(tozaifx_com)東西FXの公式ブログ

海外FX会社(ブローカー)の無料口座開設サポートと言えば、東西FXの公式サイト。使いやすい無料の口座開設サポートサービス、キャッシュバックキャンペーン実施中、詳細情報、新着情報・FXニューズ、FXを学ぶ、無料FXツールを展開で、FXがはじめての方でも安心です。

FX週間レポート (2月第3週)|米ドルの中期的な見通しは弱くなり、テレサ・メイ首相の再交渉が失敗しているのでさらに英ポンド安く

f:id:tozaifx_com:20190218220304p:plain

みなさま、こんにちは!

東西FXリサーチチームでございます。

今週の為替相場の見通し:

FRBが成長の鈍化やインフレ率の上昇を懸念するかといったジレンマに陥る可能性があることから米国のデータが混在しているため、米ドルはリスクオンムードの打撃を受けず、一般的な経済低迷よりは良好だった。当社は米ドルがさらに弱くなるといった中期的な見通しは変わらないが、米ドルは回復のために国外での成長が必要となり下降方向にレンジ取引から抜け出すだろう。

ユーロ圏の成長は全般的に鈍化しており、テクニカル分析では1.1240 / 1.1405のユーロ/米ドルのレンジ取引が好まれている。今週のPMIは、ユーロ圏の成長率が19年第1四半期に低迷するかどうかを判断する上で極めて重要であり、輸入車の関税リスクはすぐに回復する可能性があるだろう。

政府の動き(メイ首相の最交渉計画を支持)が不成功に終わる可能性 が実際のものとなり、英ボンドはさらに弱くなった。敗北は実質的に何も変わらない。当社はリスボン条約は第50条の延長が最も可能性の高い結果であるとの見方は変わらないが、2回目の国民投票にかけるのではなく、メイ首相が最終的にブレクジット取引を批准する可能性が高まった様子である。テクニカル分析では、0.8620を目標とした0.8890までのリバウンドでユーロ/英ポンド売ることを好む。

中国の外貨準備の安定性は、経常収支からの流入が民間資本の流出をほぼ相殺していることを裏付けている。仮に米国と中国が3月1日の関税高騰を延期することに合意した場合、オフショア人民元は安定的に推移する思われる。テクニカル分析では、6.7400、さらには6.6800を目標として、米ドル/オフショア人民元 の6.8200までの上昇を好む。

毎週のマクロ経済のアップデート

火曜日 (2019年2月19日)
• 英国の失業率 – 一部のデータ発表は軟化したが、雇用市場は依然として非常に厳しい。40年ぶりの最低失業率。

水曜日 (2019年2月20日)
• 連邦準備制度議事録 – 1月下旬に起こった突然の政策変動に対する不一致の程度を明らかにする必要がある。3月20日に行われるFOMCの会合は、成長とドットプロットのために定量的な数値を発表する必要性が出てきた時には困難となるだろう。

木曜日 (2019年2月21日)
• G3諸国フラッシュPMI – 市場の焦点は、G3成長諸国の減速の程度にある。 しかしながら今の所まだ特に問題には見えない。 もし政策を引き締めているならば、ゆっくりしたペースの成長を望むだろう。

金曜日 (2019年2月22日)
• 日本のCPI (消費者物価指数) – 1月の東京の価格はより高まった –全国的に消費者物価指数が上昇するかもしれない。 日銀の2%目標へはまだまだ道のりは長い。

経済見通し:

市場の懸念にもかかわらず、サイクルが最も進んでいる米国でさえも、2019年に景気後退を引き起こす条件があるとは考えられない。インフレ率がコントロールされている限り中央銀行は穏やかな減速を管理する余裕がある。

外国為替:

米国の成長ブームが冷え世界の他の地域で緩やかな拡大ペースで収束するにつれて、2019年は米ドルが弱まり、再び市場に戻るだろう。

株式:

アジア株における過度なポジションがさらに増え、日本株ニュートラルからオーバーウェイトに格上げしたことでリスクが高まる。収益の成長軌道と金利上昇のペースとのバランスが、引き続き株式の主要な原動力となるだろう。

コモディティ:

米国経済と世界的な成長見通しに対する懸念が高まっているにもかかわらず、次の強い金相場となる条件はまだ揃っていない。OPECが供給抑制で驚くほどの成功を収めていることから、原油価格はさらに緩やかに上昇する可能性がある。

全て読むにはこちらをクリック!

https://www.tozaifx.com/weekly-report-20190218

https://www.tozaifx.com/