフレ警戒継続の発言や、それまでにも他のECB高官の発言でもオーストリア中銀のホルツマン総裁が欧州のインフレ圧力の根強さに言及し、「欧州追加利上げの可能性は、利下げに転ずる可能性よりも低くない」とタカ派寄りの発言が伝わっていた影響もあった。

先週金曜の夜23時45分に発表された最新米国経済指標の11月の米国製造業購買担当者景気指数 (PMI / Purchasing Managers’ Index) 速報値は前回の50.0と市場予想の49.8に対し49.4と前回と市場予想を下回り弱かったが、11月の米国サービス部門の購買担当者景気指数 (PMI) 速報値は前回の50.6と市場予想の50.4に対し50.8と前回と市場予想を上回って強く、強弱入り混じる結果になっていたが、11月の米国総合購買担当者景気指数 (PMI) 速報値は前回の50.7と市場予想の50.4に対し50.7と市場予想は上回ったものの前回と横ばいであったことでは、横ばいに近い値動きが続いた。

米国ホリデー期で米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) 関係者には特に発言がなかったことから、米国利上げサイクルの終了は引き続き意識されていた中で、欧州の早期の利下げ予想の後退と共に追加利上げの可能性が意識され、欧州ユーロ買いドル売りが起きていたが、先週金曜の夜23時半過ぎのニュースでは欧州中央銀行 (ECB) 理事会のデギンドス副総裁がスペインで開催されたイベントで、欧州インフレと世界経済のモメンタム鈍化および欧州金融政策により、欧州ユーロ圏の経済成長の見通しには下振れリスクがあり、「経済成長は、我々の予想を下回る可能性がある」とした上で、「現在の欧州金利水準は十分に長く維持されており、今後、欧州インフレは抑制される可能性が高い」と発言したことではやや抵抗も混ざり始めたが、英国ロンドン外国為替市場の冬時間で午前3時頃の終了後の日本時間午前3時半過ぎには、ECB高官のエストニア中銀のミュラー総裁も、「恐らく、最早、これ以上の欧州利上げの必要はない」と発言していたことなどでは、ユーロの対するドル下落圧の傍らでやや低リスク通貨の円の買い戻しの円相場の抵抗も入ったため、米国市場終盤付近の土曜の朝7時頃にはドルは円相場で一時149円39銭付近の円の高値でドルの安値を記録した。

このため、先週金曜の夜から土曜の朝までの先週末の米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は、円の安値でドルの高値の149円65銭前後から円の高値でドルの安値の149円39銭前後の値動きで、先週土曜の朝7時頃のニューヨーク終値は149円40円付近と前営業日同時刻の前ニューヨーク終値比で約8銭の小幅な円高ドル安をつけていた。

週が明けた今朝早朝のオセアニア市場では、今朝8時頃にはドルは円相場で149円50銭付近に推移しており、今朝8時50分に日本の最新経済指標が発表され、10月の企業向けサービス価格指数の前年同月比は前回の2.1%と前回修正の2.0%と市場予想の2.1%に対し2.3%と前回と市場予想よりも上昇していたことでは、今朝9時頃からの日本の東京外国為替市場では149円54銭付近の始値からはやや円買いも混ざり始めたが、今朝の米国長期金利が4.488%付近から午前10時頃の一時4.517%付近に向けて上昇していたことや、今週月末を控えた今朝9時55分の日本企業の仲値決済に向けては輸入実需のドル買い需要もあり、今朝9時35分頃にドルは円相場で一時149円67銭付近の今日の日本市場の円の安値でドルの高値を記録した。

しかし、今日の東京株式市場では、日経平均株価指数 (Nikkei 225 / JP225) が今朝9時19分頃に一時3万3811円41銭付近の今年の高値記録を更新後に利益確定売りなどで大幅な下落に転じ始めたため、日本株価下落時のリスク回避のリスクオフの国内第一安全資産の低リスク通貨の円買いがドルに対して優勢に転じ、今日の日経平均株価は午後15時15分に3万3447円67銭の終値と、前営業日同時刻比で177円86銭安の大幅下落で大引けしたため、低リスク通貨の円買いが続き、ドルに対する円相場が上昇した。

