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FXニュース:米景気リスク回避で長期金利変動の日米金利差が円相場に影響

FXニュース:米景気リスク回避で長期金利変動の日米金利差が円相場に影響|

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FXニュース:米景気リスク回避で長期金利変動の日米金利差が円相場に影響

FXニュース:米景気リスク回避で長期金利変動の日米金利差が円相場に影響

東西FXニュース – 2022年5月17日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 今夜も米景気指標とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長イベント前
  • 昨夜のベイリー英中銀総裁のインフレ不満足発言で英利上げ継続予想
  • 今日発表の豪準備銀行(RBA)の議事要旨がタカ派で豪ドル買いも

今日2022年5月17日の火曜日の東京外国為替市場のFXの円相場の為替レートは、9時から17時までの東京外為取引時間の円の安値が129円44銭前後から高値128円85銭前後の値動き幅59銭程で、今夜17時の東京市場終値は129円38〜39銭で、前日比3銭の円安ドル高であった。ただし、今夜その後の欧州市場では、ドルからユーロが買われた影響や米イベント前リスクなどで、東京前日終値17時比では横ばいレンジや円高ドル安圏での値動きもあった。

今朝の日本市場の円相場では、昨夜から今朝の米国ニューヨーク市場時間に発表された5月のニューヨーク連銀製造業景気指数が前月比で36.2ポイント減のマイナス11.6で、市場予想のプラス16.5を大きく下回っており、米株安も相まっての米景気減速懸念から安全資産の米国債買いのリスク回避が出た影響で、米長期金利指標の米10年債金利が今朝一時低下し、今朝早朝のニューヨーク終値時に2.88%に下がっていたため、今朝の日本市場でも9時過ぎ頃まではドル売りの円買いが一時は優勢で、9時過ぎに今日の円の高値を記録し、前日比では円高ドル安から始まっていた。

しかし、今朝10時の仲値決済の頃からは、長引く円安で日本企業の輸入実需増加などで再び円からドルが買われ始め、今日の昼過ぎには米長期金利が2.91%台に上昇回復し、日米金利差拡大でのドル買いが起きたほか、欧米株価指数の上昇回復も見られたことからドルや外貨が買われ、午後は今日の円の安値圏で、欧州市場が参入した午後から夕方にもドルが上昇して、今夜17時の終値を前日比の円安ドル高で迎えた。

ただし、今夜この後には日本時間で21時半から、米国の景気経済指標の4月小売売上高などが発表される予定で、明日未明3時にも米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長などがイベントに参加し講演をする予定で発言が注目されており、今夜の欧州市場では米国イベント前の持ち高調整や様子見の投資家達もおり、結果が分かるまでは積極的な売買を控えた横ばいや抵抗などで19時には東京前日終値17時比では円安と円高の境界での抵抗なども混ざっていることから、今後も最新のニュース速報による値動きには注意が必要である。

今日のユーロは、東京終値17時には135円33~34銭で、前日比69銭の円安ユーロ高であった。ユーロは対ドルでも今日は反発しており、同時刻17時には1.0459~60ドルで、前日比0.50セントのドル安ユーロ高であった。

ユーロ上昇の原因は、昨夜の欧州英国市場時間に欧州中央銀行(ECB)参加のフランス中央銀行のビルロワドガロー総裁が、「安すぎるユーロは、欧州中央銀行(ECB)の物価安定目標の抵抗になる」と発言し、またE C Bの今後の利上げにも言及したことから、ユーロ買いが起きた影響が出た。また、今日米長期金利が一時低下していた時には、米欧金利差縮小予想でのユーロ買いドル売りがあったことや先述の米国イベント前の値動きも影響した。

また、今日の午後に発表されたフランス雇用統計第一四半期の失業率も0.1%減で、前回と予想の7.4%に対して結果が7.3%であった。ロシアのウクライナ侵攻で懸念されている欧州景気であるが、今夜18時に発表の欧州ユーロ圏の経済指標の欧州のG D Pは、前回と予想の5%に対して、結果5.1%でやや改善が見られたことも今夜のユーロ買い理由だった。

今日の英ポンドは、英国中央銀行イングランド銀行BoE)のベイリー総裁が昨夜の欧州英国市場時間に、最近の英国での記録的なインフレ急上昇について「全く満足していない」と発言しており、英国の利上げ継続予想が強まってポンドが買われる動きが優勢だった。 また、今日の午後に発表された英国雇用統計も改善しており、4月英雇用統計(失業率)が前回4.3%と改訂4.2%に対して今回が4.1%で、3月の英ILO失業率も前回と予想の3.8%に対して結果3.7%であったために、ポンドが買われていた。そのため、今日の東京外国為替市場17時の終値は160円73〜79銭で、前日比1円68銭の大幅な円安ポンド高であった。

今日のオーストラリアドルは、今日の最新ニュースで発表された豪中央銀行の豪準備銀行(RBA)の議事要旨がタカ派で、実際の利上げの幅の0.25%を超える0.4%の利上げ幅も議論していたことから、今後の積極的な金融引き締めに前向き姿勢が期待値を上げて、投資家に豪ドルが買われていた。そのため、今夜17時の東京終値の頃も、90円70〜74銭前後で、前日比約75銭の円安豪ドル高であった。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年5月17日の日本時間(JST)19時10分(英国夏時間(GMT+1)11時10分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:10の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 129.28 〜 129.29 -0.07(円高
ユーロ/円 135.49 〜 135.50 +0.85(円安)
ユーロ/ドル 1.0479 〜 1.0481 +0.0070(ドル安)
英ポンド/円 161.12 〜 161.18 +2.07(円安)
スイスフラン/円 129.76 〜 129.82 +0.93(円安)
豪ドル/円 90.96 〜 91.00 +1.01(円安)

 

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