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FXニュース:最新の米国消費者信頼感指数が市場予想超え

FXニュース:最新の米国消費者信頼感指数が市場予想超え|

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FXニュース:年末前の日本市場の円買いで一時全面円高

FXニュース:年末前の日本市場の円買いで一時全面円高

東西FXニュース – 2022年12月29日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 株安時のリスク回避の低リスク通貨の円買いも
  • リッチモンド連銀製造業指数は市場予想超え
  • 米利上げ継続予想で米長期金利が一時3.89%に
  • 欧州ユーロ利上げ継続予想と景気への影響懸念

今日2022年12月29日木曜日の日本の東京外国為替市場の9時から17時までの外為取引時間のドル円相場の為替レートは、円の安値134円47銭前後から高値133円47銭前後の値幅約1円で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は133円77~79銭付近で、前日同時刻の前東京終値比で約14銭の円高ドル安であった。

今日の為替相場の値動きの主な原因は、年末を控えた今日の日本市場で年末年始の休暇前の持ち高調整などの円の買い戻しが強まった影響があり、また休業前の日本企業の輸入実需の円売りドル買いが減少する一方で、輸出企業からのドル売り円買い需要があったことや、米利上げ継続予想による米株安の影響などを受けた日本株安時の低リスク通貨の円買いなどもあり、今日の日本市場で円高ドル安に転じた。

ただし、その前の昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場では、最新の米国経済指標を受けた米利上げ継続予想により、日米金利差拡大予想による円売りドル買いが優勢でドルが一時全面高になっており、今朝までのドル円は前日比で円安ドル高であった。

時間の流れに沿った為替相場の市場トレンドの動きの解説では、まず昨夜から今朝までの米国ニューヨーク市場で日本時間の昨夜深夜に発表された最新の米国経済指標の12月の米リッチモンド連銀製造業指数が、前回の-9と市場予想の-10を大きく上回った1になり、堅調な米国景気を背景とした米国連邦準備制度理事会 (FRB) による利上げ継続と長期化予想から、米長期金利が再上昇し、一時3.89%付近の11月中旬以来の高水準に達したことで、日米金利差拡大による円売りドル買いが優勢で、ドル円は一時134円50銭付近になり、米国市場では他の主要通貨に対してもドルが一時全面高になっていた。

金利上昇による企業決算への影響などの警戒から、米国ニューヨーク株式市場では株売りで反応し、米株価下落時のリスク回避でも安全資産のドルや低リスク通貨の円も買われた。

また、欧州の主要貿易先の中国がゼロコロナ政策の規制を追加緩和し解除の方向に向かったものの新型コロナの感染自体は拡大していることなどから、中国や取引先の世界景気への影響の懸念からリスク回避が強まり、欧州ユーロなどに対しても世界的に流動性の高い安全資産のドルが買われていた。

そのため、今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場のドル円相場の終値は134円45~55銭付近で、前日同時刻の前ニューヨーク終値比で約1円の大幅な円安ドル高であった。

しかし、その後に始まった今日の日本の東京外国為替市場では、前述の通り、日本市場での年末年始の休暇を前にした持ち高調整で、高値のドルの利益確定売りや円の買い戻しが優勢に転じ、開場の今朝9時過ぎに134円台だったドル円は、今朝10時前の仲値決済に向けての日本の輸入実需の円売りドル買いが休暇前で減少したことに対して輸出企業のまとまった円買いドル売り需要はあったことなどもあり、10時過ぎには133円台に円が上昇してドルが下落し、11時半過ぎには一時133円49銭付近の前東京終値比の円高ドル安に転じた。

また、今日の日本市場の時間外の米債権市場の取引では、米長期金利の指標となる米10年債の利回りの上昇が落ち着いてきたことも、今朝までの日米金利差拡大による円売りドル買いへの大きな抵抗要因になった。

午後15時台には、先述の米株安の影響もあり、今日の日経平均株価が下落し、26,093円67銭の前日比246円83銭安で大引けすると、日本株安時のリスク回避による低リスク通貨の円買いがあり、今日の日本市場の円の高値でドルの安値の133円47銭付近を記録した。

午後からの欧州英国市場の参入では、米長期金利の低下を受けたユーロ買いドル売りが優勢になり、他の主要通貨であるドル円相場にもドル安として波及した。

そのため、今夜17時の今日の東京外国為替市場のドル円相場の終値は133円77~79銭付近で、昨夜17時の前東京終値比では約14銭の円高ドル安になった。

今夜この後にも最新の米国経済指標の発表予定があり、日本時間でのスケジュールは、22時半に前週分の米新規失業保険申請件数と米失業保険継続受給者数などが発表される。

米国連邦準備制度理事会 (FRB) は、堅調な米雇用市場を背景とした利上げを継続していることから、雇用関連の米経済指標はパウエル議長をはじめとするFRB関係者も注視していることが知られている。

一方、欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は142円14~15銭付近で、昨夜17時の前東京終値比では約40銭の円高ユーロ安であった。

今日の日本市場での主要通貨のドルに対する円高が、ユーロに対しても波及していた。

ユーロドルは、17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は1.0622~1.0624ドルで、昨日17時の前東京終値比では約0.22セントのユーロ安ドル高であった。

昨夜の欧州英国市場では欧州中央銀行 (ECB) の大幅利上げ継続予想からユーロ買いドル売りが入った一方で、米国市場では欧州ユーロ圏の金利上昇による景気懸念のユーロ売りドル買いや、米株安時のリスク回避のユーロ売りドル買いが混ざったことに加えて、先述の欧州の主要貿易先の中国の新型コロナ再流行による世界景気懸念による安全資産のユーロ売りドル買いや、同じく安全資産の債権買いで米長期金利が低下時のユーロ買いドル売りなどが、レンジ付近を挟んで市場反転をしながらユーロドルがもみ合う要因になっていた。

今夜その後の欧州英国市場でも、今日の夕方の安全資産の米債権買いなどによる利回りの低下を受けた米長期金利の低下時のユーロ買いドル売りがあったことから、今日の円相場での円高ドル安の影響もあり、19時頃には前東京終値比で僅差のユーロ高ドル安にも転じていたが、19時半過ぎには再びユーロ安ドル高にも転じている。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は160円94銭~161円0銭付近で、昨夜17時の前東京終値比では約70銭の円高ポンド安であった。主な原因は、今日のドルやユーロに対する円高が、英ポンドにも円高として波及していた。

昨日17時の東京終値での主要通貨に対する全面円安の巻き戻しもあり、今日の東京終値では円はスイスフランや豪ドルに対しても、全面的な前日比の円高を記録した。

スイスフランは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の円相場の終値は144円32~38銭付近で、昨夜17時の前東京終値比で約39銭の円高スイスフラン安だった。

オーストラリアの豪ドルも、17時の今日の東京外国為替市場の円相場の終値は90円0~4銭付近で、昨日17時の前東京終値比で約58銭の円高豪ドル安であった。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年12月29日の日本時間(JST)20時1分(英国時間 (GMT) 11時1分)付近の、人気のクロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 20:01の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 133.75 〜 133.76 -0.16 (円高)
ユーロ/円 142.28 〜 142.30 -0.26 (円高)
ユーロ/ドル 1.0635 〜 1.0637 -0.0009 (ドル高)
英ポンド/円 160.94 〜 161.00 -0.70 (円高)
スイスフラン/円 144.49 〜 144.55 -0.22 (円高)
豪ドル/円 89.82 〜 89.86 -0.76 (円高)

 

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