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FXニュース:日米金利差拡大で今日131円35銭の今年の円安ドル高記録を更新

FXニュース:日米金利差拡大で今日131円35銭の今年の円安ドル高記録を更新|

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FXニュース:日米金利差拡大で今日131円35銭の今年の円安ドル高記録を更新

FXニュース:日米金利差拡大で今日131円35銭の今年の円安ドル高記録を更新

東西FXニュース – 2022年5月9日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

今日2022年5月9日の東京外国為替市場の円相場の為替レートは、9時から17時までの東京外為取引時間の円の安値が131円35銭前後から、高値130円68銭前後の値動き幅67銭程で、今日17時の東京市場終値は131円17〜19銭で、前日比約66銭の円安ドル高であった。また、今夜その後19時頃に時差で朝の欧州市場でも、131円台の円安ドル高が継続している。

原因は、日本と米国の金融政策の方向性の違いによる日米金利差拡大の円売りドル買いの円安ドル高が継続しており、今日は東京外国為替市場の営業時間の債権市場でも、先週末の米雇用統計等から米インフレ継続懸念で、米長期金利が3.1%台の高水準で取引され続けて上昇しており、欧州市場参入の午後には2008年以来と言われる3.17%台を記録した。そのため、今年4月28日に131円25銭の円安ドル高を記録した円安ドル高が今日はさらに進み、2002年4月以来と言われる131円35銭の円安ドル高を記録した。

今朝10時頃の仲値決済でも、長引く円安による輸入用の外貨実需増加の日本企業による円からのドル買いで130円台後半の円安が進んでおり、午後になり長期金利上昇の影響で、更なる日米金利差拡大予想で131円を超えた。

先週末に発表の米国の景気経済指標の4月米雇用統計の労働需給逼迫等の影響で、今朝の東京外為市場時間以前の先週金曜のニューヨーク市場でも、米長期金利が2018年11月以来の3.14%付近の高水準を記録し、日米金利差拡大でのドル買い円売りが起きていた。

4月米雇用統計では、労働需給逼迫等の影響で既に8%を超えている米国の記録的なインフレ率が継続して高止まりをする懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの予想から、先週金曜の東京外国為替市場取引時間終了後の夜の発表後にも米長期金利が上昇していた。その為、先週金曜のニューヨーク市場でも、円の安値は一時130円71銭に達していた。

ユーロに対しても、米長期金利上昇の米欧金利差で今日はドルが買われやすかった。先週末に欧州中央銀行(ECB)にも利上げ発言があり、一時は買われて上昇していたユーロが、今日ドルに対して下げた原因となった。そのため、今日17時の東京終値では、ユーロ対ドルは1.0512~13ドルで、前営業日比0.07セントのドル高ユーロ安であった。

ECBの利上げ発言に関しては、フランス中央銀行のビルロワドガロー総裁が「年内に金利がプラス圏に上昇することが妥当」と発言したことに続き、ドイツ連邦銀行のナーゲル総裁も「欧州の高水準のインフレに対応するために、ECBは早期に行動するべき」と発言しており、日本では先週金曜の夕方の終値時間付近であったが、その後に時差で朝の欧州市場と、欧州の午後が時差で朝にあたるニューヨーク市場でも、ECBの利上げ期待から一時はユーロが買われて上昇しており、今日は米長期金利上昇のドルに対しては売られたものの、日本銀行金利抑制の大規模緩和継続姿勢の円に対してはユーロが特に売られる理由もなかったために、今日の17時の東京終値では対円のユーロは137円90~92銭で、前営業日比で約61銭の円安ユーロ高だった。

しかし、今日はロシアが戦勝記念日の祝日で、プーチン大統領が演説で、西側諸国と北大西洋条約機構NATO)を非難しており、戦争への懸念のリスク回避からもユーロが売られて安全資産のドルが買われていた時間帯があった。ただし、プーチンが「特別軍事作戦は、必要かつ適宜にかなった措置で、唯一の正しい判断」と発言したことで、戦争宣言ではなく特別軍事作戦に留まることで、リスク軽減でユーロには夕方からドルに対しても買い戻しが入っており、ユーロ対ドルも今夜の欧州市場ではユーロ実需もあり、19時前には前日比ではユーロ高ドル安に転じてもいた。

英ポンドは、英国中央銀行イングランド銀行BoE)が先週に英政策金利を1%に利上げはしたものの、同時発表の英景気予想がマイナス成長予想で、春に続いて秋にも大幅な電気代値上げの英エネルギーショックがあることを理由に、年内に10%を超える英インフレ悪化の予測から、英景気後退(リセッション)の懸念が強まり、リスク回避で英ポンド売りの安全資産買いのドル買いや低リスク通貨の円買いも起きており、特に英ポンド売りドル買いが顕著で、今日の午後にポンド安ドル高が記録的なレベルに達し、16時前には英ポンドは1ドル22.6セントの安値をつけた。その直後には、高値でのドルの利益確定売りや安値でのポンド買いの持ち高調整の抵抗は入ったものの、外貨に対してもポンド安が一時波及した。

今日の日中一時は前日比で円高ポンド安の時間帯もあったのだが、夕方にG7がウクライナ支援でロシア産石油輸入禁止への共同声明発表のニュースがあり、ロシアによるウクライナ侵攻の長期深刻化の影響による世界的な原油資源高で、日本の貿易赤字リスク増加から以前ほどはリスク回避で低リスク通貨としての円が買われる機会がなくなっていたために、今日の17時の東京市場終値の対円の英ポンドは、161円13〜19銭で前日比8銭の円安ポンド高であった。

今日のオーストラリアドルは、以前の利上げで買われて上昇していた豪ドル高が、新規材料の不足から徐々に戻してきており、今日の東京市場終値17時の円相場では、91円93〜97銭で前日比では45銭の円高豪ドル高であった。

米雇用統計は失業率などはほぼ予想通りで、分野によっては労働市場逼迫もあり堅調とは言われていたが、米国インフレ悪化懸念の一因に、米国ではテキサス州などで石油が出るが、ウクライナ危機による脱ロシア産石油で米国はカナダと共に北米での原油増産を目指す一方で、原油採掘の過酷な労働条件による人離れによるエネルギー業界の労働者不足が問題になっており、その近くにあったアマゾン倉庫や配達業務などに転職するケースも増えて、労働市場での競合なども起きていた。

米国で石油増産のための労働者不足で賃上げ競合等が悪化をすると、人件費などのコスト増加は更なる原油高に繋がる可能性があり、日常的に目につくガソリン代高騰が車社会の米インフレ悪化懸念を増幅しており、社会問題になる。そのため、パウエルF R B議長も「今の米国のインフレは高すぎる」等と発言しており、今後の米インフレ対策の米金融政策には期待が高まっており、ニュースや速報などによる期待値からも為替相場が値動きをしている動向から、今後も最新のニュースの影響による為替相場の値動きには注意が必要である。

今日の東西F Xニュース執筆終了時の2022年5月9日の日本時間(JST)19時13分(英国夏時間(GMT+1)11時13分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:13の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 131.17 〜 131.18 +0.66(円安)
ユーロ/円 138.16 〜 138.18 +0.87(円安)
ユーロ/ドル 1.0532 〜 1.0534 +0.0013(ドル安)
英ポンド/円 161.51 〜 161.57 +0.46(円安)
スイスフラン/円 132.20 〜 132.26 +0.10(円安)
豪ドル/円 91.86 〜 91.90 -0.52(円高

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FX週刊ニュース(5月2週)|米ドル円相場は引き続き130円台をキープ。英ポンド/米ドル:英国地方選挙はポンドの底上げに影響を与えるか?

