(tozaifx_com)東西FXの公式ブログ

海外FX会社(ブローカー)の無料口座開設サポートと言えば、東西FXの公式サイト。使いやすい無料の口座開設サポートサービス、キャッシュバックキャンペーン実施中、詳細情報、新着情報・FXニューズ、FXを学ぶ、無料FXツールを展開で、FXがはじめての方でも安心です。

FXニュース:中財政案期待リスクオン

FXニュース:中財政案期待リスクオン

参照元 URL

FXニュース:中財政案期待リスクオン

FXニュース:中財政案期待リスクオン

東西FXニュース – 2024年12月10日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

今日2024年12月10日火曜日の日本の東京外国為替市場の今朝9時頃から今夜17時頃までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の高値でドルの安値の150円89銭付近から、円の安値でドルの高値の151円61銭付近の値幅約72銭で、今夜17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は151円58銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日の夜17時の150円36〜38銭付近の前東京終値比では約1円22銭の大幅な円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) のマーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、昨日の中国中央政治局会議において中国共産党が2025年の中国の経済政策と金融政策について、「より積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を実施していく」との方針を示したニュースを受けて中国景気懸念が緩和し、中国を主要取引先に持つ欧州市場のリスク選好のリスクオン (Risk-on) による世界的な安全資産の米国債売りに伴う米国債券価格下落時の利回り上昇が続き、債券利回りを受けた金利差トレードで日米金利差拡大時の円売りドル買いが強まる中、リスクオン市場で買われやすい欧州ユーロや英国ポンドなどの主要通貨に対するクロス円の低リスク通貨の円の利益確定売りや持ち高調整も波及したため、昨夜21時45分頃に米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.183%付近に上昇すると、昨夜21時51分頃にドルは円相場で一時150円84銭付近に上昇し、その欧州英国市場の後半にあたる昨夜22時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は一時150円76銭付近の始値であった。

昨夜22時10分頃には、債券市場で米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利は一時4.191%付近と更なる上昇を続けたことから、昨夜22時15分頃にドルは円相場で一時150円94銭付近にも上昇していた。

しかし、米国債券価格低下を受けた世界的な安全資産の米国債の買い戻しの一時抵抗も混ざったことや、同時進行中の欧州市場では今週の12月12日に次回の欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) 理事会の欧州新政策金利発表のイベントを控え、市場では欧州追加利下げ予想が優勢でイベントリスクも近づいていることなどから、昨夜23時25分頃に米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.174%付近に一時反落し、米国長期金利上昇を受けた金利警戒感からは、プレマーケットに続き始まった米国ニューヨーク株式市場で米国主要株価三指数の中で金利に敏感な米国ダウ工業株 (Dow Jones Industrial Average) の続落懸念があったことなどでは、債券利回りを受けた金利差トレードの日米金利差縮小時の影響もあって低リスク通貨の円買いの抵抗も入り、昨夜23時32分頃にドルは円相場で一時150円70銭付近の米国市場の円の高値でドルの安値を記録した。

しかし、世界市場における米国債売りのトレンドの影響の波及もあり、米国ニューヨーク債券市場でも米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が再び上昇に向けると、ドルも円相場で再び上昇し、午前1時55分頃には米国長期金利が一時4.200%付近と、4.2%台に乗せ始めたことや、米国市場終盤の午前6時45分頃の一時4.205%付近に向けた上昇トレンドを見せる中で、同時進行中で英国冬時間には日本時間で午前3時頃までの英国ロンドン外国為替市場の終盤の利益確定時に、来週12月18〜19日に開催予定の日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) 金融政策決定会合では日銀の追加利上げ見送りの可能性が意識されていたことなどもあり、 低金利通貨の円売りによるポジション調整が強まっていた午前2時58分頃に、ドルは円相場で一時151円34銭付近と、米国市場の円の安値でドルの高値を記録した。

ただし、米国長期金利上昇を受けた金利警戒感からは、米国ニューヨーク株式市場では、市場予想通りに米国主要株価三指数の中でも特に金利に敏感な米国ダウ工業株 (Dow Jones Industrial Average) が前営業日比で大幅続落の終値に向けたほか、米国S&P 500種株価指数 (Standard and Poor’s 500 index) も小幅安の終値に向け、世界的なハイテク企業株の比率が高い米国ナズダック総合株価指数 (NASDAQ Composite) も大幅安に転じたため、米国主要株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) の低リスク通貨の円買いの抵抗もやや入ったことでは、ドルは円相場で上昇幅を縮めたが、同時進行中の米国ニューヨーク債券市場では米国債売りの世界トレンドの影響が続いていたことでは、今朝早朝の米国ニューヨーク債券市場の終値時点にも米国10年債の利回りが指標の米国長期金利は4.2%台に上昇していたため、債券利回りを受けた日米金利差拡大時のドルの円相場での底値は固く、ドル円は抵抗を交えながらも151円台付近に留まった。

