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FXニュース:米連邦公開市場委員会開始

FXニュース:米連邦公開市場委員会開始

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FXニュース:米連邦公開市場委員会開始

FXニュース:米連邦公開市場委員会開始

東西FXニュース – 2023年07月25日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 米イベント前の持ち高調整
  • 欧PMI低下と強弱混合の米
  • 米リセッション懸念は後退
  • 米NYダウ株価が11日続伸
  • 日輸出企業の円買い五十日

今日2023年7月25日火曜日の日本の東京外国為替市場の9時から17時頃までの外為取引時間の対ドル円相場の為替レートは、円の安値でドルの高値141円62銭前後から円の高値でドルの安値141円20銭前後の値幅約42銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は141円32~33銭付近と、前日同時刻の前東京終値比で約9銭の小幅な円高ドル安であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と世界FX市場のトレンド動向の分析はまず、昨夜の英国ロンドン外国為替市場では、今週の7月25〜26日の米国連邦準備制度理事会 (FRB) の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) と7月27日の欧州中央銀行 (ECB) 理事会と7月27〜28日の日本銀行 (日銀 / BoJ) の日銀金融政策決定会合の米欧日の新政策金利と金融政策発表のイベントを前にした持ち高調整が進んでおり、3会合の中でも今夜この後から始める最も日程的なイベントリスクが近い米国時間で明日26日 (日本時間では時差で翌朝27日未明の午前3時) の米国イベントを前にしたドルの持ち高調整が進んでおり、昨夜20時35分頃にはドルは円相場で一時140円84銭付近に売られていた。

ただし、昨夕に発表された欧州ユーロ圏のフランス、ドイツ、ユーロ圏総合と元欧州連合 (EU) の英国の7月の購買担当者景気指数 (PMI) の速報値が、製造業とサービス業ともに軒並み市場予想以下であったことに対し、昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場で昨夜22時45分に発表された最新米国経済指標の7月の米国購買担当者景気指数 (PMI) の速報値は、総合が市場予想以下であったことではドルが円相場で一瞬140円75銭付近の米国市場の安値を記録しながらの発表になったが、米国製造業購買担当者景気指数 (PMI) は前回の46.3と市場予想の46.1に対し49.0と市場予想を上回った。

7月の米国総合購買担当者景気指数 (PMI) も前回の53.2と市場予想の53.0に対し52.0と市場予想以下ではあったものの好景気側の50以上を堅調維持し、米国サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) も前回の54.4と市場予想の54.0に対し52.4の好景気側であったことでは、総合では市場予想には届かなかったものの、6カ月連続で好景気と不景気のボーダーラインの50を上回った堅調さで米国のリセッション (景気後退) 懸念が緩和され、欧州や英国の景気懸念のユーロやポンド売りに対して、世界的に流動性の高い安全資産のドルや低リスク通貨の円が買われた。

堅調な米国経済指標を背景に、今夜この後から初日が始まる2日間の米国連邦準備制度理事会 (FRB) の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) では0.25%の米国利上げ予想が優勢で、日米金利差拡大予想による円売りドル買いも入り、ドルは欧州英国市場での下げ幅を縮めた。

また、米国主要企業の決算報告期の米国ニューヨーク (NY) 株式市場では、米国NYダウ工業株30種が11営業日連続で続伸の大幅高の終値と好調で、米国株価三指数も堅調なリスク選好のリスクオン市場になり、安全資産の米国債売りや低リスク通貨の円売りと投資実需のドル買いなども入り、米国新政策金利発表イベント前のイベントリスクの安全資産の米国債買いの影響で一時3.78%台まで低下していた米国長期金利が再上昇したことを受けて、日米金利差拡大による円売りドル買いで今朝5時5分頃には一時141円54〜55銭付近にドルは円相場で欧州英国市場での下げ幅を回復したが、今夜から始まる米国連邦公開市場委員会 (FOMC) のイベントリスクによる短期の利益確定売りや持ち高調整で上値は限られた。

そのため、昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は円の高値でドルの安値の140円75銭前後から安値は141円55銭前後の値動きで、今朝6時頃のニューヨーク終値は141円48銭付近と、前営業日同時刻の前ニューヨーク終値比で約25銭の円高ドル安をつけていた。

続いて、今朝9時頃から始まった日本の東京外国為替市場では、今日は日本企業の貿易決算日が集中しやすい5と10の付く日の「五十日」で、今朝9時55分の仲値決済では、輸入実需の国内輸入企業の円買いドル売りが優勢であったために、その前の今朝9時21分頃の一時141円62銭付近が今日の日本市場での円の安値でドルの高値になった。

今夜から1日目が始まる2日間の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) のイベントを前にしたイベントリスクが最も近いドルの利益確定売りの持ち高調整も優勢で、日本市場時間の時間外の米国債券市場で安全資産の米国債が買われた影響で米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利の上昇にも一服感が出てきたことも、日本市場時間の円買いドル売り要因になり、正午12時頃には一時141円20銭付近に対ドルの円相場が上昇し、今日の日本市場での円の高値でドルの安値を記録した。