FX週刊ニュース(5月2週)|米ドル円相場は引き続き130円台をキープ。英ポンド/米ドル:英国地方選挙はポンドの底上げに影響を与えるか?|

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FX週刊ニュース(5月2週)|米ドル円相場は引き続き130円台をキープ。英ポンド/米ドル:英国地方選挙はポンドの底上げに影響を与えるか?

主な点:

  • 米ドル/円:ドル円相場は引き続き130円台をキープ。近日中に135円に達する可能性も。
  • ユーロ/米ドル:ユーロ相場の下落が続く見通し。英HSBCは1ユーロ=1ドルまで下落予想。
  • 英ポンド/米ドル:下がるポンドの価値。英国地方選挙はポンドの底上げに影響を与えるか?
  • 豪ドル/米ドル:オーストラリア中央銀行がキャッシュレートの誘導目標の引き上げを発表。
  • ロシアに依存しないエネルギー方式へ。各国ロシアからの脱エネルギー進む
  • 安全資産としての金、引き続き上昇続く可能性。

米ドル/円:ドル円相場は引き続き130円台をキープ。近日中に135円に達する可能性も。

先週は日本国内はGWだったため日本市場は2、6日のみ東京外国為替市場の稼働だった。2日の東京外国為替市場は円相場は、午後5時現在1ドル=130円09~10銭と、前営業日(130円59~59銭)に比べ50銭の円高・ドル安となった。

6日午前の東京市場でドル・円は130円40銭台で推移し、強含み。米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小。直近高値の131円25銭を目指す流れであった。

今週も引き続き円安ドル高トレンドは続きそうだ。円安ドル高基調が収まるためには、米国のインフレが抑制に向かうことで米利上げ加速観測が後退したり、米景気減速懸念が台頭したりするなど、米国・ドルサイドでドル売り材料が顕在化する必要がある。FRBが急ピッチの引き締めを続ける以上、いずれは米国のインフレが抑制に向かったり、景気減速懸念が台頭したりする可能性が高いと見ているが、足元の情勢を鑑みると、当面そうした事態は見込みづらい。従って、今後夏場までは円安ドル高がさらに進むと予想している。2~3ヵ月のうちに一時的に135円に達する可能性が高いと見ている。その後、秋になると緩やかな円高ドル安基調に転じると予想している。

ユーロ/米ドル:ユーロ相場の下落が続く見通し。英HSBCは1ユーロ=1ドルまで下落予想。                                                                   

世界最大級のメガバンクHSBCは5日、ユーロ相場の見通しを大幅に下方修正し、年内に1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)まで下落するとの見方も示した。6日、ECB理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は講演で、中銀預金金利を年内にプラス圏に引き上げるべきだとの認識を示した。ナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁も6日、過去最高水準となっているインフレ率に対応するための利上げを行う時間枠は徐々に狭まっているとし、早期利上げへの支持を示唆した。9日、ユーロ1.05ドル前半で底堅い、ECBの早期利上げ観測が支え ユーロ/ドルは1.0533ドル付近で推移した。さまざまな動きがある中、長期的なユーロ相場の下落は避けられなさそうであると多くの専門家は予測している。

英ポンド/米ドル:下がるポンドの価値。英国地方選挙はポンドの底上げに影響を与えるか?

先週ポンドドルは軟調な値動きが続き、1.25ドル台前半に値を落としている。先週末は月末要因も加わってドル買いも一服し、ポンドドルも買い戻しの動きを見せていた。ただし米10年債利回りが3%をうかがう展開を見せる中でドル買いの動きは根強く、ポンドドルは再び下落傾向となった。

今後英中銀金融政策委員会(MPC)と地方選挙が予定されており、それらの結果がポンドの焦点となりそうだ。市場は0.25%の利上げを見込んでいるが、それはすでに織り込んでおり、焦点は6月と8月の追加利上げに移っている。その意味でも今回は、政策委員から利上げ反対の主張があるかどうかが注目されている模様。英中銀が高インフレと成長鈍化のリスクをどう均衡させるか、長期インフレ予測が目標の2%からどの程度かい離しているかが焦点になる。

豪ドル/米ドル:オーストラリア中央銀行がキャッシュレートの誘導目標の引き上げを発表。

オーストラリア中央銀行は3日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を0.25ポイント引き上げ、0.35%とすることを決定した。豪中銀のロウ総裁は政策決定後の会見で、今後数カ月で追加利上げが必要になるとの見通しを示唆した。

ロウ総裁は政策発表後の声明で、「政策委員会は豪州のインフレ率が時間の経過とともに確実に目標に復帰するために必要な対応を行うことにコミットしている。これは今後のさらなる政策金利の引き上げを必要とする」との認識を示した。

その上で、政策委は「将来の利上げのタイミングと幅を見極める過程で、今後の情報とリスクバランスの変化を引き続き注視していく」と説明した。豪中銀の決定を受け、豪ドルの対ドル相場は一時1.4%高となったが、その後上げ幅を縮小し、1豪ドル=0. 7118米ドルで取引された。豪州の3年国債利回りは2014年以降で初めて3%を突破し、10年債利回りは3.39%に上昇した。

ロシアに依存しないエネルギー方式へ。各国ロシアからの脱エネルギー進む

5日、石油輸出国機構OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は来月の供給量について、あらためて小幅な引き上げを承認した。EUがロシア産石油の禁輸を検討しており、世界的に市場の逼迫が見込まれる中でも、供給拡大を小規模に抑えた。OPECプラス参加国の代表らによれば、供給量の引き上げ幅は43万2000バレル/日となる予定である。

また米エネルギー省は、米戦略石油備蓄の補充のため政府が今年秋に6000万バレル購入の入札を実施すると発表した。バイデン政権は3月末、ロシアのウクライナ侵攻を受けたエネルギー価格の高騰加速を抑制するため、備蓄から計1億8000万バレル規模を放出すると発表しており、その後の補充計画発表は初めて。

グランホルム長官は声明で、「備蓄の補充も戦略的に行う必要があり、最も必要とされる時に供給できるよう備えをしておかねばならない」と表明した。脱ロシアが進む中、世界各国は安定したエネルギー供給を求め各国ロシアに依存しないエネルギー方式を進めている。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)金相場の上昇を予測。安全資産としての金、引き続き上昇続く可能性。

ウクライナ情勢緊迫が長期間続く中、金相場は今までにない大きな影響を受けてきている。そんな中今週金の値段価値に大きな影響力のある、金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が物価上昇と景気低迷が同時に進む「スタグフレーション」のような経済状態が続くことで投資家が安全資産を選好する「質への逃避」が起こり、金相場は引き続き上昇する可能性が高いと発表した。結果金価格は上昇、先週は1900ドル/オンスで推移した。