このため、昨夜22時頃から今朝7時頃までの米国冬時間の米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場は、円の高値でドルの安値の150円70銭付近から、円の安値でドルの高値の151円34銭付近の値幅約64銭で、今朝7時頃のニューヨーク終値ドル円は151円21銭付近と、前営業日同時刻の前ニューヨーク終値の150円0銭付近と比較すると約1円21銭の大幅な円安ドル高をつけていた。

今朝早朝のアジア・オセアニア市場でも、中国を主要貿易先に持つオセアニアのオーストラリアなどで中国景気懸念緩和の影響による世界的な米国債売りが続き、今朝8時52分頃には米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利は一時4.211%付近にも上昇したことから、今朝8時58分頃にドルは円相場で一時151円43銭付近と米国市場での高値を上抜けていたため、今朝9時頃から始まった今日の東京外国為替市場の対ドル円相場も一時151円39銭付近の始値と、前東京終値比で大幅な円安ドル高からのスタートとなった。

今日に日本市場では、今日は10日で日本の貿易企業の決済日が集中しやすい5と10が付く五十日 (ごとおび / ゴトーび) であったことから、今朝9時55分頃の仲値決済では日本企業の輸入実需の円売りドル買いの影響があり、その直後の今朝10時3分頃にはドルは円相場で一時151円55銭付近と更なる上昇を見せていた。

しかし、日本の国内輸出企業による円買いドル売りの抵抗も入り始めたことに続き、今日の日本市場の時間外の米国債券市場では安値からの米国債の買い戻しの影響などもあり、午後14時54分頃に米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.188%付近にまで反落した時間があった影響では、午後14時55分と58分頃に対ドル円相場は一時150円89銭付近にまで円相場が反発して下げ幅を縮めた時間があり、この時間が今日の日本市場での対ドル円相場の円の高値でドルの安値となった。

また、正午12時30分頃にはオセアニア市場でオーストラリアの中央銀行にあたる豪準備銀行 (RBA / Reserve Bank of Australia) が豪州新政策金利と声明を発表し、市場予想通りに現状の4.35%で豪州政策金利を据え置きしたが、声明では「豪州インフレの上振れリスクは緩和」し、「豪州消費者物価指数は持続的に目標に戻ると確信」しているなどハト派的であったことを受けて、豪ドル売りで円が買い戻された外貨影響も波及したが、ドルに対しても売られたことや、その後の午後13時30分頃からのミシェル・ブロック総裁の発言は、「豪州利下げについて議論しなかった」とタカ派的で、「インフレ上昇リスクは緩和しているが、消滅はしていない」と慎重さも見せたことでは買い戻しも入り始めて反発した。

ただし、中国景気懸念の緩和を受けたリスク選好のリスクオンの低リスク通貨の円売りの影響が残る中で、今日の東京株式市場では来週の日銀の追加利上げ先送り予想の影響もあって日経平均株価が上昇しており、一時は上昇幅を縮めたもののプラス圏の推移を続け、午後15時30分頃に3万9367円58銭の終値をつけ、前日比207円8銭高の大幅高で大引けしたことを受けては、再びリスク選好のリスクオンで国内第一安全資産の低リスク通貨の円売りが起き、主要通貨に対して円相場が下落した。

さらに、夕方からの欧州市場の参入により、米国長期金利が反発後に大きく上昇し、夕方の16時55分頃から世界最大規模の英国ロンドン外国為替市場参入時の今夜17時頃にかけて米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利は一時4.214%付近の高止まりを続けたため、低リスク通貨の円売りに加えての債券利回りの金利差トレードの日米金利差拡大時の円売りドル買いの影響により、今夜17時0分の1分間の値動きの中でドルは円相場で瞬時151円61銭付近と今日の日本市場の円の安値でドルの高値を記録し、その直後に今夜17時の前日比で大幅な円安ドル高の東京終値をつけた。

このため、今夜17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は151円58銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の150円36〜38銭付近の前東京終値比で約1円22銭の大幅な円安ドル高になった。

また、その後の今夜17時15分頃の英国ロンドン外国為替市場では、時間外の米国債券市場で世界的な安全資産の米国債売りが続き、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.218%付近と更なる上昇を見せたため、この時間のドルは円相場で一時151円78銭付近と、日通しの円の安値でドルの高値を更新している。