また、日本市場と時間帯の近いアジア市場でも今日の上海株式市場が軟調で、その一方で米国WTI原油先物価格が低下しており、低リスク通貨の円が対ドルで買い戻されていた。

今夜は米国債の入札予定を控えていることもあり、米国長期金利も再び一時4.47%台付近に低下したことや、ユーロドルでも欧州と米国の利上げ終了時期に関する市場予想の影響と今夜23時頃からの欧州中央銀行 (ECB) 理事会のラガルド総裁の再発言予定を前にしたタカ派発言期待の欧州ユーロ買いドル売りなども入っていたため、ユーロ高ドル安の影響も他の主要通貨である対ドル円相場にドル下落圧として波及し、午後からの欧州英国市場の参入のあった午後16時22分頃に一時148円77銭付近の今日の日本市場の円の高値でドルの安値を記録した。

今日の円相場で市場安値を記録後のドルにはやや買い戻しも入ったものの、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は149円4~6銭付近と、前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の149円43~45銭付近の前東京終値比で約39銭の円高ドル安になった。

今夜この後には最新米国経済指標の発表予定や米国債入札予定などがあり、日本時間の今夜の経済指標カレンダーのスケジュールは、深夜24時に10月の米国新築住宅販売件数、25時半に米国2年債の入札予定、27時に米国5年債の入札予定があり、また欧州市場では今夜この後の23時頃から 欧州中央銀行 (ECB) のラガルド総裁の発言予定が注目されている。

一方、今日の欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は163円16〜18銭付近と、日本市場の前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時163円0〜1銭付近の前東京終値比で約16銭の円安ユーロ高であった。

主な要因は、先週末の欧州市場では欧州株価上昇時のリスクオンのリスク選好で低リスク通貨の円売りで欧州ユーロが買われたほか、欧州中央銀行 (ECB) の高官達の発言を受けた欧米の利下げ終了時期に関する市場予想でユーロドルのユーロ高の影響や、米国ホリデー時期で現地需要の減ったドル売りで欧州ユーロが買われて上昇していた影響も他の主要通貨である円相場などに波及していた。

このため、ユーロドルも、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.0946〜1.0948ドル付近で、前営業日同時刻にあたる先週金曜の夜17時の1.0906〜1.0908ドル付近の前東京終値で約0.40セントのユーロ高ドル安であった。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の英ポンドの円相場の終値は187円98銭〜188円4銭付近で、前営業日同時刻にあたる先週金曜日17時の187円25〜31銭付近の前東京終値比で約73銭の円安ポンド高であった。

主な要因は、先週の市場予想以上の英国経済指標発表後の英国景気懸念の緩和による英国ポンド買いの影響が続いたほか、先週には英国中央銀行イングランド銀行 (BoE / Bank of England) のベイリー総裁の発言でも、欧州同様に英国のインフレ圧の根強さが言及されていたことで、日英金利差予想による円売り英ポンド買いが引き続き影響を及ぼしていた。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2023年11月27日の日本時間(JST)20時31分(チャート画像の時間帯は、日本から時差で9時間遅れの英国ロンドン外国為替市場の冬時間 (GMT / JST-9) の午前11時31分頃。なお、サマータイム制のある米国市場も現在冬時間で、日本との時差が14時間遅れのJST-14 / GMT-5になっている) の人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JJST 20:31の為替レート 日本市場前営業日17時の前東京終値時間比
ドル/円 149.02 〜 149.03 -0.41 (円高)
ユーロ/円 163.19 〜 163.20 +0.19 (円安)
ユーロ/ドル 1.0950 〜 1.0951 +0.0044 (ドル安)
英ポンド/円 188.08 〜 188.14 +0.83 (円安)
スイスフラン/円 169.24 〜 169.30 +0.23 (円安)
豪ドル/円 98.39 〜 98.43 +0.38 (円安)

 

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