今週の経済指標カレンダー
時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
月曜日 – 2022年5月9日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
1日中 イギリス – バンクホリデー 祝日
07:30 AIG 製造業指数 (4月) AUD
15:00 小売売上高 (前月比) (3月) EUR
16:00 SECO消費者信頼感指数 (Q2) CHF
16:15 製造業PMI (4月) EUR
16:30 procure.ch PMI (4月) CHF
16:45 イタリア製造業購買管理者指数 (4月) EUR
16:50 製造業購買担当者景気指数 (4月) EUR
16:55 製造業購買部協会景気指数 (4月) EUR
17:00 製造業購買担当者景気指数 (4月) EUR
22:45 製造業購買管理者指数 (4月) USD
23:00 ISM製造業雇用指数 (4月) USD
23:00 ISM製造業購買担当者景気指数 (4月) USD
火曜日 – 2022年5月3日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
1日中 日本 – 憲法記念日 祝日
07:45 建築許可件数 (前月比) (3月) NZD
13:30 政策金利発表 (5月) AUD
13:30 RBA政策金利声明 AUD
16:55 失業率 (4月) EUR
16:55 独失業率 (4月) EUR
17:30 製造業購買部協会景気指数 (4月) GBP
18:00 失業率 (3月) EUR
19:00 ユーロ圏財務相会合 EUR
23:00 製造業新規受注 (前月比) (3月) USD
23:00 JOLT求職 (3月) USD
水曜日 – 2022年5月4日
1日中 日本 – みどりの日 祝日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
1日中 中国 – レイバーデイ 祝日
00:00 世界乳製品取引価格指数 NZD
01:30 カナダ銀行上級副総裁ロジャース・スピーチ CAD
01:45 カナダ銀行上級副総裁ロジャース・スピーチ CAD
05:30 米国石油協会 週間原油在庫 USD
06:00 RBNZ金融安定性報告書 NZD
07:45 雇用者数 (前期比) (Q1) NZD
07:45 失業率 (Q1) NZD
08:00 RBNZ記者会見 NZD
10:30 住宅ローン (前月比) AUD
10:30 小売売上高 (前月比) (3月) AUD
10:30 小売売上高 (前月比) (3月) AUD
15:00 貿易収支 (3月) EUR
16:00 スペイン失業変化 EUR
16:00 ECB非金融政策会議 EUR
16:15 サービス業PMI (4月) EUR
16:45 イタリアサービス業購買管理者指数 (4月) EUR
16:50 サービス業購買担当者景気指数 (4月) EUR
16:55 サービス業購買部協会景気指数 (4月) EUR
17:00 マーケット総合PMI (4月) EUR
17:00 サービス業購買部協会景気指数 (4月) EUR
18:00 小売売上高 (前月比) (3月) EUR
未定 10年物独国債入札 EUR
21:15 ADP非農業部門雇用者数 (4月) USD
21:30 輸出 USD
21:30 輸入 USD
21:30 貿易収支 (3月) USD
21:30 貿易収支 (3月) CAD
22:45 マーケット総合PMI (4月) USD
22:45 サービス業購買部協会景気指数 (4月) USD
23:00 ISM非製造業雇用指数 (4月) USD
23:00 ISM非製造業指数 (4月) USD
23:30 原油在庫量 USD
23:30 クッシング原油在庫 USD
 
木曜日 – 2022年5月5日
1日中 日本 – 子供の日 祝日
03:00 FOMC声明 USD
03:00 政策金利発表 USD
03:30 FOMC記者会見 USD
07:45 雇用者数 (前期比) (Q1) NZD
07:45 失業率 (Q1) NZD
10:30 建築許可件数 (前月比) (3月) AUD
10:30 貿易収支 (3月) AUD
10:45 中国Caixin(財新)サービス業PMI (4月) CNY
15:00 製造業新規受注 (前月比) (3月) EUR
15:30 消費者物価指数 (前月比) (4月) CHF
16:30 IHS マークイット 建設業購買部協会景気指数 (4月) EUR
17:30 総合PMI (4月) GBP
17:30 サービス業購買部協会景気指数 (4月) GBP
未定 OPEC会議 USD
未定 10年物スペイン国債入札 EUR
20:00 イングランド銀行インフレ報告 GBP
20:00 金融政策委員会議決削減 (5月) GBP
20:00 金融政策委員会議決ハイク (5月) GBP
20:00 金融政策委員会 (5月) GBP
20:00 BOE QE合計 (5月) GBP
20:00 政策金利発表 (5月) GBP
20:00 BOE金融政策委員会議事要旨 GBP
21:30 失業保険申請件数 USD
21:30 非農業部門生産性 (前期比) (Q1) USD
21:30 単位労働コスト (前期比) (Q1) USD
22:55 カナダ銀行シェンブリ副総裁発言 CAD
金曜日 – 2022年5月6日
08:30 東京都区部コア消費者物価指数(CPI) (前年比) (4月) JPY
08:30 東京都区部のコアコア消費者物価指数(CPI)
(前月比) (4月)
JPY
10:25 RBA金融政策発表 AUD
14:45 季節調整なし失業率 (4月) CHF
14:45 季節調整済み失業率 (4月) CHF
15:00 Halifax住宅価格指数 (前月比) GBP
15:00 ハリファックス社価格指数 (前年比) GBP
15:00 鉱工業生産 (前月比) (3月) EUR
15:45 非農業部門雇用者数 (前期比) (Q1) EUR
17:30 建設業購買担当者景気指数 (4月) GBP
18:15 BOEMPCメンバーのキャサリンLマン GBP
18:30 ドイツのブバ大統領ネーゲルスピーチ EUR
20:15 BoEMPCメンバーピルスピーチ GBP
21:30 平均時給 (前月比) (4月) USD
21:30 平均時給(前年比) (前年比) (4月) USD
21:30 非農業部門雇用者数 (4月) USD
21:30 行動者率 (4月) USD
21:30 非農業部門民間雇用者数 (4月) USD
21:30 失業率 (4月) USD
21:30 雇用者数 (4月) CAD
21:30 失業率 (4月) CAD
23:00 Ivey購買部協会指数 (4月) CAD
土曜日 – 2022年5月7日
00:00 BoE 金融政策委員会テンレイロ委員発言 GBP
02:00 ベーカー・ヒューズ社のリグ・カウント USD
02:00 ベーカーヒューズ社発表の米石油採掘リグ稼働数 USD
04:30 米国商品先物取引委員会 英ポンド
投機的ネットポジション
GBP
04:30 CFTC原油の投機的なネットポジション USD
04:30 米国商品先物取引委員会 金
投機的ネットポジション
USD
04:30 米国商品先物取引委員会 Nasdaq 100
投機的ネットポジション
USD
04:30 米国商品先物取引委員会 S&P500
投機的ネットポジション
USD
04:30 米国商品先物取引委員会 豪ドル
投機的ネットポジション
AUD
04:30 米国商品先物取引委員会 円
投機的ネットポジション
JPY
04:30 米国商品先物取引委員会 ユーロ
投機的ネットポジション
EUR

