(tozaifx_com)東西FXの公式ブログ

海外FX会社(ブローカー)の無料口座開設サポートと言えば、東西FXの公式サイト。使いやすい無料の口座開設サポートサービス、キャッシュバックキャンペーン実施中、詳細情報、新着情報・FXニューズ、FXを学ぶ、無料FXツールを展開で、FXがはじめての方でも安心です。

FXニュース:今夜欧ECB新政策金利発表

FXニュース:今夜欧ECB新政策金利発表

参照元 URL

FXニュース:今夜欧ECB新政策金利発表

FXニュース:今夜欧ECB新政策金利発表

東西FXニュース – 2023年9月14日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

今日2023年9月14日木曜日の日本の東京外国為替市場の9時から17時頃までの外為取引時間の対ドル円相場の為替レートは、円の安値でドルの高値の147円39銭前後から円の高値でドルの安値の147円2銭前後の値幅約37銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は147円28~29銭付近と、前営業日同時刻の昨日17時の147円25~27銭付近の前東京終値比で約3銭の小幅な円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と世界FX市場のトレンド動向の分析はまず、昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場で、昨夜20時に発表された最新米国経済指標の米国MBA住宅ローン申請指数の前週比は前回の-2.9%に対して-0.8%に改善され、続いて昨夜21時半に発表された注目の最新米国重要経済指標の8月の米国消費者物価指数 (CPI) は、前年同月比が前回の3.2%と市場予想の3.6%に対し3.7%に上昇し、前月比も前回の0.2%に対し、市場予想通りの0.6%の上昇率を見せたことではドル買いが先行し、発表時の21時半頃に一時147円74〜77銭付近にドルは円相場で瞬時上昇し、米国市場の円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、価格変動の激しい食品とエネルギーを除いた物価基調のCPIコア指数は、前年同月比が前回の4.7%から市場予想通りの4.3%に鈍化し、前月比は前回と市場予想の0.2%に対し0.3%と約2年ぶりの小幅上昇率に留まったことでは、米国連邦準備制度理事会 (FRB) が来週9月19〜20日に開催予定の次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) で米国新政策金利を据え置くという市場予想が引き続き優勢で、来週のイベント前の短期のドルの利益確定売りの抵抗を交えながら、昨夜23時半頃にドルは円相場で一時147円60銭付近からの下落に転じた。

しかし、原油先高感が米国のインフレ圧と意識される中で、昨夜23時半に発表された週間の米国石油在庫統計では、原油・ガソリンなどの在庫が、減少の市場予想に反して大幅に増量されていたことでは、市場高値後で来週のイベント前のドルの利益確定売りや目下の持ち高調整が増え始めた。週間米国原油在庫は前回の-630.7万バレルと市場予想の-247.5万バレルに対して+395.5万バレルに増加し、 ガソリン在庫も前回の-266.6万バレルと市場予想の-83.0万バレルに対し+ 556.1万バレル、留出油在庫も前回の67.9万バレルと市場予想の136.0万バレルに対し393.1万バレルに大幅に増加していた。

また、同時進行中だった米国ニューヨーク株式市場では、8月の米国消費者物価指数 (CPI) のやや強弱入り混じる結果の中で、米国政策金利が今月9月の次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) では据え置きとなる市場予想が優勢であることではS&P総合500種 (S&P500) とナスダック総合 (NASDAQ) は反発したものの、その次の10月31日〜11月1日に開催予定の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) では年内追加利上げの可能性が残ることや、米国政策金利が高金利で長期間高止まりする市場予想による企業決算への影響の警戒感からはリスク回避 (リスクオフ) の株売りがあり、米国ダウ平均株価 (DJI) が続落を見せたことでは、ドルから買える安全資産の米国債が買われた影響で、債券価格の上昇に伴う利回りの低下により、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が低下時には日米金利差縮小時の円買いドル売りと、リスクオフの低リスク通貨の円買いで円相場が反発上昇した。

米国フェデラル・ファンド (FF) 政策金利レートの誘導目標の市場予想値で有名なフェドウォッチ (CME FedWatch Tool) では、現在、来週の9月19〜20日開催の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) の米国政策金利の据え置き予想の確率が97%に対し0.25%の小幅な追加利上げの予想率が3%であるが、その次の10月31日〜11月1日開催のFOMCでは、米国金利据え置き予測値の59.8%に対して0.25%の小幅追加利上げ予測値が39.0%になり、0.5%の大幅追加利上げのタカ派の市場予想値が1.1%になっている。

また、今朝未明の午前2時には米国30年債の入札予定などもあり、米国債買いの影響で、前日には一時4.30%台を記録していた米国10年債の利回りが指標の米国長期金利も一時4.24%台付近に低下していたことから、米長期金利低下時のドル売りが入り、午前2時15分頃に一時147円16銭付近の米国市場の円の高値でドルの安値を記録した。