なお、今夜の英国ロンドン外国為替市場時間には、金利先物市場のデータを基に米国政策金利フェデラル・ファンド (FF / Federal Funds) レートの市場予想値を算出する米国シカゴ・マーカンタイル取引所 (CME / Chicago Mercantile Exchange) グループのフェドウオッチ (FedWatch) ツールで、今月17〜18日に開催予定の次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) における米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国利下げ幅の市場予想値は0.25%の米国小幅利下げ予想値が一時85.8%付近と、市場で確定値と考えられている70%を超えた推移を続けているが、一部のタカ派の米国金利据え置き予想値も一時14.2%付近と依然として残っている。

その一因として、今週の最新米国重要インフレ指標の米国消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) の発表を控え、先週に次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) の投票権を持つ米国連邦準備制度理事会 (FRB) の高官達の発言に米国インフレへの警戒感も見られたことなどが影響を及ぼしていた。

今夜この後の米国市場では、最新米国経済指標の発表予定や米国債の入札予定があり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜22時30分に7〜9月第3四半期の米国非農業部門労働生産性の改定値と、米国単位労働費用の改定値、そして、27時00分に米国3年債の入札予定を控えているが、来週の米国連邦公開市場委員会 (FOMC) を控え、米国連邦準備制度理事会 (FRB) の高官達は発言自粛のブラックアウト期間 (Black out period) に入っているため、公式な発言予定などは特に入っていない。

一方で、世界の債券や株式とコモディティ市場などや、世界の政治要因や世界情勢などの最新ニュースなどの為替相場への影響などは注視されており、来週の日米金融政策会合後には12月の欧米のクリスマス・ホリデー・シーズンの冬休みムードが高まるため、世界市場の流動性の減少傾向により通常よりも値動きが増幅された荒い値動きが出やすくなる時期があることなどには、引き続き注意が必要である。

一方、欧州ユーロは、今夜17時の東京外国為替市場の今日のユーロ円相場の終値は159円89〜90銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨日の夜17時の158円87〜89銭付近と比べると約1円2銭の大幅な円安ユーロ高であった。

主な要因は、先述の中国景気懸念後退によるリスク選好のリスクオンで低リスク通貨の円売りが続き、リスク選好市場で買われやすい欧州ユーロや英国ポンドが円相場で上昇したほか、債券利回りの日米金利差拡大時の円売りドル買いの外貨波及で大幅な円安になった。

そのため、英国ポンドも、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は193円15〜21銭付近で、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の191円89〜95銭付近と比べると約1円26銭の大幅な円安ポンド高になっていた。

ユーロドルは、今夜17時の東京外国為替市場の終値は1.0549〜1.0550ドル付近で、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の1.0564〜1.0566ドル付近と比べると約0.15セントのユーロ安ドル高であった。

主な要因は、今週に欧州追加利下げ予想が優勢であることに対し、来週の米国利下げ予想も優勢ではあるが、明日の米国消費者物価指数 (CPI) の発表を控えて一部の米国金利据え置き予想も燻っていることや、債券市場で米国債売りが続き、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利上昇時の主要通貨に対するドル買いの影響が観測されていた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2024年12月10日の日本時間(JST)20時41分(チャート画像の時間帯は、10月最終日曜日に英国夏時間が終了し、来年3月最終日曜日まで日本から時差9時間遅れの英国冬時間の標準時間 (GMT / Greenwich Mean Time) になった英国ロンドン外国為替市場の英国冬時間 (GMT / JST-9) の11時41分頃) の人気のクロス円を中心とした東京外為前営業日比の為替レートは下表の通りである。なお、米国市場も11月の第1日曜日から来年3月の第2日曜日は米国冬時間 (EST / Eastern Standard Time / GMT-5 / JST -14) にあたるため、2024年11月3日に米国サマータイム (EDT / Eastern Daylight Time / GMT-4 / JST-13) の米国夏時間も終了し、現在の世界市場では欧州市場と英国市場と共に米国市場も冬時間で日本との標準時差となっている。

通貨ペア JST 20:41の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00の前東京終値
ドル/円 151.67 〜 151.68 +1.31 (円安)
ユーロ/円 159.72 〜 159.73 +0.85 (円安)
ユーロ/ドル 1.0531 〜 1.0532 −0.0033 (ドル高)
英ポンド/円 193.54 〜 193.60 +1.65 (円安)
スイスフラン/円 172.38 〜 172.44 +1.36 (円安)
豪ドル/円 97.04 〜 97.08 +0.45 (円安)

 

www.tozaifx.com

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。