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FXニュース:連休明けの今日は日米金利差拡大での円売りドル買いが再燃

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FXニュース:連休明けの今日は日米金利差拡大での円売りドル買いが再燃

FXニュース:連休明けの今日は日米金利差拡大での円売りドル買いが再燃

東西FXニュース – 2022年5月6日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

 

  • 今夜の米雇用統計発表とニューヨーク都銀総裁発言前のイベントリスク
  • 英国中央銀行BoE)が1%に利上げと10%インフレ英景気減退懸念
  • 欧州中央銀行(ECB)理事会員ビルロワドガロー仏中銀総裁も利上げ発言

 

今日2022年5月6日の東京外国為替市場の円相場の為替レートは、9時から17時までの東京外為取引時間の円の安値130円81銭前後から高値130円10銭前後の値動き幅 71銭程で、今夜17時の東京終値は130円54〜55銭で、前日比44銭の円安ドル高であった。

原因は、日本時間で昨日の朝3時に米連邦準備理事会(FRB)が、5月の米連邦公開市場委員会FOMC)で0.5%の利上げと量的引き締め(QT)を決定し、米政策金利を0.75〜1%にしたことに加えて、今日は米長期金利が今朝に一時2018年11月以来の3.10%付近に上昇し、以前からも日本銀行金利抑制の大規模緩和継続との金融政策の違いで円安要因となっていた日米金利差拡大での円売りドル買いの円安ドル高が再燃した影響が大きい。

また、今日の日本市場は連休明けで、朝10時頃の仲値決済で日本企業がまとまったドル買いをした他にも、今朝は日経平均株価も一時下がっていたため、午後に前日比プラスで引けるまでは、株安時のリスク回避で円からドルが買われたことも円安方向の動きに影響した。

しかし、今夜この後の日本時間21時半から米国の景気経済指標の雇用統計が発表予定で、米ニューヨーク都銀総裁発言も予定されているために、今日の午後からはイベントリスクが意識され、それらの結果が分かるまでは買い控えている様子見の投資家達の動きが影響し、朝に比べると午後は比較的小動きになっていた。そのため、イベント後の値動きには、再び注意が必要である。

一方、英国中央銀行イングランド銀行BoE)が日本時間の昨夜に、前回までに0.75%に利上げされていた英政策金利を今回さらに0.25%利上げし、新たな英政策金利を1%に決定した。英国ロンドン市場では特に予想以上ではなかったので大きな買いにはつながらず、むしろ、次回の利上げ継続予想を減退させるデータが同時発表され、現在7%の記録的な英インフレが、英国エネルギーショックの電気代大幅値上げの二回目が今秋にも予定されている影響で、年内10〜12月には10%を超える英インフレ景気減退懸念の2023年度マイナス成長予想を発表したことから、発表直後の昨夜には、英景気後退(リセッション)懸念から、ポンドが大きく売られて、対ドルや対円でも英ポンドが一時急落した。

しかし、今日の日本市場では、日英金利差拡大が確実なものとなり、今朝の東京市場では英ポンドは対円の円相場では買われて一時回復上昇もしていたが、今日の夕方16時頃に時差で朝の欧州英国市場が参入すると、再び英景気懸念で売られたオーダーで英ポンドが対ドルや対円でも一時急落し、その後に日英金利差で買い戻されて、一時は今朝のレベル近くまで戻るような値動きもあった。

再落時の原因は、米国が利上げ継続をすることに比べて、先行して利上げを行ってきた英国の景気後退懸念から次回の利上げがされない可能性が予想され、日本の夕方に時差で朝の英国投資系などが、ポンドからドルを大量に買ったオーダー等が影響していた。そのため、今日17時の東京終値の英ポンド対円は、160円71〜77銭で前日比13銭の円高ポンド安だった。ただし、その後は再び日英金利差で円安ポンド高に転じる時間もあった。

ユーロは、今夜17時頃の速報で、欧州中央銀行(ECB)理事会員のビルロワドガロー仏中央銀行総裁が今夜の講演で、欧インフレ対策で「年末までに金利をプラスに引き上げるのが合理的」と発言したためにユーロが買われ、直後に対ドルで一時1.0555ドル付近の今日の高値まで買い戻しが入ったほか、ユーロ円も137円73銭付近まで買われ、ユーロ対豪ドルも1.4903豪ドル、ユーロ対ポンドは0.8558ポンド付近までユーロが買われた。

また、仏中銀総裁は、「利上げはユーロ対ドルの上昇に寄与する可能性がある。ユーロの水準は輸入インフレに大きく影響する。過度なユーロ安はわれわれの物価安定目標に反する」とも発言し、17時頃からユーロが買われた原因となった。

そのため、今日のユーロは、17時の東京終値時点では、利上げ後のドルに対しては1.0520〜1.0522ドルで前日比0.13セントのドル高ユーロ安であったが、仏中銀総裁発言後の今夜19時には1.0570〜 1.0572で前日比0.37セントのドル安ユーロ高に市場反転した。ユーロ対円は、今日の日本市場時間中は136円74銭から137円65銭の間で値動きをしており、東京終値17時にも137円35〜36銭で前日比31銭の円安ユーロ高で、19時にも137円92〜94銭で前日比88銭の円安ユーロ高の幅が広まっていた。

オーストラリアドルは、豪準備銀行(RBA)の四半期金融政策報告で「さらなる利上げがインフレ抑制のために必要」なことや、「金利の正常化開始が適切」と発表はされたが、先日に利上げを実施した時と比べると今日は特に追加の利上げなどされたわけでもなく、今日の米長期金利上昇を受けて対ドルで売られた影響で、今日17時の東京終値では、92円32〜36銭で前日比24銭の円高豪ドル安であった。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年5月6日の日本時間(JST)19時19分(英国夏時間(GMT+1)11時19分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:19の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 130.36 〜 130.38 +0.26(円安)
ユーロ/円 137.91 〜 137.93 +0.87(円安)
ユーロ/ドル 1.0578 〜 1.0580 +0.0045(ドル安)
英ポンド/円 160.86 〜 160.92 +0.02(円安)
スイスフラン/円 132.40 〜 132.46 +0.28(円安)
豪ドル/円 92.44 〜 92.48 -0.12(円高

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FXニュース:米連邦準備理事会(FRB)が0.5%利上げ後の世界市場の反応は

FXニュース:米連邦準備理事会(FRB)が0.5%利上げ後の世界市場の反応は|

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FXニュース:米連邦準備理事会(FRB)が0.5%利上げ後の世界市場の反応は

FXニュース:米連邦準備理事会(FRB)が0.5%利上げ後の世界市場の反応は

東西FXニュース – 2022年5月5日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 今夜は英国中央銀行BoE)金融政策委員会(MPC)も新金利金融政策発表予定
  • パウエルFRB議長発言ではタカ派期待値減退で一時ドル売り急落からの買い戻しが
  • イベントリスクと株安時のリスク回避で買われた通貨の持ち高調整の影響も