しかし、午前3時に発表された8月の米国月次財政収支は、前回マイナス圏だった-2208億ドルと市場予想の-2400億ドルに対し、プラス圏の893億ドルに大幅に上昇したことを受けては、米国景気好感によるドルの買い戻しが入った。

ただし、今夜この後にも最新米国重要経済指標の米小売売上高や生産者物価指数 (PPI) などの発表予定があり、また今夜は日本時間で21時15分頃に欧州中央銀行 (ECB) 理事会による欧州の新政策金利の発表イベント予定があり、欧州の根強いインフレ圧から追加利上げの可能性の市場予想がやや高まってきており、欧州は金利据え置きと五分五分に近い市場予想であったものの、欧米のイベント前の持ち高調整や買い控えなども入っていたことも影響を及ぼしていたことは抵抗の一因となっていた。

そのため、昨夜から今朝までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は、円の安値でドルの高値の147円77銭前後から円の高値でドルの安値の147円16銭前後の値動きで、今朝6時頃のニューヨーク終値を147円46銭付近と前営業日同時刻の前ニューヨーク終値比で約38銭の円安ドル高でつけていた。

今朝9時頃からの今日の日本の東京外国為替市場では、米国インフレ指標のCPI上昇を受けては9時3分頃に一時147円39銭付近の今日の日本市場の円の安値でドルの高値を記録して始まったものの、コアCPIの鈍化を受けては来週の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) では米国政策金利据え置き予想が優勢で、米国長期金利が一時は4.22%台に向けて低下しており、日米金利差縮小時の円買いと利益確定のドル売りに転じ、今朝10時1分頃に一時147円2銭付近の今日の日本市場の円の高値でドルの安値を記録した。

今夜この後の欧州中央銀行 (ECB) の新政策金利イベントを控えたイベントリスクなどによる、持ち高調整の低リスク通貨の円の買い戻しなども影響を及ぼしていた。

ただし、今日の日本の東京株式市場では、日経平均株価が大幅に上昇し、午後15時15分に3万3168円10銭と、前日比で461円58銭高の大幅高で大引けしたことでは、リスク選好 (リスクオン) の円売りが入った。

午後からの欧州市場の参入でも、夕方に米国長期金利が4.26%台に向けて上昇し、下げ幅を縮めたことでも、ドル買いが入っていた。

そのため、今夜17時の今日の東京外国為替市場のドル円相場の終値は147円28~29銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の147円25~27銭付近の前東京終値比では約3銭の小幅な円安ドル高になった。

今夜この後には、最新の米国重要経済指標の発表予定などがあり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜21時半に 8月の米国小売売上高と、 8月の米国生産者 (卸売) 物価指数 (PPI) と、前週分の米国新規失業保険申請件数および米国失業保険継続受給者数の発表、23時に7月の米国企業在庫などが発表される。

また、欧州ユーロ圏では、今夜21時15分頃に欧州中央銀行 (ECB) の新政策金利と声明が発表され、続いて21時45頃からラガルド総裁の発言予定があり、今夜はユーロの大イベントが予定されている。

欧州ユーロは、今夜17時の今日の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は158円10~11銭付近と、前営業日同時刻の昨夜17時の158円19~21銭付近の前東京終値比で約9 銭の小幅な円高ユーロ安であった。

主な要因は、今夜の欧州中央銀行 (ECB) 理事会の新政策金利発表予定を控えたイベントリスクによる持ち高調整や結果が分かるまでの買い控えなどが影響を及ぼした。ただし、イベント時やイベント後の値動きには注意が必要である。

同様に、ユーロドルも、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.0733~1.0734ドル付近と、昨夜17時の1.0742~1.0744ドル付近の前東京終値比で約0.09セントのユーロ安ドル高だった。

英国ポンドは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の英ポンド円相場の終値は183円88~94銭付近と、昨夜17時183円61~67銭付近の前東京終値比で約27銭の円安ポンド高であった。

主な要因は、来週の英国中央銀行イングランド銀行 (BoE) の金融政策委員会 (MPC) には英国利上げ継続の可能性が燻っていることで、日英金利差拡大予想が影響を及ぼした。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2023年9月14日の日本時間(JST)19時26分(チャート画像の時間帯は英国ロンドン外国為替市場時間の夏時間 (GMT+1 / BST) 11時26分) の人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:26の為替レート 日本市場前営業日17時の前東京終値時間比
ドル/円 147.34 〜 147.35 +0.08 (円安)
ユーロ/円 158.13 〜 158.18 -0.06 (円高)
ユーロ/ドル 1.0730 〜 1.0732 -0.0012 (ドル高)
英ポンド/円 183.66 〜 183.72 +0.05 (円安)
スイスフラン/円 165.01 〜 165.07 -0.07 (円高)
豪ドル/円 94.81 〜 94.85 +0.44 (円安)

www.tozaifx.com

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。