文/八木 – 東西FXリサーチチーム
主な点:
日本時間の昨夜、時差で14時間遅れのニューヨーク外為市場ではユーロが一時下落傾向であったが、これは欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が欧州時間の7日に「ユーロ圏のインフレ率が低下して2%前後で安定する可能性がある為、大規模な金融引き締めは必要ない。」と発言して、先週末の利上げの前倒しの可能性への市場期待にブレーキをかけたことに起因していると分析されている。
また、ユーロとドルは欧米の金利見通しの間で当面は揺れ動くことになるであろうと予想されていたが、今月10日に発表予定の米国の消費者物価指数(CPI)が良ければ、ドルがやや回復に向かうのではないという米国のアナリストの意見も出てきている。専門家の予想値では、1月の米消費者物価指数のCPIは前年同月比よりも.........................全てを読むには、下記のページをご覧ください。