今日2022年5月5日は「こどもの日」のゴールデンウィーク祝日連休で、東京市場は休場中だが、国際FX外国為替市場は平日で、中国も連休明け参入で大きな値動きがあった。今日の東京外国為替市場取引時間相当の9時から17時までの円相場の為替レートは、円の安値129円76銭前後から高値128円76銭前後の値動き幅1円程で、今夜17時の東京終値時間のドル対円は129円68〜69銭で、前日比で約58銭の円安ドル高であった。今夜その後に時差で朝の欧州英国市場では、18時前に一時129円79銭付近までドルが上昇した。

原因は、日本時間の今朝未明3時頃、米国現地時間では時差で昨日付のニューヨーク市場時間中に、米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会FOMC)が、予想通りの0.5%の利上げを決定し、米国のフェデラルファンド(FF)政策金利目標を0.75〜1%に引き上げると発表した。来月から国債を中心とした米資産圧縮の金融引き締め政策(QT)も発表した。米国では、コロナ回復期の車社会に脱ロシアのガソリン高騰もあり、記録的なインフレが懸念されているが、米景気は減退させずにインフレは抑制する金融政策を目指した形である。

会合後の会見では、パウエルFRB議長が、米国の今後のより積極的で大幅な0.75%の利上げ幅加速についての質問を否定したことから、米国のタカ派の大幅利上げ加速の期待値が急減少し、今朝4時前には一時はドルが128円75銭付近まで売られて一時急落した。また、アジア時間の今朝のニュースでも流れたため、今朝10時過ぎにも128円76銭付近まで売られたが、予想範囲内で米金利は上がったため、ドルが買い戻される動きも出た。

世界市場の反応も、予想以上のタカ派の大幅利上げ加速ではないものの、かねてから日米金利差拡大予想でドルが買われていた時の予想通りの米国の0.5%の利上げ決定で、先日の日本銀行金利抑制の大規模緩和継続とは対照的な、利上げによる米国インフレ対策の金利政策の方向性が明確となり、日本と米国の金融政策の違いによる日米金利差拡大がより現実的となったために、その後の今日の日本とアジア時間では、連休明けの中国も参入してきて、ドルが買い戻される動きが優勢となり、さらに午後には欧州市場参入で安全資産のドルが買われ、今夜の英国中央銀行イングランド銀行BoE)新金利金融政策発表前でイベント前リスクの英国ロンドン市場もリスク回避でポンドからドルを買い、午後には129円台後半に戻り、円安ドル高の大きな流れが継続する形となっていた。

長期金利も一時高止まりして下がった際にはドルが売られる原因となり、再度回復傾向を見せると再度ドルが買い戻されるという動きに影響した。また、昨夜から今朝未明のニューヨーク市場では、イベントリスクがなくなるにつれて米株価が回復傾向で上がっており、株価低下時にリスク回避で買われていた余剰のドルや通貨などが売られたこともドルの一時急落に影響していた。

欧州英国市場では、今夜20時の英国中央銀行イングランド銀行BoE)の新金利金融政策発表を控えたイベントリスクで、ポンドやユーロからもドルが買われ、今夜18時前に129円79銭付近までドルが上昇した際の一因となった。現在、金融政策委員会(MPC)を開催中の英国中央銀行イングランド銀行BoE)も、前回までに0.75%に達する政策金利の利上げが続いており、もし今夜も利上げなどがされると、今後の為替相場に影響を与える可能性が高いので注目されている。

そのため、今日の東京終値17時では、イベントリスクにより20時までは英ポンドが買い控えられていたために、英国ポンドは162円66〜72銭で、前日比40銭の円高ポンド安であった。しかし、もし今後の発表で日英金利差が拡大する場合などには、値動きには注意が必要である。

欧州ユーロ圏は、今日の午後15時発表のドイツの景気経済指標の3月製造業新規受注(前月比)などが予想以下で、その後の15時45分発表のフランスの3月鉱工業生産(前月比)も予想以下であったため、昨日もお伝えした脱ロシアの欧州エネルギー危機による欧州インフレ景気懸念は継続している。そのため、今夜17時の東京終値のユーロ対ドルは、1.0595〜1.0597ドルで前日比0.25セントのドル高ユーロ安であった。しかし、日本銀行金利抑制と連休中で実需の少ない円を積極的に買う動きがなかったことから、17時にはユーロは137円41〜42で前日比27銭の円安ユーロ高であった。

先日利上げで上昇していたオーストラリアドルは、今朝未明に先述の米国のタカ派の期待値減でドルが売られた時に買われて一時は大きく上がっていたために、その後は利益確定売りや調整で下げていたが、今朝10時半頃に速報で発表された豪3月貿易収支が、資源高時の資源国のために前回の74.57億豪ドル(修正74.37億豪ドル)と予想の85.00億豪ドルを上回る93.14億豪ドルの好景気で再び買われた一方で、同時発表の3月住宅建設許可件数(前月比)は前回の43.5%(修正42.0%)と予想の-12.5%に対して-18.5%で更に減っていたので少し売られて、横ばいレンジに近い動きを見せており、今夜17時の東京外為終値時間の頃には、93円70〜74銭で、前日比では7銭の円安豪ドル高であった。

しかし、その後19時過ぎには前日比では僅差に円高にも入るレンジ付近の値動きである。

今日の午後に発表されたスイスの前月比の4月消費者物価指数(CPI)は、前回0.6%と予想の0.3%に対して結果が0.4%で、17時の東京終値時間には、132円77〜83銭でわずか1銭の円安スイスフラン高だった。その後19時頃には、前日比では円高圏内にも入ったり、レンジに近い値動きの時間帯もあった。

今夜はこの後に20時頃から発表予定の、英国中央銀行イングランド銀行BoE)の新金利金融政策発表が注目されており、今後もニュースによる為替相場の値動きには注意が必要である。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年5月5日の日本時間(JST)19時10分(英国夏時間(GMT+1)11時10分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:10の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 129.60 〜 129.62 +0.50(円安)
ユーロ/円 137.41 〜 137.44 +0.27(円安)
ユーロ/ドル 1.0602 〜 1.0603 -0.0018(ドル高)
英ポンド/円 162.92 〜 162.98 -0.14(円高
スイスフラン/円 132.62 〜 132.68 -0.14(円高
豪ドル/円 93.61 〜 93.65 -0.02(円高

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FXニュース:米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表前の今日の為替の値動き

FXニュース:明日からの米国FRBFOMCイベントを控えた今日の円相場の動向|

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FXニュース:米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表前の今日の為替の値動き

FXニュース:米連邦公開市場委員会FOMC)結果発表前の今日の為替の値動き

東西FXニュース – 2022年5月4日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 米連邦準備理事会(FRB)イベント前リスクでドルの買い控えや持ち高調整が
  • ウクライナ危機ロシア追加制裁の欧州エネルギー懸念では一時低リスク円買いも
  • 英中銀金融政策委員会(MPC)開催と豪準備銀行(RBA)の追加利上げ予想も影響

今日2022年5月4日は「みどりの日」で、日本はゴールデンウィーク祝日連休中で東京市場は休場であるが、欧英米豪などの国際F X外国為替市場は平日営業で値動きがあった。