また、日本市場と時間帯の近いアジア市場では、中国政府の景気刺激策への期待値が高まったことで中国香港株が大幅に上昇し、中国人民元に対し世界的に流動性が高い安全資産のドルが売られた影響も出ていた。

今日の日経平均株価は低下し、午後15時15分に終値3万2682円51銭の前日比-18.43安で大引けしたことでも、国内第一安全資産の低リスク通貨の円買い需要があった。

しかし、午後からの欧州市場の参入では、欧州株式市場が欧州景気懸念の下落から始まったことでは比較的好景気な経済指標が出ていた世界的に流動性の高い安全資産でもあるドル買いが先行し、午後16時18分頃には一時141円57銭付近にドルが下げ幅を縮めた。

ただし、米ドルの新政策金利発表イベントを目前に控えており、米国金利上昇による企業決算への影響などの警戒感もあり、その後に今夜の米国ニューヨーク (NY) ダウの先物価格が前日比で一時下落に転じたことでは、低リスク通貨の円買いに切り替わり、イベントリスクのドルの利益確定売りや買い控えと、持ち高調整の円買いが再び強まった。

そのため、今夜17時の今日の東京外国為替市場のドル円相場の終値は141円32~33銭付近で、昨夜17時の前東京終値比で約9銭の小幅な円高ドル安になった。

今夜この後には、世界的な注目の集まる米国連邦公開市場委員会 (FOMC) の初日が始まるほかにも、最新米国経済指標の発表予定や、米国主要企業の決算報告予定などがあり、日本時間のスケジュールは、今夜22時に5月の米国住宅価格指数と米国ケース・シラー住宅価格指数、23時にコンファレンス・ボードの7月の米国消費者信頼感指数と7月の米国リッチモンド連銀製造業指数、26時に米国5年債の入札予定、明朝の米国株式市場の後の時間になるが、グーグル (Google) の米国アルファベット社 (Alphabet Inc. 株式コード : GOOGL / GOOG) の決算報告と、米国マイクロソフト社 (MSFT) の決算報告なども注目されており、決算報告イベントシーズンの株式市場からの為替相場の影響にも注意が必要である。

一方、欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は156円31~33銭付近で、昨夜17時の前東京終値比で約40銭の円高ユーロ安であった。

主な要因は、前述の昨夕発表された欧州ユーロ圏の最新経済指標の欧州購買担当者景気指数 (PMI) を受けた欧州景気懸念のユーロ売りで低リスク通貨の円が買われた影響が見られた。

ユーロドルは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.1059~1.1061ドル付近で、昨夜17時の前東京終値比で約0.22セントのユーロ安ドル高だった。

主な原因は、欧州経済指標を受けた欧州景気懸念に対し米国の経済指標が堅調であった影響に加えて、今週の欧州中央銀行 (ECB) 理事会での欧州利上げ後には、利上げ継続抵抗要因の欧州景気懸念の影響もあり、夏以降は欧州利上げが見送りや停止される可能性が出てきたことで、これまでに欧州利上げ継続予想で買われたユーロにも利益確定売りや持ち高調整が入り始めた。

また、今夜17時に発表された欧州ユーロ圏のドイツの最新経済指標に 7月の独IFO企業景況感指数も、前回の88.5と前回修正の88.6と市場予想の88.0に対し87.3と低調で、欧州景気懸念が継続した。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の英ポンド円相場の終値は181円62~68銭付近で、昨夜17時の181円75~81銭付近の前東京終値比では約13銭の円高ポンド安であった。

主な要因は、昨夜17時半に発表された最新英国経済指標の7月の英国製造業購買担当者景気指数 (PMI) の速報値が前回の46.5と市場予想の46.0に対し45.0に不景気側で更に悪化し、7月の英国サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) の速報値も前回の53.7と市場予想の53.0に対し51.5と、いずれも市場予想を下回ったことで英国景気懸念の英ポンド売りが影響した。

また、英国の7月の総合の購買担当者景気指数 (PMI) は50.7と、6カ月ぶりの低水準を記録し、マイナス成長に入った英国経済懸念のポンド売りが安全資産のドルや低リスク通貨の円に対して入っていた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2023年7月25日の日本時間(JST)19時24分(チャート画像の時間帯は英国ロンドン外国為替市場時間の夏時間 (GMT+1 / BST) 11時24分) の、人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:24の為替レート 日本市場前営業日17時の前東京終値時間比
ドル/円 141.40 ~ 141.41 -0.01 (円高)
ユーロ/円 156.18 ~ 156.20 -0.53 (円高)
ユーロ/ドル 1.1044 ~ 1.1046 -0.0037 (ドル高)
英ポンド/円 181.60 ~ 181.66 -0.15 (円高)
スイスフラン/円 162.61 ~ 162.67 -0.38 (円高)
豪ドル/円 95.69 ~ 95.73 +0.43 (円安)

 

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