今日の東京外国為替市場取引時間相当の9時から17時までの円相場の為替レートは、円の安値130円21銭前後から高値130円4銭前後の値動き幅17銭程で、今夜17時の東京終値時間のドル対円は130円9〜11銭で、東京外為の前営業日終値比では約3〜4銭の僅差の円高ドル安であった。今夜、その後に時差で朝の欧州市場では、18時前と19時過ぎに129円97銭付近まで円が買われる場面もあった。

ただし、大きな流れとしては、3月から15円近くも円安ドル高が進んでおり、今夜この後に米国現地時刻で今日(日本時間では時差で3時で明日未明)、米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会FOMC)が予想だけでも円安ドル高要因になっていた利上げや金融引き締めなどを正式に決定すると、金利抑制の日本銀行(日銀・BoJ)との日米金利差拡大で、再び円安ドル高が進む可能性もある。

今日は東京取引時間中にも、前日比と同じ横ばいのレンジや、僅差で円安ドル高の時間帯も多く、原因は、米国時間で今日の米連邦公開市場委員会FOMC = Federal Open Market Committee)の発表前で、結果が確定するまでは積極的な売買を控えたい欧米の投資家の慎重な動きに加えて、一時低下した米長期金利での一時的なドル売りや買い戻しと、様子見や持ち高調整などで方向感の欠いた取引があったために、横ばいに近い値動きに影響した。
また、今日は日本以外にも中国とトルコが休場のために、東京市場取引時間に休業中の日中の大企業や投資銀行があり、午後に時差で朝の欧州市場が参入してくるまでは、全体的な取引ボリュームの少なさも今日の横ばい市場時間帯を長引かせる一因となった。

また、今日はニュースで北朝鮮弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域EEZ)外に落下推定と伝えられ、リスク回避で円が130.1円台で伸び悩む時間帯もあったと報道された。

今朝の東京市場時間以前の、昨夜から今朝未明の米国ニューヨーク外国為替市場でも、現地時間では今日の米連邦公開市場委員会FOMC)の金融政策公表を控えて、様子見のレンジに近い値動きもあったが、昨日に一時は3%を超えていた米長期金利が今日は2.9%台まで下がった時にはドルが売られたり、上がった時にはドルが買われる動きも起きてはいた。

今日の午後15時から速報で順次発表があった欧州ユーロ圏の経済指標は、ドイツの3月貿易収支が、前回115億ユーロ(修正後110億ユーロ)と予想の100億ユーロを下回る97億ユーロであった。ドイツの4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI・改定値)も57.9から57.6に低下していたが、フランスは58.8から58.9に上がっており、欧州連合EU)全体では前回と予想と同じ57.7であった。一方で、欧州ユーロ圏の3月小売売上高(前月比)が、前回0.3%(修正0.4%)と予想の-0.1%に比べて-0.4%で、3月前年同月比でも前回5%(修正5.2%)と予想1.4%に対し結果が0.8%で、欧州のインフレを示す数値であり、今後の欧州中央銀行(ECB)の利上げ要因にはなる。そのため、発表時には欧州市場でユーロ売りとユーロ買いが136円台後半のレンジ内で交錯する市場となった。

また、今日の夕方、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長は、露産原油輸入禁止を提案したほか、米欧英日のロシアのウクライナ侵攻の追加経済制裁で、以前は対象外で抜け道になっていたロシア最大の銀行ズベルバンクも、国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除する計画を明らかにした。欧州エネルギー懸念があるものの、第一安全資産の米ドルが今日はイベント前リスクで買い控えられていたために、第二安全資産の低リスク通貨の円が買われた動きもあった。そのため、今夜17時の東京終値のユーロ対円の為替相場は、136円91〜93銭で前日比3円の僅差の円高ユーロ安であった。

一方、前述の理由で、同時刻にユーロに対してもイベント前リスクで一時的に買い控えられていたドルは、1.0522〜1.0524ドルで、前日比0.03セントのドル安ユーロ高であった。しかし、こちらもイベントの後に、米国の利上げが確定した場合には、大きな流れではドル高が続いていたためにドル高が続く可能性もあるために、今後もニュースによる値動きには注意が必要である。

英国ポンドも、今日から英国中央銀行にあたるイングランド銀行BoE)の英中銀金融政策委員会(MPC)が開かれ、明日の夜20時に英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨と、イングランド銀行BoE金利発表を控えているために、もうすぐイベントリスクがある。しかし、既に前回も利上げが行われており、英国の記録的なインフレで更なる利上げの期待値もあり、まだ米国のFOMC発表よりも時間的な余裕もあることから、今夜17時の東京終値では162円74 〜80銭で前日比16銭の円安ポンド高であった。

オーストラリアドルは、昨日の豪準備銀行(RBA)理事会の0.35%への政策金利の利上げで一時急上昇した後に、利益確定売りや調整などで戻して来ていたが、今日は豪大手金融機関が次回の6月7日の豪準備銀行(RBA)理事会での更なる0.40%の追加の利上げ予想を発表したために、一時は再び上がる場面もあった。そのため、今日17時の東京終値は、92円46〜50銭で前日比14銭の円安豪ドル高であった。

今夜はこの後、明日未明3時の米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会FOMC)の発表と、3時半頃からのパウエル議長発言に世界中の投資家達が注目しており、今後の為替相場に値動きに影響を与える可能性が高いので、ニュースには注意が必要である。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年5月4日の日本時間(JST)19時12分(英国夏時間(GMT+1)11時12分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:12の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 130.00 〜 130.02 -0.13(円高
ユーロ/円 136.88 〜 136.89 -0.06(円高
ユーロ/ドル 1.0526 〜 1.0528 +0.0007(ドル安)
英ポンド/円 162.60 〜 162.66 +0.02(円安)
スイスフラン/円 132.49 〜 132.55 -0.44(円高
豪ドル/円 92.59 〜 92.63 +0.27(円安)

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FXニュース:明日からの米国FRBのFOMCイベントを控えた今日の円相場の動向

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FXニュース:明日からの米国FRBのFOMCイベントを控えた今日の円相場の動向

FXニュース:明日からの米国FRBFOMCイベントを控えた今日の円相場の動向

東西FXニュース – 2022年5月2日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 利益確定売りや調整等で今朝は一時129円台の円反発から130円台に
  • 日米金利差拡大予想と米長期金利高止まりのドルの動きも影響
  • 今日は英国と香港と中国とシンガポールとトルコが5月祝日で休場

今日2022年5月2日の東京外国為替市場の円相場の為替レートは、9時から17時までの東京外為取引時間の円の安値130円47銭前後から高値129円62銭前後の値動き幅85銭程で、今夜17時の東京終値は130円9〜10銭で、東京外為の前営業日比では50銭の円高ドル安であった。ただし、日本が祝日休場であった先週金曜も開場しており、また時差で終値時間の異なる欧米市場の前日比では今日の値動きはまだ円安ドル高の圏内でもあり、大きな円安ドル高の動きの中で、急速な動きに対して一時抵抗が加わった感が大きい。

原因は、先週に一時は131円台にまで円安ドル高が急速に進んでいた為に、高値での利益確定のドル売りや安値での円買いの持ち高調整などが起きており、今朝は連休明けのゴールデンウィークの狭間の平日で日本企業の営業日なので、特に朝に円需要があり、また今日は5月1日の労働節のレイバー・デーやメーデーの振替祝日の香港と中国とシンガポールやトルコや南アフリカ市場も今日は祝日休場で、英国ロンドン市場も五月第一月曜の「アーリー・メイ・バンクホリデー(Early May Bank Holiday)」の祝日休場なので、全体的な市場の取引ボリュームが減り、開場中の日本や米国や欧州本土市場で企業などの大きな取引がされると価格変動が起きやすくなっていた。その為に、今朝は日本市場の影響が値動きに出やすく、企業始業後の朝9時半前に129円62銭付近まで円相場が一時上昇した。

ただし、その後の今日の東京外国為替市場の取引では米長期金利が上昇しドルが買われていたが、午後には2.9%台で高止まりをしてきており、日米の金利差拡大を見込んだドル買いと円売りが続く一方で再び利益確定のドル売りも午後から起きて、明日と明後日に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会FOMC)を控えており、結果が分かるまでは積極的な売買は待ちたいというイベントリスクでの投資家の慎重な見守りの姿勢も加わり、この後に日本もゴールデンウィークの続きで祝日連休の休場予定もあるために流動性の減る円を買う動きも国内では弱まっており、午後には徐々に円が朝の上げ幅を下げていく形ではあったが、再び夕方からは時差で朝の欧州本土市場で、安全資産で買われていたドルがイベント前に利益確定売りや持ち高調整をされる動きも再度出ていた。

また、今朝の日本市場の値動きの一因に、先週木曜の連休前の夕方に、日本政府の財務省が現在の円安の進行を極めて憂慮すべきものとして「日本銀行(日銀)や、他国の通貨当局と緊密に意思疎通を図り、必要な場合には適切な対応を取る」とコメントしており、今朝は円安けん制で持ち高調整の円買いが入ったという情報もあった。

先週は金曜のニューヨーク外国為替市場でも、円相場が数日ぶりに反発し、129円80~90銭の前日比95銭の円高ドル安で終値をつけており、短期間に急速な円安ドル高が進んだ反発で、持ち高調整の安値での円買いドル売りの予兆が起きていた。

また、先週末は米国株式価格が、今月から予定されている米連邦準備理事会(FRB)の保有資産圧縮の量的引き締め(QT)の前で、資産の一部である米国株も大きく売られると米株価低迷の予想もあったことから、それ以前にまとめて売却をした大手ヘッジファンドや投資系の動きで大きく下落しており、安値での低リスク通貨の円買いでリスク回避される動きでの円の抵抗も起きていた。

しかし、米国現地時刻で明後日に発表予定の明日からの米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会FOMC)による、今後の米国のインフレ対策での利上げなどの積極的な金融引き締め予想が強まっており、米長期金利も再上昇すると、日米金利差拡大予想から再びドル買いも進んでいた。今週は、米国の新たな政策金利や金融政策の発表が、世界的に注目されている。

引き続いて、その翌日の今週の5月5日には、英国中央銀行イングランド銀行(BoE)も新たな政策金利金利政策を発表の予定で、今後も為替の値動きに影響を与えるニュースや最新の速報には注意が必要である。英中銀は前回までにも政策金利を0.75%に利上げ済みで、英ポンドも先週の日銀の金利抑制の大規模緩和金融政策継続発表後に日英金利差でポンドが買われており、今日17時の東京外為終値でも、163円58〜64銭で前日比24銭の円安ポンド高だった。

一方でユーロは、今日の午後に発表された欧州ユーロ圏で最大の経済規模を持つドイツの経済指標は、3月小売売上高が前月比で前回0.3%(修正0.2%)と予想0.3%に対して-0.1%で、前年同月比でも前回7.1%(修正6.8%)と予想-0.5%に対し-5.4%の予想以下で、欧州本土でもインフレが悪化していることを示していた。その為に欧州中央銀行(ECB)の今後の動きにもインフレ対策での金融政策の正常化や利上げが見込まれる可能性もあり、このまま日銀の金利抑制が続くと低金利の円に対して高金利のドルやポンドや豪ドルだけでなく、ECBが利上げをした場合にはユーロなどの他の外貨も買われやすくなることも考えられる。

続いて今日の夕方にフランスとドイツと欧州ユーロ圏全体の4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)が最新の速報で発表され、フランスが前回と予想の55.4を上回る55.7で、ドイツも前回と予想の54.1を上回る54.6で、欧州ユーロ圏全体でも前回と予想の55.3を上回る55.5であった為に、発表のあった16時から17時頃に、それまではロシアのウクライナ侵攻の長期継続化と欧州エネルギー危機でリスク回避のユーロ売りと安全資産のドル買いや円買いで下がっていたユーロが一時的に大きく買われる時間帯もあったが、直後に利益確定売りや朝の欧州市場での安全資産のドル買いや低リスク通貨の円買いなどで元のレベル付近に下がっており、今日17時の東京終値のユーロの為替相場は、低リスク通貨の円に対しては137円1〜3銭で前日比82銭の円高ユーロ安で、安全資産のドルに対しても1.0530〜1.0532ドルで前日比0.24セントのドル高ユーロ安であった。

オーストラリアドルも日豪金利差で買われており、今日は日本が連休の合間で大きな輸入実需はなかったが、今日17時の東京終値では91円69〜73銭で、前営業日比で2銭の円安豪ドル高であった。

今日の東西FXニュース執筆終了時の2022年5月2日の日本時間(JST)19時23分(英国夏時間(GMT+1)11時23分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:23の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 129.99 〜 130.01 -0.60(円高
ユーロ/円 136.82 〜 136.83 -1.01(円高
ユーロ/ドル 1.0522 〜 1.0524 -0.0032(ドル高)
英ポンド/円 163.43 〜 163.49 +0.09(円安)
スイスフラン/円 133.58 〜 133.64 +0.18(円安)
豪ドル/円 91.95 〜 91.99 +0.28(円安)

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FXニュース:日米金利差拡大で一時131円台の円安ドル高から今日は調整等も

FXニュース:日米金利差拡大で一時131円台の円安ドル高から今日は調整等も|

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FXニュース:日米金利差拡大で一時131円台の円安ドル高から今日は調整等も

FXニュース:日米金利差拡大で一時131円台の円安ドル高から今日は調整等も

東西FXニュース – 2022年4月29日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 来週利上げ予想の米連邦準備理事会(FRB)と金利抑制の日銀の政策の違い
  • ユーロ安全資産のドルの高値売り調整と欧州経済指標でユーロ買い戻しも
  • 日銀の大規模緩和継続と毎営業日指し値オペ金利抑制で英ポンドや豪ドルも

今日2022年4月29日の東京外国為替市場は「昭和の日」の祝日休場であるが、海外FX等の世界市場は通常営業で、対ドルの円相場の為替レートは昨夜から今朝未明までのニューヨーク市場で一時131円25銭の安値をつけた後に、利益確定の高値でのドル売りや持ち高調整などで徐々に戻し、今日の9時から17時頃までの東京外為取引時間相当の円の為替相場は、安値130円95銭前後から17時直後には欧州市場で高値129円77銭前後までの値動き幅も含めると値幅1円18銭程で、今夜17時の東京終値には130円 2〜4銭前後で、大幅な円安ドル高であった前日と比べると今日は利益確定のドル売りや調整による反発で東京終値前日比では84銭の円高ドル安方向の一時反発となっていた。

しかし、その後の今夜18時に時差で朝10時の英国ロンドン市場では、時差で1時間先の欧州本土市場の朝の高値での利益確定ドル売りサージで一時129円台にまで下がったドルの安値での買い戻しが始まり、再び130円台の円安ドル高方向への動きも出てきていた。

原因は、昨日の日銀の大規模緩和金融政策継続と日本の長期債金利抑制の毎営業日指し値オペ発表で日米金利差の円安要因が強まり、昨日の東京外為時間に130円台の円安ドル高に達した後も、日銀の金利抑制姿勢継続は国際ニュースでロンドンやニューヨーク市場などにも伝わったため、日本時間で昨夜の欧州市場と昨夜から今朝未明までのニューヨーク市場でも、前回の利上げに続き来週の米国連邦公開市場委員会FOMC)で積極的な金融引き締めの期待と利上げが予想されている米連邦準備理事会(FRB)と、日本の円安要因の金利抑制の大規模緩和金融政策と公開市場操作指し値オペを続ける日銀との金融政策の方向性の違いで、日米金利差拡大予想によるドル買い円売りが優勢で、今朝未明までのニューヨーク市場で一時は131円25銭の20年ぶりの131円台の円安ドル高に達し、記録的な高値でのドルの利益確定売りや調整が今日は活発であった。しかし、大きな流れでは円安要因が大きく、調整後には再び円安ドル高が進む可能性も含んでいる。

今朝未明のニューヨーク市場での終値は130円75~85銭で、前日比2円35銭円安ドル高で、その後の今日の東京市場時間は日本が祝日休場で日本の大企業などのまとまった仲値決済が行われなかった為に円需要の流動性が少ないので海外投資系の価格変動の影響を受けやすく、今日平日営業で日本と時間帯の近いアジアやオセアニアなどの海外市場から午前中の高値圏でのドルの利益確定売りや調整などが入り、午後に時差で朝の欧州市場が参入してきて同様に利益確定売りや調整を始めるまでは、トレンドの方向性が乏しい時間帯もあった。しかし、大きな流れとしては日銀が円安要因の金利抑制姿勢を続けることから円安ドル高が進んでおり、海外では利益確定や調整の一時反発と見做している専門家が多い。

今日は利益確定ドル売りや、連休明けの円需要を見込んでの安値でのリスクオン円買い投資や持ち高調整などもあり、今日の円相場は今朝の未明のニューヨークの131円台から、東京時間に130円台後半から130円台前半へと徐々に戻していた。

ただし、先述した来週のFRBFOMCでは、米国のインフレ対策で前回も利上げのあった米利上げ率の加速が予想されており、また来月より量的引き締め(QT)を開始すると予測されている。日銀が金利抑制姿勢の大規模金融緩和政策継続を決めたことで、日米金利差拡大予想が強まり、再び円安ドル高が進む可能性も指摘されている。

昨夜に発表された米国の重要経済指標の1〜3月期の四半期実質国内総生産GDP、速報値) は前回が6.9%で予想1.1%に対して結果-1.4%の予想以下で、米景気不安でドルが売られる場面もあったが、ほぼ同時発表の同時期のGDP個人消費・速報値 (前期比年率)も前回2.5%と予想3.5%に対して2.7%で米国の記録的なインフレの影響が伺え、来週に開催されるFOMCでのインフレ抑制の為の金融政策に期待が強まり、その後に米長期金利も上昇したために再びドルが買われて、131円25銭付近の高値を更新した経緯がある。

ウクライナ危機の長期深刻化により、先日ロシア国営ガスプロムポーランドなどの欧州の一部への天然ガス供給を停止した欧州エネルギー問題で、昨日はリスク回避でユーロが売られて安全資産のドルが買われていたが、今日はドルが記録的な高値になった為に利益確定目的でドルを売る反発の動きがあり、今日17時頃のユーロ対ドルは1.0560〜1.0564ドルで前日比0.62セントのユーロ高ドル安であった。

ユーロ対円も、ユーロ対ドルの上昇の波及で一時は137円64銭付近まで上昇したが、ドル対円が今日の利益確定ドル売りと調整下げた影響で、137円台前半に戻す時間もあり、今日17時の東京終値には137円39〜41銭で前日比2銭の円高ユーロ安であった。

しかし、その後、今夜18時頃に発表された欧州の景気経済指数では、ドイツや欧州の1〜3月期国内総生産GDP)の速報値に市場予想よりも良い結果が多かったため、欧州市場を中心にドルや外貨に対するユーロの買い戻しが起きた影響で、今夜19時頃には137円79〜81銭で前日比0.38円の円安ユーロ高に市場反転した。ウクライナ危機の原油高による貿易リスク増加で、低リスク通貨として買われていた円が売られたことも影響した。

日銀の金利抑制姿勢で日英金利差も拡大しており、今日は再び円に対して英国ポンドが買われており、今日17時の東京終値付近には、163円33〜39銭で前日比28銭の円安ポンド高であった。ただし、日本時間の17時過ぎに時差で朝の英国では、ロシア産エネルギー依存率は少ないが、冷戦以来の規模と言われる8000人の英軍兵士をウクライナに近い東欧に送り、対露演習を開始することが朝のトップニュースになり、18時頃まで英ポンドが一時的に売られる反発の時間帯もあったが、その後は18時から19時に欧州景気関係もあって大きく買われて上昇し、円安ポンド高のトレンドを持続していた。

オーストラリアの豪ドルも、今日は1〜3月期の消費者物価指数などが上昇しており、来週5月3日の豪準備銀行理事会(RBA)でも利上げ予想が強まっていることで海外の投資家達に買われており、今夜17時の東京終値の円相場では93円8〜12銭で前日比18銭の円安豪ドル高であった。

今夜はこの後にも日本時間で21時半頃から、米国の景気経済指数の3月の個人消費支出(PCEデフレーター)などが発表される予定で、結果によっては今後の為替の値動きに影響を与えるので、ニュースには注意が必要である。

今日の東西F Xニュース執筆終了時の2022年4月29日の日本時間(JST)19時25分(英国夏時間(GMT+1)11時25分)付近の、クロス円を中心とした東京外為前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 19:25の為替レート 東京外国為替市場前日比
ドル/円 130.27 〜 130.29 -0.59(円高
ユーロ/円 137.69 〜 137.71 +0.28(円安)
ユーロ/ドル 1.0567 〜 1.0569 +0.0069(ドル安)
英ポンド/円 163.61 〜 163.67 +0.56(円安)
スイスフラン/円 134.26 〜 134.32 -0.36(円高
豪ドル/円 93.29 〜 93.33 +0.39(円安)

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